からだに充満するThunder~増田貴久ソロ曲「Thunder」の考察~
わたしのブログにはシゲに関する記事が多い。
実は増田さんの記事も何個か下書きにはいっているんだけど、どうもしっくりこなくてお蔵入りしている。自分の意のままに書けないというのが大きな理由になっている気がする。わたしは増田さんに対して、理性的でいられないらしい!!!
先日発売された「EPCOTIA」。
最後に収録されていたのが、増田さんのソロ曲「Thunder」でした!
※写真はイメージです
既出の記事の通り、初めて聴いたときは何も考えられなかった。
比喩でもなんでもなく、頭が真っ白になって、ブルっとからだが震えた。
僕の『Thunder』は今回もRyohei(Yamamoto)さんにアイデアをたくさん投げて作っていただきました。(月刊Songs VOL.184/p.147より)
こう話す彼だけど、その内容について触れることは今のところない。「激しい曲」「ゴリゴリのラップ」、そういった曲調のエピソードが雑誌で語られているのみ!
歌詞カードを見ながら何度も聴いているうちに、この曲のことを自分なりに解釈できてきたので、今回はわたしなりに「Thunder」の考察をします。いつも言っているけど、自分が正解だとは思ってないし、この曲に対してはかなりいろいろな解釈ができると思うので、自由に感じてくださ~い!
1.はじめに
「この曲の題材は本人ではないか」という推測がまず立ちます。まぁ~、まったくもって違うという可能性もあるけど、今回はそういう前提で話を進める。解釈ってのは、だいたいご都合主義だ!!!
そして、どう考えてもとてつもなく激しい感情がここには存在する。
■thunder…怒り、非難、威嚇
こういった意味があるので、おそらくそういった感情。最初はなにに憤りを感じているのかよくわからなかったけど、よくよく考えてみるとちょ~っとずつ紐解けるようになった。
2.歌詞を紐解いていこう
※()内はわたしなりの和訳。ちなみに言えば英語は高校の頃すきだったけど、それ以降は特に勉強をしてないので、素人解釈です!なんとなくで流し読みしてください!
Don't cover your ears…
(耳を塞ぐな)
この一節から始まるのは、今考えれば予兆だった。
「耳を塞ぐな」ということは、「少なからず耳を塞ぎたくなるような話をします」ということでしょ?
I’m not afraid, oh no…
(怖くない)何があっても 逃げ出さず 目を逸らさずに向かった
I’m wide awake, yoo-hoo…(大勢の前に立つアイドルになった)
望みは 指くわえ焦がれず 手を伸ばしてきた
さっそくかなりの意訳になっておりま~す!!!
■wide…広く、全体に
■awake…目覚めている、覚醒している
というところから、「大勢の前で覚醒する」存在=アイドル。
ここは今までどういった姿勢でアイドルとして生きてきたかを提示している。
“Live in someone’s dream pretending to be someone real?”
(「まっすー」として、ファンの夢の中で生きてるの?)
No! My life is MY LIFE!!!(ちがう!俺の人生は俺の人生!)
見くびるな 自分で支配するんだ yeah
ここを訳したときに、「これはアイドルにまつわる曲だ」と思ったんだよね!
「実在する誰かのフリをして、誰かの夢の中で生きてるの?」って直訳したけど、「実在する誰か」って誰だろう。う~ん。これは増田さんが作り上げてきた「まっすー」というアイドルのことじゃないのかな~。そう考えると次の「No! My life is MY LIFE!!!」までの意味が理解できる。
アイドル前提で人生があるのではなく、人生前提でアイドルとして存在しているということ。
“Hurting under smiles and loosing identity?”
(笑顔の影で傷ついて、自分らしさをなくすの?)
No… 哀れむな いちいち フラついてられないんだ oh…ah…yeah
テレビや雑誌ではニコニコしてる増田さんだけど、ファンになってからはニコニコしてない一面も少しずつ知ることになった。どっちも増田さんなんだと思うけど、「まっすー」でいるためには笑顔が必須な気がする。それはもう半分の増田さんが隠れてしまうということ。だけどもう半分が見えたらパブリックイメージの「まっすー」じゃなくなってしまうかもしれない。だから笑う。
そしてここで気が付くのは””内は増田さんの声じゃない。コーラス部隊が歌うこのフレーズは、おそらく増田さん以外の人の声。わたしたちファンを含む世間の声だと思う。
ここで言いたいのは、「アイドルとして生きてるんじゃない。俺の人生は俺の人生だし、だれにも支配されてない。だから”アイドルだから歩めなかった人生もあるよね”なんて同情するようなことは言わないでほしい」ということですかね~。
どしゃ降りの雨に
吹き荒れる風に 身をすくめて
oh…声を押し殺して
I cry too…(俺も泣くんだよ)
ここで軸となる一説を投じると、この曲において、
雷=増田さん
雲=世間やファン
雨=世間やファンの声
のことを示している気がする。
雲がないと雷は発生しない。雨も雲から発生する。
人前に出る仕事ゆえ、どうしても善意だけじゃなく悪意の声が耳に入る。気にしてないふりはもちろんするけど、本当は傷つかない人なんていない。
「I cry」のあとの「too」には「あなたたちと同じように」という意味が込められている気がする。
Am I still your star?
(まだスターでいられてる?)
Still your charisma?(まだ特別な存在?)
Am I still your hope?
(まだ希望でいられてる?)Still your hero?
(まだヒーローでいられてる?)
ここでわたしたちに問いかけます。
カリスマは世間で使われてる意味のまんま。人を心酔させる資質・能力。また、その持ち主のこと。
いつの間にか消える
I’m your Thunder…(俺は雷だ)
雷ってずっとは続かないよね。いつの間にか消えてる。
これはアイドルという存在の比喩だと考えるのがシンプルかな。
雷が瞬時性のある現象であるように、アイドルもまた刹那的な存在。
純粋にアイドルとして輝けるのはいつまでなんだろう。
ファンがときめいてくれるのはいつまでなんだろう。
キラキラしなくなってしまうときがくるということをわかっている人。その人の1番の武器がアイドルだというのは皮肉な話だけど。同情なんてしてほしくないだろうし、同情してるわけじゃないけど、その事実に胸がギュッとする。
吹き荒れる風に
聞こえるか?聞こえるか?
yeah…on and on and on…
I cry, I cry, I cry, I cry…(泣き叫んで)
I try, I try, I try, I try…(挑んで)
世の中にあふれる声に泣いて、だけど挑む。
この主張はみんなに届いてるのかな。
Still your star? Charisma?
(まだスター?特別?)
Still your hope? Hero?…yeah(まだ希望?ヒーロー?)
もう一度彼は問いかけます。
So don’t cover your ears? 塞がないで耳
(だから耳をふさいじゃだめだよ?)
「So」ってことは、これまで語ってきた内容を踏まえての「don’t cover your ears」。いつの間にか消えてしまうから、目を離さないで。
変わる雲行きに たじろがずに“say what? say what?”
(なんだって?なんだって?)
ここの「say what?」は音として鳴っていない…?歌詞カードにはあるけど、聴こえないパートです。いやめっちゃ高音質でよ~く聴いたら聴こえるのかもしれないけど!?わたしには聴こえなかった!!!なんで音にしなかったんだろう?不思議ですよね。歌詞にはなってるのに、歌にはのってない。
なんでいれたのーーー!!!あ゛ーーー!!!
そこで1つ考えたのは「言いたいけど言えない」という理由。ここでいう雲行きが変わるということは……、なんだと思いますか。わたしは「ファンの気持ちが揺らぐこと、もしくは自分に対する感情に変化があったこと」だと思う。そういう声に対して、本当は「なんだって?」って言いたいけど、言えない。
そして解釈を行う上で重要なのが、これまで””内は他の人の声だったけど、ここのセクションでは増田さんが主語になっているということ。
いつか風向き変わり I’ll be nobody
(何者でもなくなる)
モノトーンに染まる 昔話に ah…“no…no…Let me fade away…”(消えさせてくれ)
その時まで If you feel me now
(今俺のことが好きなら)
「モノトーンに染まる昔話」というのは、その前の「いつか風向きが変わって何者でもなくなる」とき=≪アイドルではなくなった時点≫から見た「アイドルだったとき」の話のことを指すんかね。
そのあとの「Let me fade away」がうまく訳せなかったので誰か教えてほしいんだ~~~!!!(突然の他力本願)勧誘のletではなく、使役動詞のletだとは思うんだけど。使役動詞letは「させる」よりも、元からある「~したい」という意志を肯定する、許可するというニュアンスに近い。「消えたい」という意志を尊重してほしいということなのかな~。アイドルじゃなくなることを選択したら、昔話なんてやめてただの人間に戻ることを許してほしいってうことなのかな~。
さらにそのあとのfeelもいろいろ意味があるから悩ましい……。広義として「心を動かされた」という意味でとらえれば、
■feel me=好き
ってところかな。ここも音源では聴こえないパートです。言いたいけど言えない。
最後の「その時」も≪アイドルではなくなった時点≫。「その時まで」(アイドルとしての姿を)見ててねっていうこと。
この歪んだ声が 聞こえるなら
同じ血が通う者 同士なら
「歪んだ声」っていうのはさっきの「So don’t cover your ears?」からのセクションでの主張にかかっているんだと思う。歪んでるなんてわたしは思っていないけど、でも増田さんの中では許せないんだろうな。感情がせめぎあっているのを感じる。「同じ人間ならわかってくれる?」ってことかな~~~。
増田さんのことを特別に思うあまり、つい神格化してしまうことはわたしにもある。だけどそんなこっちの心を見透かしてるみたいなこと言うんだよね~。
ここでわかるのは、増田さんはゼウスや雷神ではなく、神の元に創られた人間なのだということ。
“Live in someone’s dream pretending to be someone real?”
(「まっすー」として、ファンの夢の中で生きてるの?)
ダサい大人に なりたくなくて
周りにも 流されたくなくて
吐き出したい言葉 飲み込んで
たまには トボけたピエロも演じて yeah…
ここはそのままの意味で受け取っていい?
といってもそのまま受け取るにはあまりに直接的すぎる!!!
本当は言いたかったことも、アイドルでいる間は言えないこともある。だから「キャラがない」って言われたときも笑ってごまかすしかなかったし、自虐もした。
それでも「スーパーアイドルである」という自分の武器を曲げることをしなかった増田さんが、わたしはすきだよ。「アイドルもなにか武器がないと」と言われる時代に、アイドルであること、服がすきであることをずっと芯として持ち続けている。人に流されることなくここまでやってきた意志の強さと、その苦悩が見て取れる。
“Hurting under smiles and loosing identity?”
(笑顔の影で傷ついて、自分らしさをなくすの?)
I’m like you, like you, like you, like you…(俺はみんなと同じだよ)
皆と同じに Smile and break like you(みんなみたいに笑うし、傷つく)
そう今だけさ If you feel me now(今俺のことをわかってると感じるなら)
雷は 耳 塞がず Hear me now!!! oh…yeah…oh…ah…(聞け!)
これが一番の主張なんだろうか~~~。繰り返される、「あなたと同じ」。続く部分がちょっとわからないな!!!
■feel me…(わたしのことを)感じる、(わたしに)気づく
「見えてる増田さんだけを見て本物だと思ってるなら、それはアイドルである今の増田さんのことだけだよ」ってこと?この曲に関しては雷を聞け=俺を見てだと思ってるから、「その存在は永遠じゃないから、よく見ておいて」ってこと?
よこなぐる雨に
吹き返しの風に 立ち向かって
oh…声を出し尽くして
I try too…(俺も挑む)
雨は横からも吹き付ける。
Am I still your dream?
(まだ夢でいられてる?)
Still your glory?(まだ誇りに思ってくれてる?)
Am I still your faith?
(まだ信じてくれてる?)Still your fantasy?
(まだファンタジーでいられてる?)
ここまで来て思ったのは、増田さんが自分に課してるものの重さについて。
スター、カリスマ、希望、ヒーロー、夢、誇り、信仰、ファンタジー。これを詰め込んだのが増田貴久というアイドルだと言ってるんですよ!その姿でいることがどれだけ大変なことかっていうのは計り知れない。あまりに重すぎて、想像以上に彼の中のアイドル像は気高くて、ちょっと心配にすらなった。余計なお世話でしょうけど!
だけどね、こっちに問いかけてるくらいだから、そういう存在でいられてるかっていうのは不確かなんだよね。これはアイドルが絶対的な存在ではなく、ファンという存在によって定義づけられるという性質を持っているからじゃないかな。誰かが「俺はみんなの王子様だよ」と言ってもファンがそう思ってなかったらその人は王子様じゃない。
みんなの声が聞こえて初めて増田さんはスター、カリスマ、希望、英雄、夢、誇り、信仰、ファンタジーの要素を含んでいるいうことが立証されるわけですね~。
遠くで鳴り響く
I’m your Thunder…
遠く。さらっと言ってるけど、遠いみたいだ、雷は。
聞こえるか?聞こえるか?
I feel and bleed like you…(あなたのように感じるし、血を流す)
I smile and cry like you…(あなたのように笑うし、泣く)
I’m just a man like you…(あなたのような人間なんだよ)
グッサグサくる~~~。繰り返すんです、何度も何度も。たとえを変えながら「神様なんかじゃない、人間なんだ」って。
Still your dream? Glory?
(まだ夢?誇り?)
Still your faith? Fantasy?…yeah(信じてくれてる?ファンタジー?)
こちらも2度目のフレーズ。確かめるように問いかける。
聞こえるか?聞こえるか?
バイアス越しに 何が見えるの?
バイアスとは偏りのこと。偏った意見を「バイアスがかかった意見」と言ったりする。
たしかに増田さんに対しての思いにはバイアスがかかってるよなぁ~、きっと。どれだけ公平に見てるつもりでも、わたし以外の人から見たらそうじゃないかもしれないというのは否定はできない!「そういう人からどう見えてるの?」って聞かれてるのかな~~~。初めは怒ってるのかなと思ったけど、これは純粋な疑問な気がする。そしてこれ以降の歌詞にも同じことが言えます。
その情報 誰が流してるの?
これはすごい具体性のある話になっちゃうんだけど、「〇〇が△△にいたらしい」とか「こう言ってた」とかの芸能人にまつわるウソかホントかわからない情報のことかなぁ。
破れる傘で 何を凌ぐの?
ここにきて難しい例え!!!これまで雷を増田さん、雨や風を世間の声だと仮定して進めてきたので、凌いでるのは誰なんだろうって話になる 。う~~~ん、まぁでもここの主語は増田さんと考えておく。そうすると、「強くない自分の盾で、どうやって守ったらいいの?」って感じに聞こえる。「周りの声を気にせざるを得ない」の反語。
「破れた」ではなく、「破れる」というところにも少し注目したいんだけど。もともと破れてたんじゃなくて、芸能界に入ってから破れてしまった傘だと思うんだよね。
当たり前のように 雨は上がるの?
ラストがラストで衝撃なんですよ……!雨が上がるという状況が何を示すのかっていう話になる。雨が上がるということは、自分に対しての声がなくなるということ。愛の反対は無関心というけど、要するに愛の反対の状況ですよね。だとしたら切なすぎませんか! でもわたしは「雨は上がらないよ」なんて軽々しく言えないし、言ったとしてももしかしたら上がってしまうかもしれない。人の気持ちなんて天気くらい不安定なものだから、100%なんてない。そういう問いを最後に置いていく彼が心底ずるいと思った。なんて言ってほしいんだろうね。「上がらないよ」なんて言っても納得しないだろうし、「上がるよ」って言ったら知らないところで傷つくんだろうから。
3.結論
歌詞の意味は自分の中で咀嚼することができた。じゃあ、この歌が意図するところはなんなのか。
非常に難しい。なぜかというと、彼の中でも揺れているように見えるから。
葛藤の歌だとは思う。
だって、「あなたと同じ人間だ」と主張しながら、「ファンタジーでいられてる?」と問いかけてくるんだもん。完璧なアイドルでいたい増田さんと、自由に生きたい増田さん。NEWSは今年15周年を迎えて、増田さんがジャニーズ事務所に入所してからは20周年目。自身もメンバーも30代に差し掛かった。小山さんとシゲはドル誌を卒業する。
今は彼の中の過渡期なのかもしれない。だからこの曲にもまだ答えがない。
「闘っている現状を見て、どう思う?」と言っている気がする。
それがわたしの答えということで、まとめさせていただきます!!!精神削りながらたどり着きました!!!
4.おわりに
個人的な想いを最後にちょっとだけ。常々言ってるけど、わたしは増田さんが増田さんのすきなようにして輝いている姿がすきで、憧れている。それが今は「アイドルでいること」だからアイドルの増田さんがすきだし、ファッションの仕事をとってくるのもうれしい。だからそれが別の形になったとしてもすきなはずだよ。きっと最初で最後の”スター”だから!増田さんの中のエゴを歪んでるなんて思わないから、彼の中でもっといろんなことを許せたらいいなぁ~、と思います~。
「Thunder」について感じたことは、どうしてもコンサートが始まる前にまとめておきたかった。きっと演出を見てまた思うところがあるだろうし、冷静になれない気がしたから。わたしが耳で聴いて、目で見た印象で、今回は考察をしました!ただ、初めにも言いましたがこの解釈が全てではないし、増田さんさんが残した余白を塗ったわけではなく、想像しただけ。なので、「あ〜、こういう見方もあるんだなぁ〜」くらいの気持ちでいていただければ幸いです!
正直、最初は増田さんはこんな風に深読みされたくないかもしれないと思ったりもした。踏み込まないほうがいいのかもしれないと思った。だけど、こんな曲を作っておいてそれはないよ。
あなたが投げたんでしょう。受け取ることくらい許してほしい、すきなんだから!
初めてEPCOTIAライナーに搭乗した日
宇宙旅行からお帰りのみなさま、こんばんは。
※本記事はNEWSニューアルバム「EPCOTIA」を聴いた1回目の感想をつらつらと書き残すという内容になっております。まだ聴いていない方、ネタバレを見たくない方は閉じるボタンを押していただくよう、お願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、ハイ!!!!!
EPDOTIAライナーに搭乗し、すっかりアテンダント気分のろくです。浮かれてるゥ!
さて、本日3/21、NEWSニューアルバム「EPCOTIA」の発売日でございます!!!
おめでとうございま~~~~~す!!!
全曲聴きました、昨晩。非常におもしろいアルバム。宇宙というテーマにとらわれない、色の違う曲がまたそろってる〜!
前回のアルバムが出た頃はTwitterもやってなかったので、いろいろな方の感想を聞けるのがすでにたのしい!すきな曲1つとってもバラバラだもんね!いいね!
後から見返すのもおもしろいかなぁと思って、初対面の感想を残しておこう!ということで、
1回目に聴いた感想だけ雑多に書き殴っておいた。
(既出の曲はアルバムの中で改めて聴いた感想)
1.EPCOTIA SAFETY GUIDE -INTER-
・機内アナウンスが流れ、まるで本当に宇宙へ向かうEPCOTIAライナーに搭乗した気分。
・さぁ、宇宙旅行の始まりだ!
2.EPCOTIA
・増田さん始まり。そういえばNEVERLANDもそうでした!
・ファンファーレのような間奏、旅の始まりを予感するような壮大なメロディーでワクワク感を煽られる。
・所々に散りばめられてる"宇宙っぽい音"
・初めて聴いたときからひっかかっていたけど、Bメロの半音下がりがすき。
・ドラマチックな終わり方で宇宙に解き放たれる感覚。
3.KINGDOM
・きっともう宇宙の中の1つの星にたどり着いてる!
・サッカーソングは疾走感がポイントだよね。てごちゃんのハイトーンが冴える、気持ち良い1曲。
・増田さんの低音
4.TWINKLE STAR
・増田さんの声の色が、前のアルバムから変わっていることに気がつく。キラキラ?というかツヤツヤ…?した輝きっていうのかなぁ。ここにきてこの人はまだ引き出しが増えるんだーーー。
・てごちゃんの声のエフェクト
・「何を見てたんだろう/霞む面影、追いかけてる」を小山さんに当てた人さすが。
・大サビの増田さん……
・イントロで気が付いたけど、バックのサウンドがいちいち好み!
5.ワープ中 - INTER -
・「EPCOTIAライナー0019」「ケプラー星」「ディープスペース10」
・なにこのめっちゃすきなサウンド感…!はーーー!?!?サウンドよ、サウンド。☆taku takahashiさんの為す技といったところだろうか……。m-floみをすでに感じる。
6.LPS
・ここでーーーーーーー!LSP。違う惑星に移った…のかな!?
・アルバムに入ったことで、これがシングルカットされてなくてもすきな曲だったんだろうなと思う!!!
・さっきまでの切ない雰囲気とは一転、ラブピーススマイルに包まれたあたたかい空気感。
・もう少しラストの方で入ってくると思ってたので、個人的に意外な曲順。
7.恋する惑星
・キャーーーッ!きた!POP!!!な曲!エレクトロな雰囲気!かわいい曲!
・「どうしてわらっててもこんなにすれちがうの?」って言うシゲ絶対かわいい(断言)
・「恋は思うようにいかない銀河遊泳」~「ねぇ一生のお願い」は増田さんだよね……!?「一生のお願い」はぶりっこしてくれる!?
・さっきまでの不穏で危ない空気から一転。
・後半にDepartureみのある部分があった気がする!
8.JUMP AROUND
・あれ、音が増えてる!!!アコギのつなぎフレーズとか、ジャキジャキした刻み音が増えたのかな?
・「何でもアリ?」(挑発)「何でもアリ」(断言)の歌い分け。しんどい。
・テゴマスオクターブハモリ
・大サビ前の間奏カッコいい。あ、入ってるねーーー、アコギの音!
・コヤシゲハモリいいね~~~、低い声の小山さん良い。この歌割には愛を感じる!
9.ドッキング - INTER -
・色のイメージは薄いピンク
・途中で気が付いた。この声は…!!!!!
・具体的に宇宙って感じのワンシーン。ロマンがある。
10.AVALON
・ドッキングの雰囲気を引き継いだまま、ピンクの風。
・優しい増田さんの声
・疾走感のあるサビが出現!あれ、バラードな感じかと思ったらそんなこともない!2フレーズ目から走り出す。
・増田さんの「ah」エロい(素直)
・「未来と過去つなぎに旅立とう」このフレーズにはどんな意味があるんだろう。
・☆taku takahashiさんをチームに入れたのは正解だ……!普段の制作陣だけこういうエレクトロポップな宇宙の雰囲気は出なかったと思う……!
11.IT'S YOU
・シゲ始まりーーー!
・このターン、ずっとイメージカラーはピンクだなぁ。
・「俺でありますように」が増田さんなのは罪。
・ん~~~、シゲ良い!
・「咲き誇って散りゆく花」から歌う増田さんうますぎる、儚い。
・シゲが上ハモなの最高!(シゲのことめっちゃ褒める)
12.異星人とのコンタクトについて - INTER -
・コヤシゲから機内アナウンス
・「異星人のことはNEWSに任せて!」ってこと!?
13.UFO
・んああああああああああああ飛び道具曲な気がするうううううううううう!!!!!
・伝説のポケモンに遭遇した感のあるイントロ
・昔の歌謡曲チック
・「もっとオレが欲しいんだろ」のシゲが男らしい。
・「そんな簡単にあげないよ」「きみの愛も見せなよ」で 背中合わせのテゴマスが見たすぎる!!!
・ほらまた声が変わったーーー!大人な声の増田さんーーー!艶があるーーー!
・「ずっときみが欲しいんだよ」が小山さんなの!1番のシゲと対になっててシンメみ!
・物腰柔らかいのに強引よな。
・さいっこうに宇宙旅行感ある!ついに出会ってしまったんだ、異星人と!!!そして異星人までも口説きだすNEWS!
・バックで流れる音楽がおもしろい、いろんな音が聞こえる〜〜〜!
14.EROTICA
・な、なるほど、異星人との出会いの後なわけですか、この曲(察し)
・やっぱりシゲマスの序盤がめちゃくちゃすきー!
・増田さんの吐息
・こういう曲と小山さんの声の相性は抜群だと思うのです。
・増田さん、英語で歌うだけでめっちゃエロい説
・シゲの上ハモ(また言ってる)
15.BLACKHOLE
・え、むり、吸い込まれた…………
・「それとも悪女?」「超カワイイ」「Trip」の歌い方
・NEWS的適材適所曲
・てごちゃんの声の広がりがアクセントになっている。効果的。
・テゴマスの対比がおもしろいな。
・おもしろい曲だな〜〜〜。これはとてもNEWSらしいし、NEWSにしかできない気がする!
・ここが起承転結で言えば「転」の最終ステージという印象。
16.星に願いを
・さっきと同じ人?ってくらい優しくて、あたたかい声の増田さん
・さっきまでの不穏で危ない空気から一転、嵐の後の穏やかな日常って感じ!吸い込まれた先に待っていたのはこの景色。曲順の効果で、こういうストーリーが見えるのがNEWSの強みだなぁ〜〜〜。1つのアルバムの中で緩急がうまく出るーーー!
・これはドラマの主題歌とか、なんかのタイアップに良さそうだなぁと思ったり。ドラマチックだけど、儚い〜〜〜〜〜。
・あれ、だけどこれは~~~夏の恋なのかしら。もう会えなくなってしまう。さっきまであんなに愛し合っていたのに!!!
・こっからだんだん「結」に向かう感じかな。
17.イノセンス
・ヒロイズム×NEWS、導き出されたのは背中を押してくれる歌
・別れた後、悲しみのまま終わらないのがNEWSらしい。二度と会えないとわかっていても、「僕のままで行く」。ここまでの流れ曲で聴くとじーーーんとくる。
18.帰り道 -INTER -
・惑星ケプラー!?から帰ってきたらしい。地球へ帰ってきてしまうようだ。あぁ、いろんなところを旅したけど、楽しかったなぁ。帰りたくないよ〜〜〜!!!
・離陸に向かって言う機内の少し寂しい雰囲気。
19.HAPPY ENDING
・映画のエンドロールのような雰囲気
・「君の中に夢がある」から、LPSの音の取り方に似てる?こういう音遊びがうまいなぁ。
・圧倒的多幸感
・ん〜、やっぱりエンドロールだ!!!これは着陸直前なのか、降り立って家に帰るシーンなのか。1回じゃわからなかった。
20.プラトニック
・歌姫、至極のバラード………?あ、手越さんですか!失礼しました!
・あ〜〜〜、なんだかんだ手越さんのソロはすきなんですよね。バラードがすきなわけじゃないんだけど。感情を揺さぶる声なんだよ〜、純粋に。これは生で聴いたら泣いちゃいそう。
・低音と高音の使い分け、1人でこれをやってのけるのがすごい。
・そしてやっぱり報われなーーーい!!!
21.銀座ラプソディ
・あ、これが噂の!!!元の曲は知らない人です。
・このくらいのキーの小山さん、良いよなぁ〜。いつもはちょっと高すぎるもん!
・わりとこやソロにも一定時期ハマる期間があるので、たぶん何回か目ビビッとくる。
・アコギのメロディと小山さんに合いすぎる(過去ソロ曲を参照)
・小山節が光る演出に期待!!!
22.氷温
・うっ、ついに………きました………
・はーーーーーー、イントロのギターリフからすきじゃんねーーーー!!!!!
・おしゃれサウンドすぎる………
・思ったよりテンポゆっくりか?もうちょい速いのを想像してた。
・「グラスのライム香りが鼻で弾けて」からちょっと逸る。
・サビ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・この曲を聞くだけで、夜がちょっとだけ良い夜になる気さえする。
・さて、ここまできて幸せな恋愛をしてる人がいないんだけどNEWS………
・最後に歌詞に入ってない「氷温」。こういうアクセント!!!こだわるよね、すき。
23.Thunder
・自担なソロがクライマックスですーーーーーー!
・初見は衝撃すぎて正直よく覚えていない。
・雷が落ちたような痛さ
・感情の洪水みたいな、こういう曲を増田さんが歌うのは意外。彼はストーリーテラーと思ってていたのでね。
・何度か聴かないとこの曲のことはわかりそうにない。ということはわかった……
以上!メモ程度なのでところどころ自分でもよくわからなくて笑った。
初見ですきだったのは、AVALON、UFO、氷温です!
これから何回も何回も聴きたいなぁ。
今回も素敵なアルバムをありがとう〜!
ツアーでの演出も、今からたのしみでなりません!!!
わたしがこんなにもシゲのソロ曲をすきな理由
こんばんは。
休日に久しぶりにボルダリングをしたので、主に肩周りが筋肉痛です。ジャケットを着るのがつらい。
Q:なぜわたしはシゲのソロ曲がすきなのか?
「おいおい、また唐突だな」とお思いだろうが、そもそものきっかけは昨日のシゲ部でニューアルバム「EPCOTIA」収録のシゲのソロ曲「氷温」の話をしてたこと、そして紹介された曲が「Tell Me Baby」(Official髭男dism)だったことです!!!
それでね、まずはその「氷温」の話。
ソロね、さすがにもう出来てるだろう、だって終わってんだから、マスタリングもな。えー、今年も(笑)今年も結構がっつり作ったなー。まぁあの、タイトル別に言ってもいいかな、もう、たぶん。「氷温」って言うんすけど、氷の温度って書いて「氷温」って言うんすけど、もうね、全然、なんていうんすか、「あやめ」がね、とっても好評だったのは自分でもね、それはもう素直にうれしく思ってるんですけど、ね。メンバーがMCでやるくらいですからね(笑)好きでいてくれんのはうれしいんですけど、まぁそういうことがあると次どうすんだみたいな。なんか期待は高まるでしょうけども。俺ん中であんま意識してもしょうがないなぁっていうところもあって、単純に自分がすきな楽曲だったりとか、NEWSじゃ歌えない歌、自分がこういう声で歌って許される歌、みたいなものもいろいろあって。NEWSのときで歌ってるのって、NEWSのみんなのトーンだったり、楽曲のトーンだったり、わかりやすくいうと低い帯域はあんまり出さずに歌ってるんですけど、そういうところにもチャレンジしてみたいなぁっていう、うん。なんかその声みたいなものとか、次の楽曲自体もすごくはっきりとカッコいい曲にしていて。ドラマティックさというよりは、やや中和音とかね。雰囲気のよろしい、おしゃ~いやつですわ。おしゃ~いやつにしようかな~と思っていたりしております。もう出来てるけどね(笑)ほんと怖いよね。出るまでの反応はいつもとても怖いですけど、まぁまぁいつもの感じよ!どうせ「シゲまた!シゲすきね~!」ってやつよ!(笑)きっとね。同じチームでやってますしね。でも今回いつになく打ち込みもやって、結構細かく何回も「ここの音こうして~ああして~」っていうラリーやって作ったんで、まぁこだわりの1曲になってますよ、いつも以上の。はい、かなりうるさく言いましたね。というわけで楽しんでもらえたらうれしいと思います!
ここで確信する。「シゲすきね~!」ってやつ……
わたし、絶対すきなやつじゃ~ん!!!
今日この話を聴いてまたたのしみになりました~~~!CD開封して1番最初に聴いちゃうかもしれないくらいたのしみ!!!イェーイ!!!
わたしは結構みんなのソロ曲にそれぞれハマる時期があるんだけど、日常的に聴くプレイリストに残るのはシゲのソロが圧倒的に多い。わりと毎日なにかしらの曲は聴いてる気がする。ちなみに暫定で1番聴いたソロ曲は、間違いなく「星の王子様」。「Dreamcatcher」は職場でも流してた。今回は「Dreamcatcher」みたいな雰囲気で、テンポは「あやめ」より若干速め、ガンガン打ち込みがある感じかなってイメージしてる!は~~~、たのしみ、たのしみ(何回も言う)
そしてこの日の音楽部で紹介された曲が先述の「Tell Me Baby」(Official髭男dism)。これ、すきな曲なんですよ、うん。イントロからもうカッコいい!アガる!前々から思っていたけど、わたしがこんなにもシゲのソロ曲がすきなのは、そもそも好みの音楽が似ているからなのかもしれない。
そう考えだしたら、今まで何を流してきたのか気になってきた。とりあえず今年のOA分はこんな感じ。
よく「何流してたっけかな~」ってなるから今年は記録できるところまで記録してやろうと!いう試みをね!!!ほぼ邦楽しか聴かないんだけど、ここまでだとRAMMELLS、昨日流してた Official髭男dismなんかがすきです。洋楽は全然聴かないから、シゲ部かMASTER HITSが輸入元!(笑)
で、いろいろ探してたら、これまで紹介されてきた曲をまとめている方の記事を見つけた。
うっわーーー!カラフル!いろいろ聴いてる!!!けど、なんとなく好みがわかる!!!
こうやって見てると、まず流行りの音楽をかけてるわけじゃないな~っていうのがよくわかる。源さんの「くだらないの中に」を流したのが2011年ですから、今みたいに売れてない頃からすきなんだね~。
この中だと、源さん、サカナクション、ハナレグミ、赤い公園、きのこ帝国、ぼくりり、tofubeats、People In The Box、あたりが普通にわたしがすきなアーティスト。
……いや、ピープル!?!?!?マジ!?!?!?
People In The Box「翻訳機」「聖者たち」MV
ピープルをラジオでかけるジャニーズなんて、この世で加藤さんくらいだよ、たぶん。その回のラジオ聴きたいわ。あ、でも「聖者たち」は東京喰種見てた人ならわかるか!エンディングでした!
と、試しに「絶対tofubeatsはすきだろ!!!」と調べてみたら、3回ほど流してたーーー!!!
— 🚀 †┏┛墓┗┓†🥟 (@p_p_666) 2018年3月11日
間違いなくすきだと思ったら、
・NO.1 feat.G.Rina / tofubeats(2013/07/28)
・おしえて検索 feat.の子(神聖かまってちゃん) / tofubeats(2013/12/01)
・別の人間 feat.中納良恵(EGO-WRAPPIN’) / tofubeats(2015/10/04)
見事にかけてた。わたしは「ディスコの神様」がすき。新曲「ふめつのこころ」も良いよーーー!!!
あとね、曲がピンポイントすぎてテンション上がった。赤い公園の「TOKYO HARBOR feat.KREVA」、だいっすきなんだよ!!!!!きのこ帝国の「クロノスタシス」もだいっすきなんだよ!!!こういうテイスト~~~!!!
なるほど、全体的にすきなアーティストがかぶってるわけじゃなくて、
A:「こういう曲がすき!」ていうツボがシゲの感覚に近いからなのかもしれない。
見切り発車で着地点みつけたぜ☆
個人的にはフレンズとか、
Awesome City Club – 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる (Music Video)
既出かなと思ったけどまだだった。2017年分はまとめてる方を見つけられなかったので断片的にしか見てないけど!また今度まとめてみます!気になるから!
ちなみにわたしがシゲ部で聴いてすきになったのは、あいみょん!
あいみょん - 愛を伝えたいだとか 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
ハ~~~、サウンドからメロディラインまでドストライク、この曲!シゲが流してたのはこれと、
あいみょん - 君はロックを聴かない 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
あとはこれか。去年の年末、カウントダウンジャパンで見たけど、カッコよかった!!!
これからもね、音楽部がたのしみ!そしてシゲのソロ曲がたのしみ!
以上、音楽部とわたしがシゲのソロ曲をすきな理由を紐解く回でした。
語られる「チュベローズで待ってる AGE22・32」~Twitter文学賞結果発表会の話~
こんばんは。家を出た瞬間にくしゃみが出ましたが、懲りずに梅を見に行って涙を流しながら写真を撮ってました。くしゃみ、涙、鼻水が止まらない夜を迎えております。
さて、昨日の14:00~Twitter文学賞結果発表会が行われました。
@tb_award YouTube上でも、2018.3.03に行われた「第8回 Twitter文学賞 結果発表」の模様をUpいたしました。 https://t.co/J7YdbPcTa7 よりご覧いただけます。#tb_award #twitter文学賞 #ツイッター文学賞
先ほど結果の確認と、「チュベローズで待ってる」へのコメントのところだけ先に見た。リアルタイムで見てなかったのと、Twitterでもまだ見ないようにしていたので、結果を見るのもかなり恐る恐るだったけど、加藤さん、1位おめでとうございます。
最後に主催者の豊崎さんは以前わたしもブログに書いたような内容にも触れた。
しかし決して加藤さんに不利なニュアンスでなかったことが、この「チュベローズで待ってる」への評価なのだと思う。少しでも加藤さんのおこがましさが素直な喜びに変わったらいいなぁ。
発表会の様子ですけど、みなさんが加藤さんの作品について話している様子だけでもわたしはうれしくて。やっぱり人の解釈を聞くのはとてもたのしい!普段本に関わる方々のことばの中にはもちろん専門的な視点もあるし、なんとなく思っていたことが言語化されてスッキリした部分もあった。もちろんアイドルという先入観はあったはずだけど、こうして評価してくださっているので、さらにうれしい。
内容が面白いし、ファンとしてうれしいことばが飛び交うので、どうしても文字で残しておきたくて、今回文字起こしをしてみた。
豊崎由美さん(書評家)、大森望さん(書評家・翻訳家)、杉江松恋さん(ライター)、佐々木敦さん(批評家)、倉本さおりさん(ライター)が当日登壇されてます。(※表記はTwitter文学賞内での表記に基づく) 以下、1位発表→杉江さんによるあらすじ説明の後、2:33:56頃からのコメントです。
杉江さん:
これまで結構一人称とかを用いて青春小説の面が割と前に出てきてて、プロットの書き方なんかはやはり「粗いな」と思うときはあったわけですね。で、今回は完全に自分の芸能人としての立ち場は離れて、ミステリーといいますか、エンターテイメントのプロットをうまく使いこなしてるっていう点では、作家としては本当に成長を遂げていると思いますし、まぁどっちかっていうとみんな最初の上巻に当たるAGE22だけを見てですね、「若者がホストクラブ、ありがちなテレビドラマになりそうなネタだよね」と思ってると思うんですけど、大森さんも週刊新潮の書評で書いてると思いますけど、どっちかっていうと下巻の方が主だし、下巻の方のいろんな展開があって、あととんでもなく変な人物がでてきたりするんですけど、ああいうネタとかの仕込みとかが面白いんじゃないかなと思うんですけど、SF的にはどうなんですか?(笑)
大森さん:
なんか、著者のインタビューで伊藤 計劃*1を参考にしたとかいうね。
豊崎さん:
読書家なんですよね、加藤さんは。
大森さん:
「伊藤 計劃リスペクトで近未来要素のガジェットを作らないといけないと思っていれた」っていう風に言ってて、まぁでもあの俺は『ゲームの王国』*2のネタと比べれば明らかにですね、チュベローズのSFネタは弱いですよね。弱いっていうか、まぁあんまり筋はよくない。でも全然ダメかっていうとギリギリは成立しているので、別にSFとか近未来とかいう必要はない、ほぼ現代小説として成立しているし、むしろゲーム会社が訴訟リスクにさらされたときの役員会の描写とかがちゃんと書けてるところが、そのへんがビジネス小説。急にビジネス小説になるんですよ。上巻AGE22ではホストクラブでどうやって成り上がるかみたいな、ホストのテクニックとか、客から金を引き出すコツみたいな話が語られるんですけど、それはそのままビジネス小説にスライドしていくし、マキャベリの『君主論』かなんかをずっと読んでるっていうか、彼にとってメンターの役割を果たすゲーム会社に勤めてた役員の年上の女性っていうのがですね、いろんな面接のコーチングとかをするんですけど、その彼女の家にあったのが『君主論』で、その『君主論』に、その彼女はどうして『君主論』を持っているのかとかね。彼女の行動っていうのが結構上巻では様々謎な、謎めいた行動とかするし、謎めいた運命をたどるんですけど、その謎が下巻の伏線に実はなってる。だから上巻だけ読んでもあんまり伏線と思わないんだけど、実はそれが全部伏線にだったってことがわかって、しかもその伏線の回収の仕方があまりにもとんでもないので、完全にバカミス*3です!(笑)バカミスっていうか、「ありえないだろう!」とか思うよね、こんなことを普通書かないというような謎解きが。
倉本さん:
ミステリー警察はどうですか?(笑)
杉江さん:
あのね、ミステリー警察的に言わしてもらうとですね、
大森さん:
普通のミステリー作家は書かないよね。
杉江さん:
うん。いや~、あれはね、書くと整合性がどうとか、
大森さん:
そうそうそう(笑)
杉江さん:
現実的にどうかなとか思うところだと思うんですけど、
大森さん:
最初の方にちらっと謎の部屋が会社の中にあるみたいな話が出てくるんですけど、そういうのが全部、「え、それがそうだったの」っていう(笑)「でも普通ありえないよね」みたいな話を平気で書いてるところがやっぱり、結構新鮮な驚きがあってですね、それをジャニーズの人が書いてるって思うと、ますますどう考えたらいいのかわからないというような、その、壮大な、なんていうか(笑)、サプライズが。
杉江さん:
でもあのネタは面白かった。
大森さん:
面白い。面白い。
杉江さん:
びっくりしましたもん。
大森さん:
予想しない。だって普通さ、杉江松恋とかもうどんなミステリー読んでも驚かないからだになってるわけですよ。それでも不意をつかれるからね。
杉江さん:
「なにこれ!」と思いましたからね。そして今までの話はなんだったんだっていう(笑)
大森さん:
そうそうそうそう(笑)そっちがすごすぎてそれまでの話が全部飛んでしまうというね。僕はでも寝物語的にホストクラブの客が就職面接の指導をするとかいうところが結構好きでしたけど。『フリッカー、あるいは映画の魔』*4 みたいな。
杉江さん:
なるほどね(笑) セオドア・ローザック*5ですか(笑)
豊崎さん:
私あの申し訳ないんですけどちょっと時間がなくて、最初のAGE22しか読めてないんですけど、大森さんと私は"文学賞滅多切り"っていう下品な仕事をしてるので(笑)、あの時々ね、芸能関係の方が書いてる小説も読まざるを得なくて読んだりする。私は想像以上に加藤さんの文章はしっかりしてるなと思いました。はっきり言って前の『ふたご』*6?世界がどうしたの『ふたご』?あの人と比べたら、本当にプロ。プロの文章だなと思いました、プロのエンターテイメントの文章だなと思いました。で、ただ、これ言っとかなきゃいけないんですけど、さっき5位の大森さんのことにも触れたので、やっぱ言わないと不公平になるから言いますが、いろいろ今回323票を投じてくださったみなさんとTwitter上でいろいろやりとりがありました。で、いろいろ誤解もありました。その中で私は全部無視して当該ツイートを消した大森さんと違って、「加藤シゲアキさんのファンで、加藤シゲアキさんを応援したくて、そして加藤シゲアキさんの小説を読んだら本当に面白いから、本当に面白いからTwitter文学賞というものがあるんだから、投じたいわ」って投じた人たちの気持ちは伝わりました。私の中ではこの1位に関してはまったくわだかまりはありません。基本的にTwitter文学賞は投票で成り立ってます。Twitterをやってる人だったら誰でも投票できます。だから、こういう、今まではどっちかっていうと純文学作品とかが強かったりとか、あったから、いろいろ思う人もいるかもしれないですけど、私は杉江さんからね、前から「加藤さんはすごく頑張ってる。加藤さんはすごく勉強なさってるし、小説もどんどん良くなってる」って聞いてましたから。で、自分もAGE22を読む限りにおいては、「Twitter文学賞1位おめでとうございます」っていう風に普通に思います。ですから、本当にみなさんも素直にね、心の底から加藤さんの今回の1位をお祝いしてほしいと思います。加藤シゲアキさん、本当におめでとうございます。
以上です。う~~~ん、やっぱりうれしい。 そしてわたしも下巻を読んだときに、「上巻はなんだったの!?」って思った。
今回を機に、本好きな人が加藤さんの作品を、加藤さんのファンが文学に興味を持てたらすごく良いなぁと思います。誰かにとって、良いきっかけになりますように!
*1:伊藤 計劃…SF作家。処女作はゼロ年代日本SFのベストに挙げられている。(Wikipediaより)
*2:『ゲームの王国』…小川哲著のSF小説。下巻にて登場人物が脳波測定を用いた最先端のゲーム開発に携わったりする。
- 作者: 小川哲
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
*3:バカミス…日本国内における推理小説の分類の1つで、「おバカなミステリー」もしくは「バカバカしいミステリー」の略語である。ただし、この「バカな」は(この言葉の定義については諸説あるが、一般的に)小説作品を侮辱するような意味合いの「馬鹿な」ではなく、「そんなバカな!!」のような感嘆、賛嘆などの意味を込めたものと解釈される。(Wikipediaより)
*4:『フリッカー、あるいは映画の魔』…セオドア・ローザック著のミステリー小説。「このミステリーがすごい!」1999年版(1998年の作品) の海外部門1位作品。
*5:セオドア・ローザック(Theodore Roszak)…アメリカ合衆国の歴史学者、カリフォルニア州立大学イーストベイ校の歴史学名誉教、小説家。(Wikipediaより)
*6:『ふたご』…某音楽グループのメンバーの初著書である青春小説。
アイドル畑で戦い続ける作家とファン〜Twitter文学賞と加藤シゲアキ〜
こんにちは。
最近気がついたんだけど、付き合いが深い人には「B型だっけ?」と言われる傾向にあります。
本を初めて読んだのはいつだろう。
幼稚園の頃の絵本が家にはたくさんあるんだけど、「ゆめみてころころじゃがいもむすめ」という本のことは特別よく覚えてる。
小学校に入ると図書館によく通った。学校の図書館、市の図書館。本に囲まれたその場所がだいすきでした。外でみんなと遊ぶのがたのしい反面、ひとりで読書をするのも知らないところへ旅をしているようでたのしかった。それは中学生、高校生、大学生、そして社会人になっても変わらない。すきが転じて図書館の司書資格も取得してしまったほど。
今でも本を読むことは生活の一部で、本屋にいくたびに新刊に手を伸ばしてしまう(そして月末に食費を削る羽目になる)。ドル誌とともに小説を抱えてレジに向かう人がいたら、わたしかもしれません!
わたしは今朝読みました、クラウド。
昨日は早くから寝てしまっていたので、TLの異変に気が付いたのも朝です。たくさんの方が「Twitter文学賞」や「クラウド」、そして「加藤シゲアキ」についての思いを連ねていた。「あれ?もしかして何か言及したのかな…」そう思いながらジャニーズwebを開くのが少し怖かった。だって今回の件を知って、シゲが傷つかないわけないから。そしてもしかしたらファンがドキッとするようなことを言っている気がして。
彼の綴った文章を読みながら、自分でもなぜかわからないけど泣いてた。泣くなんて思ってなかったんだけど!!!
「アイドルだから」起きた出来事
今回の件についていろいろな意見があることはTwitterだけでもよくわかりました。だけど「この人の意見は間違ってる」 なんてことは1つもなかった。こういう正解のない問題に関して、意思のある声は全部間違ってないと思っているので、わたしの声も一個人の考えとして見ていただければ幸いです。
ことの発端はTwitter文学賞の主催者さんが「Twitter文学賞に対する組織票は控えてください」というような内容をツイートしたこと。どうやらシゲの作品に対して組織票なるものが見受けられたらしい。元々Twitter文学賞も知らなかったし、投票もしていなかったので完全に外側から眺めていました(少し思ったことはつぶやいたりしてましたが!)。それから数日、クラウドでシゲがその件に関して言及したわけです。
詳細な内容をここに書くことはできないけど、ファンが気にしている以上にシゲ本人が1番敏感になってしまう「アイドルだから」という部分に触れる出来事だった気がします。
この手の話題で1番心を痛めてるのは彼のはずなんだけど、Twitter文学賞のため、ファンのため、そして何より自分のため、自分の作品のためにすぐに言及できるシゲは強いなぁ。そう思うと同時に彼の口から「僕に対する票は全て無効にしてほしい」「不快な思いをさせたくない」だなんて言わせてしまったことが悲しくてしょうがなかった。そして悔しくて、悔しくてたまらない。
だって彼は「ピンクとグレー」を書き始めたときから理解してたはずだから。「叩かれると思っていた」というニュアンスのことは作家デビュー時のインタビューでも言っていて。”ジャニーズ”という色眼鏡で見られる覚悟を持って、こういった物議を醸すことも予測して、何度も何度も「アイドルの書いた小説が世間からどう見られるか」という意識と戦いながら、これまで書き続けてきたはずです。だから正直今回のクラウドからは若干の苛立ちのような、ままならない歯がゆさを感じてしまった。「最初からわかってるよ。だからわかってよ」って(あくまで個人の印象です)。
こういった「アイドルだから」にまつわる出来事が起こるたび、今回クラウドで言及したように、ファンにも文学にも真摯に向き合っていくんだろうね。そういうシゲがすきです。文学の領域では作家としてだけ、作品の面白さだけで輝けるように、ファンとしても間違えてはいけないなと思いました。
作品を正当に評価しないのは本好きだけじゃない
以前タイプライターズで、1作目が発売される日に「叩かれる朝が来た」と思ったという話をしていた。アイドルの書いた小説が叩かれる(=受け入れられない)と考えていたのは、シゲ自身が本を読む人だから。いわばTwitter文学賞に純粋な気持ちで投票する側です。一方で彼は、全国に”加藤シゲアキ”という本人のファンがいる作家。作品以前に本人が受け入れられている世界なので、一般に受け入れられない可能性があるとはいえ、作品が手放しに喜んでくれるファンが存在する。
だからアイドルとして作家をする苦悩としては、
「アイドルの書いた本だから」と一般の方に敬遠されること、正当に評価されないこと
だと思っていたんです。だけど今回の件を通してそれだけじゃないって気が付いた。正当に評価してくれないのは一般の方だけじゃなくて、ファンもだった。もう1つの苦悩は、
「すきなアイドルの書いた本だから」とファンに持ち上げられること、ある意味正当に評価されないこと
なんじゃないかと思いました。クラウドを読んでなんとなくそう感じました。応援してもらえてうれしい反面、複雑な気持ちも抱えているのかもしれない。ここでまた、そういう感情と対峙し続けているシゲが強いなぁと思う。
でもアイドルのファンをやっているとそうなるのは当たり前というか。そりゃあ自分のすきな人の創作物が愛しくないわけないじゃん!!!フィルターがかかって当然だよ!!!とも思います!!!
結論なにが問題だったのか
「じゃあなに、シゲがすきだからシゲの本もすきなのがダメなわけ?」みたいな話になってきます。「ピンクとグレー」から「チュベローズで待ってる」まで、大半の読者は「シゲがすきだから」というきっかけで手に取っていると思うので、問題はそこじゃない。それはシゲも含め、みんなわかってると思います。
なにが今回言われているのかって、
”「シゲの書いた作品だから」投票しよう”みたいな動き
のことですよね。
ジャニーズに限らず、ファンというものの連帯感はすごいけど、時々怖くなるときがあります。すきな対象を手放しに褒めること、「みんな買おうね」「みんな聴こうね」「こうだよね、ああだよね」みたいな。自分もいろいろなもののファンであるがゆえ、わかってしまう気持ちです。ただ1人が思っていることを100人が共感しているのを見ると怖くなってしまう。わたしは”みんな一緒”っていう概念がきらいで、「みんな一緒なわけないでしょ!ちょっと違うって思うこともあるでしょ!」と思う人なので。幸いなことにNEWSファンの中には辛い意見を言う人もいるので、そういう人の声を見てハッとさせられることがよくあります。
今回はそういうファンとしての悪い部分が文学というフィールドに踏み込んでしまったゆえ、Twitter文学賞の主催者さんやシゲが言及するにまで至ったんじゃないでしょうか。どのジャンルにも言えることだけど、すきな領域が自分と自分を取り巻く環境によって乱されていく様子に我慢がならなかったからなのかなと思います。
あ~、ここまで書いてやっと自分の感情が整理されてきました~。あと最後に1つ言うとすれば、音楽や文学といった芸術の賞は、政治家の選挙とはわけが違う。票の多さにはほぼ価値がないんです。選挙は票の多さで当落、勝ち負けが決まるので選挙活動をしなくちゃいけない。だけどこういう感情に左右される票は、票の数より1票の重さの方が大切な気がします。勝ち負けが決まるレースにおいてはきれいごとだけど、本の良さに勝ち負けを争うレースはありません。どんな賞を取っても文学界で勝ったことにはならないのです。たくさんに人に読んでもらえるのは間違いないので選ばれることは作家にとってうれしいことではあると思うんだけどね、それは純粋に「面白いから」評価された結果でないと意味はない。なのでわたしは「投票しよう」と先導する人の気持ちがわかりませんでした。
いろいろ書いてきましたが、基本的に誰も悪くないし、「作品が面白いから」という理由で票をいれたシゲファンには堂々としていてほしい!きっかけがシゲであっても、本を読んでドキドキした気持ちは嘘じゃないはず。それを否定する権利は誰にもありません!!!票を取り下げるどうのこうのってところはTwitter文学賞の主催者さんも望むところではないように見受けられます。
クラウドを読んでいろいろ感じるところがあって、センチメンタルな気持ちのままこうしてブログに書き殴ってるけど、ただただ個人の思いなので正解も不正解もない。憶測でしかない。ただこれから先、シゲが「評価されること」を素直に受け入れられるような環境になっていけばいいなぁと強く思います。言いにくいことだったと思うけど、ちゃんとことばにしてくれてありがとう!優しくて、誠実で、強い人だなぁとまた思わされました。
ファンとしても本好きとしても、まっすぐに彼の作品を愛していきたい!
はじめてのじゃにしょ〜ジャニーズショップに行った話〜
こんばんは、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
さてさて、NEWSニューシングル「LPS」が1/17に発売され、来週1/24にはツアーDVD「NEVERLAND」が発売されるというNEWS担にとってのお祭り期間の中、わたしはとある場所に出向いた。
ジャニーズショップin原宿
である。
ジャニオタ歴1年と少し、わたしはジャニショに行ったことがなかった。特に理由はない。そんなわたしがなぜこの機会に行こうと思ったのか。
ツイッターのTLががざわついていたからです!!!!!
しかもその大半が増田担。
なにやら増田さんがいつにもなく爆イケらしい。
行こうかな…、行っちゃおうかな…。
ちょうど渋谷で映画観ようと思ってたところだしな…。
よーーーし、行っちゃおう☆☆☆
※すきなモノに対しての行動力には定評があります。毎晩のお風呂もこれくらいスムーズに入りたい。入れない。
電車に揺られ、駅を降り、竹下通りを歩いてたらあるかなぁと適当に歩いてたら、全然違う場所にありました(爆死)地図を見てテコテコ歩いて向かうと、人が多いのですぐにわかったんだけど、入口には警備員さん。
Q「ん?規制してる?すぐに入れないのだろうか?」
↓
A「入れない」
へ、へぇ…… 30〜40m先の広場で、ふぅん…… なるほど、いつだか原宿に来た時に「一体この列は?」と思っていたけど、ジャニショの列だったんですね!よもや自分がこの列に並ぶことになるとは!人生なにがあるかわかりません。
「ショップまで誘導します〜、皆様おそろいですか〜」
ここまでは15分くらい。警備員さんの声とともに、ジャニオタの皆様とわたしはジャニーズショップに誘導されていく。外国の方は「ジャパニーズ宗教…?」と不思議がっていたことでしょう。
アイドルを愛する女たちの列は地下へ続き、いざにゅうてーーーん!!!
アレ!思ったより!スッキリしてる!!!(笑)
これ最初の印象でした!!!(笑)
なんかもっとごちゃごちゃバーーーッてしてる店内を想像してたので、思ってたより無機質で公式ショップっぽいな〜〜〜って!(笑)シンプル!
入口の方が混み混みでヒョエ〜〜〜ってしてたけど、奥は意外と空いていた(うれしきかな、かなしきかな) そしてNEWSの前まで来ました。どうも初対面ですね、ジャニショのお写真たち。
まっ………
増田さん……
(ここで記憶が一旦途絶える)
はい、目覚めた。
そして目覚めた瞬間、「どれにしようかな~」なんて悩む間もなく、増田さんのお写真全部とあと数枚の番号を確かめて、紙に「1」「1」「1」…と書き、レジの列に並びました。地下から並んでいて、「前2時間くらい並んだ〜」という声が聞こえたのでビビッてたけど、15分くらいで「1階店内に30名様ご案内しております」という声とともに1階へ。
ずらっと並ぶ列の先のレジは9番まであり、レジ打ちの店員さんとお写真探しの店員さんがそれぞれいます。女性の店員さんがほとんどで男性の店員さんは2人くらい。
ピビピピピピビピピピ。
ピビピピピピビピピピ。
え、
レジ打ちちょーーー速くない…!?!?
とにかくレジ打ちの速さに目がテン。特にメガネの女性店員さん、さばくのが速すぎる!!!!!
レジの後ろに写真のはいった棚が並び、図書館みたいでした。大学の頃、半泣きで書庫から文献を探していたことを思い出した。卒論の時期は毎日書庫に篭っていたよ。
ピビピピピピビピピピ。
ピビピピピピビピピピ。
さて、レジまでやってきました。レジの店員さんに紙を渡します。そして、レジに表示されていく「NEWS」「NEWSコンゴウ」…
「マスダタカヒサ」「マスダタカヒサ」「マスダタカヒサ」
ウッッッ…、なにこの、
「マスダタカヒサ」に貢いでる感!
あの表示の破壊力ってばスゴイ。しかしもっとスゴイのはこの後。
お支払いを済ませて待っていると、お写真を回収してきてくれた店員さんが到着。そして1枚1枚並べていくではありませんか!!!
「(ヒョエ~~~、自分で買っといて恥ずかしい~~~!!!)」
「(え…、いや待って、増田さんがカッコよすぎて直視できない。早くしまってください!!!)」
あのときのドキドキと「わたしは増田担なんだ」という実感は忘れません。衝撃でした。
そして足早にジャニショを後にした。鞄にだいすきな人たちの写真を忍ばせて。
ジャニオタの皆様がこれだけ集まる空間にコンサート以外で行ったことがないのでドキドキしましたが、キラキラした皆様に紛れてなんとかお写真を買うことに成功しました!!!ドキドキしてちょっと恥ずかしかったけど、代わりに幸せ(という名のNEWSのお写真)を手にした。無敵!!!
これにて初ジャニショ体験記、おしまい、おしまい。
あ、そういえばお外にはLPSの看板がありました〜〜〜♡
追伸〜帰ってきてから〜
お写真を袋から出し、いざ、再会〜〜〜!
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
幸せのため息で部屋中がLPSです。ありがとうございました。
NEWSICALのその先に〜NEWSICAL備忘録③〜
引き続き、NEWSICALの備忘録です!
思ったより長くなってしまいました!
ここからは完全版の感想を箇条書きで〜〜〜!
1
幕が開いた瞬間、セットの色味がすきだな〜〜〜と思いました!上品な明るい赤を基調として、全体的にあたたかい雰囲気。3人の衣装は浮いてもなく、ボヤボヤもしてない、良いバランス!
2
えっ……
ウッ……
か、かわいい〜〜〜!!!
ほっぺをツンツンしてる3カット、あまりにもかわいいがすぎる!!!!!
3
(´-」-`)でもさぁ、高所恐怖症にはこの仕事つらいんだよ
の「つらいんだよ」の言い方がすき!(細かい)
4
「そうさ、俺たちゃサンタクロース」
(´・ш・)(主旋律)→リ `▽´ノリ(上ハモ)→(∵)(さらに上ハモ)
シゲが1番高いパートを歌っているのが良いな〜!前からではあるけど、最近より高音がきれいに出てるなぁと思います!
5
小山さん、足が長すぎて跳び箱を飛ばない事件。
(´・ш・)ピョン
リ `▽´ノリピョン
(∵)ピョン(ギリギリ)
(´-」-`)ヨイショッ
(あれ、ジャンプをしていない……?)
6
こ、ここの!!!増田さん……!!!
クルッと回って見せた笑顔がァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜!最高のマススマイル〜〜〜〜〜〜 !
7
クリスマスイブが……
ハロウィンに!?
視覚的に示す、クリスマスイブとハロウィンの対比!シゲも言ってましたね、緑×赤と黒×オレンジがわかりやすいと!
8
小山さんの後ろから出てくるカボチャたちの中でも、最初に左から顔を出すマスパンプキンが最高にかわいい〜〜〜♡ あのなんとも言えない表情〜〜〜♡
9
深読みしすぎかもしれませんが、LPSの歌い始めが小山さんなのは、NEWSICALからのつながりを考慮してるのかな〜と!そもそも、このミュージカルと新曲が連動してるのが面白いよなぁ…… そのおかげでリリース前に地上波で聴けているわけですもんね。 1月のリリースまで余計にワクワクさせられてる〜〜〜!
10
すまし顔のシゲ〜〜〜!(と見切れ増田さん〜〜〜!)
あぁ、あぁ…(ことばを失う)
11
大サビ前にスタッフさんへの感謝を述べるところにジワッときたな〜〜〜。エンドロールじゃなくて、大サビ前。4人だけじゃなく、スタッフさんも含めてみんなで作ったNEWSICALだよ〜と言われてる気がしました!こういうことをするのがNEWSだな〜〜〜!!!
12
ソーーーキューーート!!!
小山サンタからのプレゼントが置かれて、これにてNEWSICALは終演です。
いや〜、とっても面白いプロジェクトでした!すきなアイドルがものづくりをする過程を見られる機会はなかなかないので、企画してくださったフジテレビさんありがとうございました。
ただ、NEWSは"選んでもらった"のではなく、"選びたくなるような"4人だったからこういう企画を組んでいただけたんだと思います。コレは4人のお仕事が来るといつも思う。いつだって与えられるのではなく、自分たちで掴み取っていくNEWSがすきだなぁ。これからも4人にしかできないことをたくさんできますように!
(´-」-`)NEWSとして自信を持たせてもらった
(´-」-`)この過程を感じるくらいのものを得てから本番にいかなきゃといけないということを学ばせてもらった
リ `▽´ノリ ひとつ自分たち的にステップを上がれた
リ `▽´ノリ またそういう機会をいただけるようにと思ってます
(´・ш・)めっちゃ楽しかったですよ
(´・ш・)声を使ってパフォーマンスできるのは最高の喜び
(´・ш・)自分たち自身もこんなNEWSの色があるんだなといろいろ勉強にもなりました
(∵)このプロジェクトはみんなで作った
(∵)もうすでに…ちょっと、来年もやりたいなって気持ちが出てる(笑)
4ヶ月間おつかれさまでした!
以上でNEWSICAL備忘録も完結です!