宝箱

すきの定義は「心を動かされる」こと

「夜よ踊れ」、NEWSに狂え

こんばんは。

零、いち、に、さん、よん、ご、ろくです。

 

発売されたぞ~~~!!!!!!!!!!

NEWSの「BLUE」絶賛発売中だぞ~~~!!!!!!!

 

 

今回の3形態、それぞれ収録内容はこんな感じ。

 

通常版(CD):「BLUE」「Cascade」「夜よ踊れ」収録

初回盤A(CD+DVD):「BLUE」「Cascade」「BLUE Music Clip&Making」収録

初回盤B(CD):「BLUE」「Cascade」「NEWSニッポン Represent NEWS Mix」「Stand Up Represent NEWS Mix」収録

 

ど、どれを買えば…?

「1枚これを…」と言えないどの形態もよくてよくて、非常に悩ましい。実は採録の2曲もめちゃくちゃ聴いているけど、しいて言うなら、超個人的に通常版をオススメしたい。なぜかというと、 

カップリング曲「夜よ踊れ」が最高だからです(だろうな)。

初めて聴いた瞬間から「すごい」「これはすごい」と、得体の知れないその曲に圧倒されっぱなしでございました。ちなみに今でもこの曲のどこがどうすごいのか説明できる自信はない…。もうとにかく「聴いてくださいませ…」としか言えない…。

ということで、超個人的に「夜よ踊れ」の面白いところをちょっとあげてみようと思うよ!!!!!ゴーゴー!!!

 

 

・この曲はまるで異種格闘技戦

作詞:篠原とまと

作曲・編曲:伊藤賢・辻村有記

 

この時点で、普段と制作陣が全く違うことに気が付く。謎の作詞家・篠原さん、アニソンからサントラまで手掛ける伊藤さん、元バンドマンの辻村さん。そう、この曲は様々なジャンルから集められた制作陣による楽曲なわけだ~~!!!!!

 

篠原さんに関して、名前を知った時点で調べたけど、ほとんど情報がない。ちゃんと調べてみると、ミシェルメルモというバンドの曲を作詞していたらしいことはわかった。ただし、今はそのバンドも解散してしまっているので、リアルタイムな情報は”「夜よ踊れ」を作詞した”ことくらいですかね~。わたし調べ!!! 

 

michelmelmo.com

 

こちらから、以前に作詞された曲の歌詞が見れます!

 


ミシェルメルモ「演技」Music Video

 

ライトとカメラが私を口説いて」だとか、ことばの使い方が面白い。こういうサブカルな感じとNEWSがなかなか結びつかないので、なんだか意外!これがまた、曲を聴いてみたらやっぱり篠原さんのことばとNEWSの歌の組み合わせ新鮮なんです!

 

伊藤さんは活動されていたバンドが解散した後、楽曲提供やアレンジを主に行っているそう。Wikiを見てたら、アニソンを手掛けていたりする他、SHE'Sやミセスのアレンジを担当されたりもしてた!これはビックリ!

 

youtu.be

 

サントラやゲームのBGMの編曲もやられているのか~~~!多岐な活動だ……

・NEWS
「ささぶね」 : ギター
「BYAKUYA」 : ギター
「Flying Bird」 : 編曲・ギター
「ONE -for the win-」 : ギター
「バタフライ」 : ギター

 (Wikiより)

!?!?!?

そう、NEWSの楽曲にもギターとして参加してくださっていました~!なるほど~!

 

最後に辻村さん。唯一彼のことは知っていました。と言ってもわたしが知っていたのは、HaKUというバンドの頃の辻村さん。HaKUは「これ全部楽器でやってんの!?」っていうような演奏をしてたのをよく覚えてます~。「シンセだと思ったらギターだった!」みたいなことがあったりね。音が立体的で、全体的にエレクトロな雰囲気を持った曲が多かったかな。

 

youtu.be

 

先輩がコピーしてたのを思い出す。「ギターってジャカジャカするだけじゃないんだな~」と知ったのはこういうバンドを聴き始めた頃でした。2016年にバンドが解散した後は、個人で活動をされているよう。熱心に追ってたわけではないので、今回調べて初めて知った!

 

youtu.be

 

わたしは楽器の中でいちばんすきな音がピアノの音なんだけど、最近は(?)ピアノロックバンドがあったり、こういうようにエレクトロなサウンドといっしょに曲になっていることがあったりしていて。NEWSの楽曲でも「Winter Moon」や「WORLD QUEST」にも、ピアノが入ってますよね。

 

さてさて、お三方の調査だけでも結構な文字数になってしまい、焦っています(?)。なんとな~~~く、夜よ踊れのバックが見えてくるような、見えてこないような!? なにはともあれ、別々の畑の要素がせめぎあってこの曲が出来上がってることはわかった。ところでどうやったらこんな奇想天外な組み合わせを思いつくのか…発想の宝箱かよ… NEWSの楽曲制作について知りたくなってくるな…。It's 異種格闘技戦!!!!!

 

 

・歌割りと4人の新しい可能性

今年聴いた曲の中で「IT'S YOU」サビが、手越/加藤/小山→増田/加藤/小山という構成になっているのが面白いな~と思った。 

いやだって、4人のグループで1人だけ歌ってないサビなんてある???(これが、ある)

しかもこれがコンサートで、3人が歌う前で1人が踊るという演出になってくるんだからヤバい~~~!!!15周年を迎えてなお、どんどん新しい形になっていくNEWSがこわい~~~!!! 

この曲もまた!歌割りが面白い!そしてずっと聴いてきたはずなのに、「この人こんな歌い方をするんだ…」という新しい発見があったりします。

ちなみに今回、てごちゃんが2人でハモっているのはシゲとのパートだけ。逆もしかり。つまり、よくよく考えて見ると、全員のパートを除き、手越(上)/加藤(下)、増田(上)/小山(下)でしかハモリがないことになりますね…!?

 

■てごちゃん

要所要所にはいるフェイクがセクシーで、女性の雰囲気を感じます。この曲の核はその「女性」だと思うので、てごちゃんの声がすごく効いてる~~~!今年のソロ曲プラトニックから感じてた「歌姫」感をヒシヒシと感じてます。

普段は突き抜けるようなハイトーンが美しいてごちゃんですが、「だるいジャズの繰り返しで」の「だ」と「く」を引っ張ってから入る歌い方、色気たっぷりでめちゃくちゃすき。「摩天楼」との親和性。

AVALONのウィスパーボイスも新鮮だと思ったけど、ここでもまた新しい顔を見ました。

■小山さん

ラップ!コヤラップ!!!久しぶりの!最近は増田さんがラップを担当していることが多かったけど、今回は小山さんと増田さんで担当している。これがまた、滑舌がとんでもなくいい。そしてなんだか怪しい・悪い男感がでていて、それがこの曲のスパイスになっている。

わたしがすきなのが小山さんの下ハモ。「JUMP AROUND」や「EROTICA」で聴いた下ハモは、曲全体の印象を左右するような響きで、コンサートで聴いたとき想像以上にズシンときたのを覚えてる!声質もそうだし、きっちり落ちている低い声なので全体的な音に奥行きが出ている。裏で鳴る楽器に負けないようなメロディラインを支えるのが、今回も小山さんの下ハモだと思ってます!!!

■シゲ

シゲの高音~~~!!!!! いいとこ出てる~~~!!!!!

「Sweet Martini」を初めて聴いたとき、「シゲって高い声がこんなにきれいに出るんだ…!」と驚いたのを思い出した(ごめんねシゲ…)!!! 

あとはもうあれだよね、あれ。

 

シゲ「君の、君の美貌が僕を狂わせた」

オタク「こっちの台詞です!!!!!!!!!!!!!!」

 

どう考えてもこれシゲパートじゃん… 制作陣の総意でしょ…。

「君の、君の」ってのが、「狂わされる気なんてなかったのに」っていう動揺してる感じがします(最高)。相手にだけ聞こえるような、ささやくようなウィスパーボイス~~~ たまんね~~~!!! これコンサートでやるところ想像したらヤバいな!!! どんな顔すんのよ!!!(味スタでたのしみにしてます)(やってください)

■増田さん

えっと…

この曲の中に増田さん何人いる???(1人です)

こわいです、この人はどこまでも表現するのが上手くて。場面ごとに色も温度も形も違う声。知っていたはずなのに、知らなかったみたいでこわくなる。そしてまたすきになる。あ~~~!!!助けて~~~!!!増田さんの歌がめっちゃすき~~~!!!

 

セクシーで男の人の裏声って感じの声

シゲの高音はビュリホー!で増田さんの高音はセクシー!って感じです(語彙力)。

キレキレで荒さもあるラップ

単語で言えば、「brilliant choice」「徹底HACK」「完全開放ROAR!!!!」。BLACK HOLEで感じた「こんな歌う方もできるの!?」案件がまた出現した。EPCOTIA以前は増田さんはいつも丸くてあったかいと思っていたけど、2018年に入って新しい扉を開いていっている。なんであんな風に音であそべるのか… 面白いボーカルだな~…。

ささくような甘い響きの声

「照明落としてキスをしようよ/犯罪的なロマンスナイト」がこの曲の中のベストフレーズです!!!これはもう全世界の照明が落ちてしまう…。以前にもブログで書きましたが、理性的な人がこういう歌詞を歌うのは本当に狂うので…。狂うので…。

 

n-e-w-s.hatenablog.com

 

 「ここには来ない夜明け」なわけですから、ハッピーエンドじゃないんですよ!!! だから本当はキスもしてはいけないというわけで…。狂うね、狂う。ここもね、どんな顔して歌うのか見たいので(何卒)。

 

番外編:「Moonriver」のあとの「uh-」

そしていちばん狂ったのがここだよ…。もうすでに狂ってるというのに…。こういうフェイクは初めて聴いた気がするんだけど!? 艶めかしい~~~ 色気~~~ 色気がすごいんじゃ~~~ うーん、あとは、なんか、泣きそうな声だと思った!

 

とにかく、狂う。

 

 

 ・曲自体に実体がない

急になんぞやって感じですよね(抽象オブ抽象)。この曲、イメージとしてはこういう感じ。

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ダンスホールで開かれているパーティ/ジャズが流れているくらいだから、そこそこ品が良い/登場するのは「女性」と「その女性の美貌に狂わされた男性」/2人は結ばれてはいけない間柄/照明はシャンデリア

なんとなく、関係性としては「怪盗」と、「怪盗が狙う宝石の持ち主の娘」みたいな印象を持ちました。実際になにを盗むのか、それがモノなのか形のないモノなのかは置いておいて。

だけど、この曲に物語ってないと思っていて。わたしがこの曲から受け取った印象から物語を作ったにすぎない。実際に歌詞を見ていても、特定のなにかを示すような何かはなく、ことばであそんでいるだけのように見える。「得体のしれない」という部分がこの曲の魅力の1つなのかもしれないな~!自分で言ってても意味わかんね〜!

 

 

 ・映画のサントラのようなオケ、ピアノの音がすきだ

この曲、カラオケ版を流してると映画のサントラを聴いているような気分になるんですが、「ピアノやトランペット、コントラバスが聴こえてジャズっぽく見えて、アクセントのシンセでエレクトロな要素もある!?」っていう!ここもまた新鮮で面白いのです!!!

クラシックやジャズ以外のピアノ曲というと、わたしの身近なところでいうと、バンドの曲だったりする。

 


ゲスの極み乙女 キラーボール

 

Twitterでもお話しておりましたが、ゲスのテイストを感じた方もいたはず…!)

 実は前半はピアノの音が出てきません。シンセがピコピコしてます。ピアノが出てくるのは「果てしない焦燥」以降(ここが前半と後半を分かつポイントなのかな?)。「ハッタリカマしてMOVE ON」の後ろは思わずテンション上がっちゃうし、「照明落としてキスをしようよ」「宵を待つ傍ら」の後ろはロマンティックでステキ!!!

あとは歌入りだと気が付かなかったけど、「Side by side総員退避」の後ろのコンバスが超カッコいい!!!

 

オケがすきすぎて、カラオケ版を聴く→NEWSの声が聴きたい→普通版を聴く→オケだけ聴きたい→カラオケ版を聴く→NEWSの声が(以下略)を繰り返している(マジの話)。

 

 

 

 

以上で〜〜〜す!!!カンカンカ〜〜〜ン!!!もう最高しかいえないので、匙を投げます!!!!!

このほかにも「ボカロっぽい!」というお声も聞いているので(通ってこなかったのでわからない)、とにかくいろいろな人に刺さりそうな曲ということは間違いないのでは!? 地上波でやってください!?!?

 

まぁ「ここが面白い!」「ここがすき!」とごちゃごちゃ言うてますけど、

とにかく最高なんだ(聴いてくれればわかる)!!!

それに尽きる!!!!!

この勢いでCascadeが最高な話もしたい(夜が明ける)くらい最高なので、NEWSはカップリングまで最高だ!!!最高で最高!!!ありがとう~~~!!!!!

 

ファンの購買活動には愛しかない

NEWSニューシングル「BLUE」フラゲ日、おめでとうございます(おめでとうって言うの!?!?)!!!!!

毎日聴いていても飽きないどころかどんどんすきになるBLUEをはじめ、Cascadeも夜よ踊れもすごいから、とにもかくにも聴いてほしい!すげっす!NEWS!

 

 

発売日が近づくにつれ、ツイッターで「#NEWS」「#BLUE」などのタグをたくさん見るようになった。

「追いBLUEをする」というツイートも見るようになった。

オリコン1位にする」というツイートも見るようになった。

 

フォロワーさん、そうでない方、たくさんの声がネットの海に広がっていた。今までに見たことがないほどの波が押し寄せているのを、不思議に、なんだか他人事のようにぼんやり眺めていた。

 

元々ジャニオタになるまで、そこは縁のなかった世界だった。

バンドがすきだったわたしは、3形態も買うというのは到底理解できなかったし(これはすきになってから初めて発売されたEMMA発売時にアッサリ崩れた概念)、純粋に音楽をたのしみたいという気持ちと、同じようなCDを何枚も買うという行動が結びつかず、そういった売り方をしていることに嫌悪感すらあった。握手券のために買ったCDを余らせている友人を見て、なんだかせつなくなった。再生されないどころか、開封されないCDもきっとあるんだろう。

あとは「なるべく買いましょう」「買おう」を感じてしまう空気感もすきじゃなかった。本当にすきな人はそんなことしなくても買うと思っていたし、悪気がないとわかっている今でも、やっぱり組織票のようなものはこわい。

 

タグのツイートを身始めた頃も、その頃の気持ちと相まってなんだかモヤモヤしていて、だけど不思議と今までのような嫌な気持ちにはなっていなかった。なぜかというと、ここには一切の悪意がない。それどころか、「CDを買う」という行為には愛しかない。関心がなかったら、嫌いだったら、お金を出してCDを買おうなんて思わないはずだ。あの記事を書いた人が買うはずがない。普段はグループ名も口にしないのに「解散しろ」という人が買うはずがない。悪口を言っているようで買っている人は、なんだかんだNEWSに興味があるはずで、どこかで期待しているはず!

「買おう」みたいなのはすきじゃないけど、「自分が買いたいから買う」というのは、誰にも否定できない。人からも見える愛の形だと思う(ただ、枚数の多さが気持ちの大きさではないということは忘れないでいたい。そりゃ、枚数が多い人の愛は大きいというのは言わずもがなだけど、少ないから小さいと逆のことが言えるわけでない。見えるが、見えないかの違いだ)。

だからだんだん、この波がすごい景色になるんじゃないかって、ワクワクしてきた。この愛が、NEWSをどこへ連れて行くんだろう!

 

そんな風に思いながら、フラゲ日を迎えた。

今回いつもと違うのは、置かれた状況と、1位の意味だと思っている。

 

「BLUE」で1位を取ること、それはイコール「NEWSに声を届けること」

 

どれだけこのCDを待ちわびて、どれだけたのしみにしていたか、どれだけ4人の未来に期待しているか。気持ちをこんなにも届けたいと思うのは、わたしがファンになってから初めてのこと。なんとなく感じていたNEWSとわたしたちの間にある透明な壁をぶち抜けるのは、この"声"なのだと、根拠もなく、だけど強くそう思った。

ライブのない今、声を届ける方法はハガキ・手紙・メールや、CD・雑誌の売上くらいしかない。その際たるものが、今回の「BLUE」が1位をとることだ。そしてこの1位は、本人たちに声を届ける他にも「周りに見せつける」ことができる。形にしないと、必要とされていることに気が付かないことが多い。形にすれば、数字になれば、大人は気が付くことができる。その結果がこれからの未来をつくるきっかけになるかもしれない。だから、だからみんなはこんなにも波を起こしているんだね。やっと他人事じゃなく、波を見つめられるようになったよ。

 

とはいえ、波を起こせるほどわたしはまだ自分の気持ちを整理できてない。あの日からずっと、時計の針は止まったまま。だって、本人たちの声がないんだもん。その声を聞くまでは、あの日から立ち止まったままだと思う。「BLUE」が1位をとったら、自分の気持ちも動き始めるんだろうか。何か変わるんだろうか。

 

 

 

ここまでを、夕方に書いていた。

そして19:10。電車を降りたところで携帯にメールが届いた。どうか、どうかと祈るように、驚くほどのスピードで「お知らせ」までたどり着き、事務所のことばをふっとばし、小山さんのことばを読み、その瞬間にトイレに駆け込んだ。

 

時計の針が動いた。1人で考えても考えても、誰かのことばを聞いても、びくともしなかったのに。わたしはこのときを待っていたのだと。

 

しばらく個室の中でうずくまって泣いてた(ほぼ人前で泣かないから、後から泣いたこと書き残しちゃってるの見て、恥ずかしくなるんだろうな)。

家に帰って、今度はシゲのクラウドが更新された。また泣けた。遅いよ、馬鹿!

未来が約束されなくても今はいい。2人のことばがあるだけで、わたしはまたこうしてNEWSへの気持ちをことばにすることができるようになった。あと一歩遅かったら、こうしてブログを書くこともなくなっていたのかもしれない。大げさだと思うかもしれないけど、小山さんがファンのことをだいすきだということを忘れそうになるくらい、本人からのことばがないのは不安だった。なにもなかったかのようにテレビに出ないといけないシゲが明らかにやせていて、あまり笑わないのが不安だった。だから、思い出したかのように溢れだした涙を見て、「あぁ、わたしはここに戻ってきたかったんだ」と気が付いた。

 

これからずっと、悪意がつきまとうよ。絶対に絶対に。少しの間違いが、今度こそ本当の命取りになるよ。ファンのためじゃなく、4人で笑うために覚悟してほしい、それだけは譲れない。

 

 

 


わたしが買った3枚に、他意がないといったら嘘になる。カップリングが聴きたいから、だけじゃなくて、やっぱり「1位になればいいな」と思ってる。だって、悪意に負けてばかりはいられない。純粋にもっとこの曲を聴いてほしい。注目されてほしい。以前に「悪意に勝つ方法はあるのかな。ないのかな。わかりません。」と書いたけど、勝つ方法は愛なのかもしれないね。

藤北に魂を捧げた日〜Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2018 Yummy!! you&meで見た「REAL ME」について〜

こんばんは。

昨日録画していたズートピアを見ました。当時から思っていましたが、いつになってもこの作品は誰かを救うんだと思います。あの会見のあと、なぜズートピアがが変わってしまったのか、いろいろ考えさせられます。

 

さて、お邪魔して参りました!

 

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キスマイ東京ドーム公演!

 

今年NEWSのツアーに連れて行ったマイフレンドに、今回は連れて行ってもらいました。ありがとう〜〜〜!!! 

これまでI SCREAMとかMUSIC COLOSSEUMのコンサート映像を始め、メイキング、特典映像もDVDで見せてもらっていて、メンバーのことはある程度知っていたので、超超超!たのしみにしながらこの日を迎えました〜〜〜!!!イェ〜イ!!!

 

結論から言えば、

 

めちゃくちゃたのしかったです!!!!!

 

同じジャニーズとはいえNEWSとは違うところがたくさんあって、新鮮で面白かった〜!みんな違ってみんな良い〜!!!


今年のテーマは「Yummy!!」。食べ物にまつわるネオンの看板がメンステに並んでるんだけど、これがかわいい!噂によると千ちゃんが案を出したみたいで、センスいいな〜って感じだった!

北山くんバブみが深すぎるお顔なのにはんぱね~爆イケだし、ガヤさんは髪の毛がふわっふわで!ビジュが最高でかわE!姫!そしてデコルテがきれい!だし、玉ちゃんはみなさんが甘やかしちゃう理由がわかるし、ニカちゃんは今の髪型がすきってのでカッコよさ増し増しだし、宮っち盛り上げるのが上手くて優しいんだなって思ったし、横尾さんは想像以上にMCでめっちゃしゃべってて黒髪短髪でいじられてるし、千ちゃんTravis Japanの新曲の振り付けもしてるの!?振付師だ〜、そして国民の孫!!!!!(ここまで一息)

 

「セトリや演出の流れが過去最高かも」というマイフレンドのことば通り、曲間のつなぎ方も良かった~。invationからの舞台裏をグルグル回る映像からの黒い衣装のバチバチイケイケゾーンからの蜃気楼→Flamingo、北藤玉のソロ&ユニット曲のゾーンが特に印象的!

PICK IT UP(すきだよな、だろうなという)、Flamingo(こちらもだろうな案件、すきだろうよ、そりゃ〜!)、FREEZE、(オシャレカッコいい曲!好みドンパシャ!オラオラ!ダ・イ・ヤ・モ・ン・ド・アイス!)、赤い果実(一時期ハマって聴きまくってた)、あとはメンバーの名前が入ってる紹介曲2曲(NEWSKOOL的な!)、Mr.Star Light(キラキラしてるんだけど、キスマイっぽさがある)などなど、聴けてうれしかった!

あと個人的に「キス」という読みが入るグループが「SHE!HER!HER!」みたいに曲中で「Kiss」って歌うのっていいな~と思うので、あの曲はすきです!NEWSにも「Weather NEWS」という曲があるけど同じ理由ですき!

 

「あの曲もっかい聴きた~~~!」ってのが多いので、今度アルバム借りてきます!早く映像でも見たいよ~~~!!!今年はNEVERLANDとMUSIC COLOSSEUMの鑑賞会をしたので、来年はEPCOTIAとYummy!!の鑑賞会をしようと思います。非常にWin-Winなマイフレンドとの関係。

 

 

 

 

さて、本題(?)に入らせていただきますね。

 

※演出バレオッケーとのことなのでいろいろ書きますが、これから行く方はお気をつけて!

 

公演中盤、ガヤさんソロ、藤玉ユニット、玉ちゃんソロ、北山くんソロが終わった後のことです。隣のマイフレンドの様子がおかしかった。まるでここが墓場かのような「ヤバい」…。一体なにが起きるんだ…。

 

メインステージ側に立つ北山くん(丸眼鏡が爆イケ)、バックステージ側に立つガヤさん。

 

キ、キタ~~~!!!藤北ユニット曲じゃん~~~!!!

 

そう、このときのわたしは何も知らない、無邪気だった。この後になにが起きるのかも知らずにな…。予備知識なしで行ったわたしの気持ちにもなってくれ!?

2人はセンターステージを挟んで向かい合いながら歌い始める。おいおい、よく見たら衣装が色違いじゃないか…。トップスの右腕だけ袖がない形のシンプルな衣装。歌が進むに連れて、2人はだんだんセンターステージへ歩み始める。もうこれだけでシンメ厨を湧かせるには十分だ…。ムネアツ…。 

 

そもそも、藤北というシンメがわたしに刺さらないはずがないんですよ。

 

そう、2人は「背中合わせ」系のシンメだから!

 

Jr.時代から同じ時間を共有してきた感じ、あのお互いに背中を預けている感じ、唯一無二だと意識しているのにもかかわらず、藤北という枠で取り上げられるとどことなく居心地が悪そうな感じ…。どなたもどこかで聞いたことがあると思いますが、「藤北」で調べてみるといろいろ出てくるのでそちらをご参照ください!!!(そして面白いはてなブログがあったら教えてください!)フゥ!!!

今回そんな藤北のユニット曲がそのREAL MEですよ。冒頭の続きに戻ります。

 

センターステージで合流した2人、背中を合わせたり向き合ったりしながらサビに…

 

♪~絡ませて指の先まで

(文字通り指を絡める2人)

 

指を!?!?絡めている!?!?絡めている!!!ふ、藤北が!!!!!!!!!!!!!!!

 

なんだろう、2人とも色気がすんっっっごいのでなんかすごいねっとり(?)していてさぁ…。たぶん指1本1本閉じてたよね…。え~~~っっっ!!!藤北がそんなことしてくれちゃうんですか~~~っっっ!!!ここだけで元とれる!!!

っていうかパフォーマンスに気をとられすぎちゃうけど、2人とも歌が上手い!北山くんのクリアで張りのある声と、ガヤさんのちょっとハスキーで色気のある声がハモったときの混ざり方が天才的!。てごちゃんと増田さんも同じで、突き抜けるようで伸びやかな声と、あたたかみがあってざらざらしてる声がなんであんなに相性がいいのか、不思議だよね~。そういう2人がシンメでやっていることが非常に尊い(急に語彙力を放棄)。

 

指を絡ませた衝撃から立ち直れないまま曲は進んでいきます。そして事件は起きた。2人が目の前に手を落として、掲げた手には。

 

ぺ、ペンキ……だと…(混乱)

 

そう、北山くんの手には白色のペンキ、ガヤさんの手には黒色のペンキ。今から何が起きるんだ…いやまさかそんな…そんなハズが…

 

お互いの右腕(先述の通り袖がない)にペンキを塗り始めた(さらに混乱)

 

意味がわからない、どういうこと!?!? これはオタクの夢なんですかね!?!?お互いの色に染めあう藤北…。ここからの記憶がもう「REAL ME」に支配されてしまうほどの衝撃で、座りかけた。立ってられない。

ちょっとあんまり覚えてないけど、たぶん自分の腕の相手の色にさらに自分の色を混ぜたりしてた。2人の腕が2人の色でぐちゃぐちゃで、さらにお互い後ろからその腕を回したりするもんだから、もうヘブンだったよ、そこは。生きて帰ってこれた自分を褒めたい。

 

曲が終わってももう頭の中は藤北のことでいっぱいで、やたらドキドキしまくって心拍数200くらいだったけど、舞祭組に笑わせてもらって地上に戻ってこれた。あのヤバい(褒めてる)世界観のあとに、急に変顔する4人が出てくるからキスマイジェットコースターはこわい(褒めてる)。

 

結論というほどのものはないけど、キスマイのコンサートはたのしかった、とにかく藤北がヤバかったって話でした。ジャニーズには無限の可能性があるぞ!!!!!

 

 

 

 

~追伸~

もちろん(?)、Twitterで「REAL ME」「藤北」と調べまくりました。

そうしたらですよ。実は今回の公演以前とは演出が変わっていたらしい。

 

・北山くんの衣装が違った。

・例のペンキ、ガヤさんは北山くんのシャツがはだけた胸に塗ってた。

 

危ない!!!ガヤさんが北山くんの肌に触れている姿など見たら、本気で帰ってこれなくなるところだった!!!ある意味助かった!!!円盤にはそっちを収めてくださるよう、何卒!!!

 

 

世界中の悪意を焼き尽くすヒーローになりたい

世の中にはいろいろなヒーローがいる。

 

本の世界にも、アニメの世界にも、ドラマの世界にも、もちろん現実世界にも、物語のあるところには大抵ヒーローがいる。ヒーローといってもみんながみんな自分のことをヒーローだと思ってないかもしれないけど、誰かから見たら実はヒーローだったなんてこともあると思う。小さくても、誰かのヒーローでこの世の中に溢れている。

 

 

悪意が消える魔法はない

 

わたしは、世界中の悪意を焼き尽くすヒーローになりたい。

呪文を唱えると、唱えられた人の中から「傷つけよう」という気持ちがジュワッとなくなる。勝手に自分のすきなものがボコボコにされるのを黙って見なくて済むし、自分が殴りかかりそうになっても手を下げることができる。 

だけどもちろんそんなのは夢の話で、現実世界ではそんなヒーローにはなれない。悪意は悪意のまま人と人の間に蔓延るし、呪文を唱えてもきっと消えることはない。全員がいっしょに幸せになることはできないんだから、当たり前のことなのかもしれない(もちろん「幸せになることはできない」と断定はできないけど、AさんとBさんがCさんをすきになって、CさんがAさんを選んだら、Bさんは一瞬でも不幸になってしまうと思うから、できないってことにしておくね)。

じゃあわたしはどうしたらいいんだろう。悪意に晒されて笑えなくなる姿を、世間が騒がなくなるまでただじっと見守っていることしかできないのかな。心の中がかき乱されていく時間を、苦しみながら過ごすしかないのかな。

 

なんでよ!顔も名前も知らないような人が、人の気持ちに土足で踏み込む権利なんてないのに!

 

正論を振りかざして人を傷つけるのが1番タチが悪い。悪いと思ってないんだもの。反省なんてしてないんだもの。傷つけられる側だけが立ち直れないなんて、そんな馬鹿なことを許せるような人間じゃない。

悔しいよ。悔しい。でも無力なんだ、わたしは。どんなに騒いでも、呪文を唱えても、人が悪意に傷つけられる瞬間がなくなることはない。悲しいけど、ヒーローにはなれない。

 

 

謝罪は心を痛めている人にだけで

 

芸能界で少し前から悪意の標的なのが"不倫"だった。誰かを「陥れよう」という確固たる意志が見える一時期の報道には嫌悪感しかなく、偉そうなことを言うコメンテーターのことばも聞きたくなくて(仕事でしょうけどね!)、しばらくテレビを見たくないようなときがあった。1対1の問題に、世間を巻き込む必要はあるんだろうか。だって、わたしに謝られても困る。別に迷惑かけられてないもん。その人のファンでもなんでもないし、冷たいのかもしれないけど、世の中にある不倫すべてを許せないほど正義感が強いわけじゃない。わざわざメディアを挟んで「こんなに悪いことをしました」って謝罪しなくても。謝るなら、相手、相手や自分の周りの人、心配をかけたファンに謝ってくれればいいと思っちゃう。あやつり人形みたいな姿で、誰に謝ってるのかわからない謝罪をすることに意味はあるのかな。学校でもし自分に悪気がなく人を傷つけてしまったとき、全校生徒の前で謝ったことなんてないでしょ。本人たちの間だけで解決だよ。

人の人生が崩れていく様子を見て、誰が満足だったんだろうね。

 

ファンを悲しませる事実があること自体を許しているわけじゃない。ただ、償いを見せしめのような形でする必要はないと思う。全部、人の不幸をつまみにしたい人の遊びでしかない。無抵抗な1人を大勢で叩く行為が、本当に正義だなんて思ってるんだろうか。同じことを自分がされても正義だと思える?思えなかったら、それはきっと正義じゃないよ。

 

 

悪意に勝つ方法は

 

あるのかな。ないのかな。わかりません。ひとつ言えることは、悪意に悪意で返してはいけないということ。善意からも悪意が生まれてしまうかもしれないけど、悪意からは悪意しか生まれない。

悪意を消し去るヒーローにはなれないし、悪意を無視するくらい強くなれるとは思わないけど、悪意が見えないくらい何かをすきになることはできるのかもしれない。すきだと声をあげることはできる。すきな気持ちは大切にしたいね。

 

 

少しだけ

 

同じタイミングじゃないのに、先週、今週と立て続けに1つのグループのことが、同じところから報道されるというのはまぎれもない悪意だ。今週の件は先週の件に便乗しているだけで、飲酒したという事実はないのに、あたかもそうであるかなような見出しをつけられているのも、なんだかなぁ。だけど、今回の件に関しては悪意だけが悪いわけじゃないということもわかってる。それを「悪意のせいだ!」と責任転嫁するつもりはない。悲しいけど、どんなに小さな火でもどうにかして煙をたたせようとするがいるんだよ。自分は火だと思っていなくても、他人から見たら火に見えるなんてこともあるんだよ。だからどっからどう見ても火に見えないようにしないといけないのかもしれないね。それがどんなに大変なことか、一般人のわたしには計り知れません。

 

全部は受け入れられないし、今は心の底から「信じてる」と言えないかもしれない。目に見えないものを修復するのはとっても難しいね。だけど、欠けたパズルを完成させるには、同じピースをはめるしかないんだろうなって思ってるよ。

悪意のないところで、もう一度立ち上がれますように。そして今が霞むくらい輝いて。その姿を見て、また笑顔になりたいな。

 

 

そこはまるで16世紀のイギリスで〜舞台『薔薇と白鳥』〜

こんばんは。

朝ごはんはどう考えてもパン派、ろくです。


さてさて、行って参りました!

薔薇と白鳥、初日公演!

 

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※大事なところはネタバレのないようにしているけど、念のため、これから行く方はお気をつけて!

 

 



本当はブログを書くつもりなんてなかったんだけど、あまりに昨日の出来事が衝撃で心を揺さぶられて!居ても立っても居られなくなりました!

実はわたしはジャニーズの舞台を見たことがなかった。もっと言えば、舞台と呼ばれるものに無縁な人生だった。見たことがあるのは歌舞伎と日本舞踊だけ。今回の舞台が初舞台観劇です~~~!


家に届いた青い封筒を開けた時点で、席がとんでもないということはわかっていたけど、実際足を踏み入れて見たら、もうそれはそれはとんでもなかった。あんなに近くで演技をする人を感じられるのは、この先もうないのかもしれない。あまりの近さに、公演中はまるでことの一部始終に立ち会っているかのような感覚になったほど……!迫力満点でした。

さらに驚いたのが、盆と呼ばれる回転する舞台だということ……!初めは中央の高い壁でその奥が見えないのかと思ったけど、そんなことはなかった。きっとどの席でも上手く見えていたのだと思う。そして後々わかることになるけど、これがクルクル回ることによって演出的にすごく面白くなる。場面と場面のつなぎが良かったよ〜〜〜。

 

 

 


ちなみに、あらすじはこんな感じ。

16世紀末、エリザベス女王統治下の英国―
天才劇作家クリストファー・マーロウ(八乙女光)は、若くしてヒット作を生み出すも、奔放な生活で金に困り娼婦ジョーン(町田マリー)の家に居候している。

ある日、ストレインジ卿の依頼で田舎出の俳優志望の青年に、劇作を教えることになる。その青年の名はウィリアム・シェイクスピア(髙木雄也)。
マーロウは自らの戯曲を見せ、「芝居は教わるものではない、盗め」と告げる。

シェイクスピアは、並外れた記憶力を持つだけでなく、人懐っこい性格でローズ座の劇場主であるヘンズロウ(佐藤B作)や人気俳優エドワード・アレン(本折最強さとし)など、周囲の人々から信頼を得ていく。

そんなシェイクスピアの才能に触れることで、マーロウ自身も心の奥底にある熱いものを突き動かされる。そして、劇作家として、自分の表現のため、真剣に劇作に向かい始めるように。

 

そんな中、「シェイクスピアは何者なのかを探れ」と、人殺しも厭わない残忍な諜報員フライザー(武田真治)から依頼を受けたマーロウは隠された事実を知り……

 (舞台『薔薇と白鳥』公式サイトより)

www.bara-hakucho.jp

 

 

 

2人の舞台と聞いただけで「観に行きたい」と思ったけど、この題材ということでさらに興味がむくむく。世界史専攻だった血が騒ぎます。

まだまだこれからの舞台なので、物語の内容については触れず、セルフふせったーをしながら感想をつらつら。



まず、とにかく、面白かったです!!!純粋に!!!

 

作品への没入感がすごい

「わたしももしかしてあの場に立ち会っていたのかもしれない」と思うほど。

 

キャストの方々が近くでこっちを向いて台詞を言っているときは、自分がシェイクスピアの気持ちになったり、マーロウの気持ちになったり。ヒリヒリする臨場感がたまらなかった~~~!

 

あと、物語の中には、ローズ座という2000人規模の劇場が出てくるんだけどね。そこの客席を見て、「あの客席が〜」と言うような場面がある。あまりにのめり込みすぎていたのか、わたしたちの座っている客席がローズ座の客性席であるかのような感覚に陥って、鳥肌がたった。そしてその後、ローズ座の天井から舞ってきたあるものが、実際にグローブ座の客席にも落ちてきた。あの瞬間は開いた口が塞がらなくて……、16世紀に実際にあったのかもしれないその瞬間と、今を生きているわたしの時間が重なった気がしたんですよね~。

 

さらに八乙女さんも髙木くんも、その存在を忘れるほどマーロウとシェイクスピアでした。それを強く感じたのが、カーテンコールで2人の笑顔を見た瞬間!特にマーロウなんて、全然笑わない役なのでね。そこでやっと「あっ、八乙女さんと髙木くんだ!!!」と思ったくらいだから、それまでは完全に役に入り込んでいたように見えてたというわけなんですよね~、すごい!

 

衣装

どうしても書きたいけど、どうしてもネタバレになってしまうので、こちらをご参照ください!

 

2人の魅力

シェイクスピアとマーロウ、それぞれを演じる2人がとても魅力的でした。良い意味で期待を裏切られた…!


・八乙女さん


普段の印象と全然違います(主観)。


とはいえ、八乙女担の友達がいるくらいだから、それなりに知っているつもりだったんですよ~!?それでも驚いたくらい。「マーロウへ入り込んでるな」という印象でした!まず、まず、第一声から、声がすごくて。低くて、太くて、会場によく響く声。意志が強くて、バサッと周りを遮断するような台詞に緊張感があった。目力もあるし、あのシーンとか…あのシーンの…(もごもご)迫力が忘れられません……。

そして、

 

顔がめっっっちゃ世界観にドンピシャ!!!顔が濃い!鼻が高い!

 

思ったより肩幅とかあって、だけどやっぱり足とかは細かった。


・髙木くん


お、王子様や(たぶん主観ではない)。


すごいです!髙木くんがすごいの!!!実際に見たときの衝撃がもう!!!顔がちっさくて~!足が長くて~!ホントに足が長くて~!背中が広くて~!(おしりから足のラインが最高で~!)そもそも芸能人をあんな距離でみることもなかなかないから余計に感動したのかもしれないけど、すごい、やばい(語彙力)。コンサートで見た10000倍くらいカッコいいし、スタイルが良い。小山さん並みに足の長さに衝撃を受ける。役柄的にも人懐っこい笑顔を何度も見せてくれたんだけど、もう、

 

キラッッッッッキラよ?

 

でもそれだけじゃなくて、影のある感じも伝わってきた。そしてわたしは髙木くんの声がだいすきなんですけど、舞台上の芝居がかった声も素敵でした〜〜〜!「はいっ」だけであんなにときめかせてくれるのはゅぅゃだけだよ…。語尾にキラキラマークが見えたわ…。
 

 

ちなみにこの配役、2人がそれぞれやりたいと言って決めたそう。

八乙女光&髙木雄也、急成長に演出家G2が涙…ジャニーズに共通の素養とは (1) 舞台『薔薇と白鳥』にW主演、最初は不安も | マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20180526-bara-hakucho/

結果的に、ビックリするくらいハマり役だと思います。

 

 

 

 

2人を始め、キャストの方々の生のパワーを感じて、目は乾いたし、空いた口が塞がらなかった……。同じ演技とはいえ、ドラマや映画とはまた違う緊張感もあり、舞台でしか感じられない空気があると思いました。

 

最後のカーテンコール。盆に乗って横一列になり、回って登場するキャストの方々。

 

髙木くんの顔が見えた瞬間、思わず泣きそうになった。公演中に涙を流すシーンがあったんだけど、その余韻で肩を震わせて口をむっと閉じて堪えるような表情だったから。2回目に出てきたとき、今度は晴れ晴れしい笑顔を見せてくれて。その隣の八乙女さんはすごく優しい顔で笑ってた。4年前の八乙女さんの舞台に興味を持って、挑戦したいと思っていた髙木くん、「初舞台を隣で迎えてどんな気持ちだったんだろうな~」なんて思いながらその笑顔を見てたら泣いちゃったね……。4回のカーテンコール、2人の笑顔、周りの方の割れんばかりの拍手とすすり泣く声も聞いて、最後の最後まで幸せな時間だったなと思いました。

 

 

『薔薇と白鳥』初日、おめでとうございました。

千秋楽までお怪我のないよう(リアルに怪我しそうなところがある)、無事に走り抜けられますように!

 

 

 

あの雷は、きっと進化している証だ〜胸を打たれた「madoromi」と「Thunder」〜

愛に溢れた宇宙旅行の感想はポロポロ進んでいるんだけど、どうしても、どうしてもわたしの心を揺さぶった瞬間が頭から離れなくて。先にこの記事を書き上げようと思います。

 

 

 

 

少しだけ、勝手にこう思うことを許してほしい。


わたしがファンになってから、増田さんに対して不安になったことがない。なぜかと考えれば、たぶん増田さんという存在に安心ができたから。増田さん自身が安定して(いるように見せてくれて)いたし、増田さんがファンに与えてくれるものも安定していたと思ってる。

 

それが今年のアルバム発売から4月くらいまで、わたしはたまらなく不安になっていた。その頃は、文章に書き起こすのも困難なくらい複雑な感情を抱いていたんだけど、ツアーを終えて少し冷静になれたから、やっとことばにできそうです〜!

 

それは増田さんをすきになってから初めての感情で、戸惑って、静岡公演の中では増田さんのことしか考えられない時間が何度もあった。あんなにたのしくて幸せなコンサートだったのに。

 

なんでだろう?

 

これは明らかなことなんだけど、見えている増田さんや増田さんを取り巻く環境が大きく変わったわけじゃない。

 

熱愛が発覚するなんてこともなければ、あることないことを世間から言われているわけでもない。むしろ、ここ最近の増田さんの成長は著しい。装苑での連載、NEVERLAND展での衣装展示、PON!のレギュラー、そして舞台の主演!これまですきで続けてきたことが花を咲かせていて、2018年はすごく綺麗な景色を見せてもらってるよ〜!ありがとう〜!

だけど、どこかが変わっているのかもしれないと感じる瞬間がわたしの中で存在していて、そこから目が離せなかった。先に言っておくと、これは良い変化であり、「進化」だと思っているので、悲観しているわけじゃ〜ないのです。

 

そんなことを考えていたわたしが、ワクワクする気持ちと少し不穏な気持ちを抱えて行った静岡公演の、madoromiとThunderの話をします。その2曲にはひどく心を揺さぶられました。

 

madoromi

 

今になってもきちんと頭に残っている場面がいくつもあって、その1つが静岡公演でmadoromiを歌っている増田さんなんだけどね。曲については特に深く考えていなかったんだけど、あの日「これは彼らとわたしたちの歌だ」って思った。

 

あまりにも儚くて、初めて不安になった。なんだか…、消えてしまいそうで。

とは言っても、普段わたしは彼が消えてしまうだなんて1mmも思っていない。エゴだとしても、強く強く、彼がアイドルであることを信じている。それでも「グッバイ ah」と歌っているとき、「やだ」って思っちゃった。会場中のお客さんの心の隙間にまで届くような、霞のような声が、あなたの最後の声なのかもしれないなんて思っちゃった。「新しい世界」にはあなたはいないのねって思っちゃった。バカだよなぁ〜。そんなことないって信じていても、それでも揺らいでしまうような気持ちにさせられるような歌だった。

 

きっとそう思ったのは、不安定に見えたからなんですよね、彼自身が。そしてそう見えることによって、わたしが受け取る気持ちが不安定だった。今までだったらそんなことは思わなかったはずなのに。

 

静岡公演2日目昼公演の直前に起きたすばるくんの件を耳にした後、ひとりでmadoromiを聴いたら泣けてしまったよ。こういうことなのかって。

 

Thunder

 

そして彼のソロ曲「Thunder」のこと。

 

真っ暗な会場に雷の音が鳴り始めて、ピアノの音が降りてきたとき、からだが冷たくなって、呼吸が荒くなるのがわかった。初めて聴いたときから、その瞬間が怖くて、でも待ち遠しかった。

増田さんのソロ曲が始まると会場が理解し始めたときの緊張感は、なんだかちょっと異様だったように思う。あくまで主観にはなるけど、これまでの流れがピタッと止まって、会場の空気が少し変わったような気がした。ちょうどこの日はシゲのライナーノーツでThunderが語られた後一発目の公演。ライナーノーツを読んだ人もたくさんいるだろうし、あれを読んだら身構えてしまう人が多かったんじゃないかという想像がつくね。そうだよなぁ。でも増田さんはきっと、こうなることもわかっていたでしょう? シゲが「かっこいい曲」で終わらせるわけがないと知ってたでしょう? 

これまでの公演のことは一切わからないけど、あの公演に関しては増田さんの意図するように雷が落ちたと言えるのかもしれない。

ごくごくシンプルな衣装を着て、増田さんはたった1人でステージに立っていた。わたしがきちんと捉えられていなかったのか、ただステージが少し暗かったのかはわからないけど、表情はあんまり見えなかったな。

 

荒々しくて、強くて、眩しかった。
いつもとは違う顔でも、紛れもなく、わたしのだいすきな増田さんだった。 

 

あの瞬間は、わたしの解釈が合ってる合ってないは関係なく、限りなく増田さんだったように見えた。半袖のトップス1枚という生身に近い姿が余計にそう見せたのかもしれない。いつものように笑わない、その厳しい顔のせいかもしれない。いつもの艶々した声ではなく、丁寧に叩きつけるような低い声のせいかもしれない。
その姿を一瞬も見逃したくなくて、息をするのも忘れて、苦しかった。後で友達に少し心配されたけど、理由はうまく答えられなかったな。 「当たり前のように雨は上がるの?」で歌い終わって、照明が全て消えて、最後はバチっと火花が落ちる。その瞬間がとんでもなくせつなかったよ。あの光が消える瞬間が、「その時」を表現しているんだと思った。

わたしはあの日の増田さんをずっと覚えていたい。あの叫びを忘れたくない。きっと後から振り返っても、少し苦しくて眩しい記憶になってるんだろうな。

 

もしかしたらわたしは他の人より敏感になりすぎているのかもしれないし、本人が意図する以上に深読みしすぎているのかもしれない。だけど、わたしが無視するには尖りすぎていて、飲み込もうとするたびに傷が痛くて。

これまでの増田さんは"アイドル"を守って生きてきた"アイドル"だった。他の人がいろんな武器を身につけて強くなろうとしている間も、生身のままで笑ってた。武器があることは知っていただろうけど、それを選択しなかった。武器を持たない美しさを知っていたからなのか、武器を持ちたくなかったのか、そのへんはわからないけど、その姿がひどく眩しくてだいすき。

そんな彼が、この曲を歌うことは衝撃的だった。内容ももちろんなんだけど、姿を明かしたことへの衝撃が強くて。一瞬何が起きたのわからなかった。和訳をしているとき、「見ていいの?」なんて思ったりした。でも、もしかしてこれは、なにかが彼の中で変化していることを見せてくれているのかもしれないって思ったら、なんだかすっとしたのよ〜!初めは得体の知れない雷を怖いと思っていたけれど、そう考えたらむしろなんだか強い気持ちになれた。これまでの増田さんは、そういう部分をひた隠しにしていた印象があったから。なにかあったんだろうかと勝手に心配にもなったけど、きっとそういう杞憂も必要ないんでしょう、きっと!

 

 

 

 

madoromiとThunderが歌われている最中はとんでもなく胸が苦しくて、「いなくならないで」と願いながら顔を歪めてしまった。あの時間は、わたしが増田さんをすきになってから一番必死な瞬間だったな〜、うんうん。

 

あとは、しいてあげるなら小山さん、手越さんとの距離感が近いことも変わりゆくなにかの影響なのかなぁと思います。コヤマス、テゴマス、ここ最近のツアーやラジオで距離感の近さを感じてるのはわたしだけじゃないはず……!これは感覚の話にはなるんだけど、やっぱり話題になることは多いなぁと思っていて。それもこれも、なんだか彼が「こうあるべき」みたいなところを「そうでなくてもいいのかもなぁ」と思い始めていることが起因しているんじゃないかと思う(推測ですよ!)。

手越さん相手だからって我慢しなくてもいいし(個人的に、増田さんは手越さんに頼りすぎないようにしているように見える。手越さんは誰よりも早く増田さんの言いたいことがわかるし、フォローもしてくれる、そしていつも肯定してくれる。だからこそ、ベッタリできないのかなぁって。)、小山さんには素直に自分のままでいいんだと、甘えていいんだと。ツイッターでも話していますが、コヤマスはナチュラルです!ヒュ~!

 

"許す"というのは難しいことで、それが自分に対してだと余計にそうだと思う。「こうだったら楽なのかもしれない」と思っても、許したくないこともある。それは人から見たらどうしようもないことでも、自分にとっては大切なことだったりする。楽、楽じゃないという次元の話ではなく、「自分が自分でいられるかとどうか」という話。

 

 

 


増田さんは葛藤している中でもなにかを許せるようにもなってきていて、今まさに強くなってるんだと。進化をしている真っ最中なのだと。だから不安定に見えたのかもしれない。だからわたしも不安定だったのかもしてない。この気持ちは人間をすきである以上、どうしてもつきまとうよね。増田さん、自分が自分でいるために戦ってくれて、ありがとう。自分が生きやすいように生きれるようにもがいてほしい!わたしはその過程も見ていたい!

 

特に4月、「ありがとう」と何度も繰り返すあなたはやっぱり少し不安定に見えた。その重みに「どうやってこの人に感謝の気持ちを伝えたらいいんだろう」って、届かないもどかしさに苛まれたりもした(その結果、柄にもなくうちわを作ったりした)。

だけどきっとそれは、変化する中でも感謝の気持ちを忘れないようにしていることからの「ありがとう」なのかなぁって。

 

そんな増田さんのことがやっぱりすきで、すきで、たまらない〜〜〜!

 

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これからも強くて優しい、あなた色に輝いていてね。

 

 

意志を反映することば〜TVガイド person vol.69に添えて〜

こんばんは。

冷蔵庫に餃子を忍ばせているろくです。

 

さて、この間はてなブログさんから「そろそろ次の記事を投稿してみませんか?」と言われたことだし、増田さんへの愛もこじらせまくってるので何か文字にしようと思ったんですけど!!!ライブのことはまたツアーが終わったら書きたいし、なんかエモくない話がいいなぁと思って、今日はエモくもなんともないわたしの話を少ししようかと。

 

 

※引用もしていない上、ほとんど自分の頭の中の話なので、雑誌のネタバレはほぼありません。

 

わたしのことばと変化

わたしは意志や主張が強い方で、そういうところがすきと言う人がいる一方、「もう少しオブラートに包んだ方が…」と言う人もいる。

 

そんなわたしの"ことば"がここ数年で少しだけ変化したのにはいくつか理由があるけれど、きっと増田さんのおかげも少なからずあるんだと思ってる。増田さんの「人を傷つけないことば選び」が素敵で、わたしもそんな風になりたいと憧れているからです!

 

 

「人を傷つけないことば選び」

増田さんは論理的にしゃべる方かと言われれば、どちらかと言えばそうではないように思う。難しいことばを使う方かと言われれば、それもまたそうではないように思う。

 

だけど増田さんのことばにはハッキリとした意志があって、それでいて自分も他人も傷つかないように考えられている気がする。これって結構難しいことをしていると思うんです!!!

 

わたしは頭の中で思ったことをそのまま口にしてしまうから、冒頭のように言われてしまうことがある。それは自分の意志を相手に違う解釈をしてほしくないから、そのまま伝えた結果そうなってしまっている。これだけだと本当にただの自己中である(反省)。

 

正直(おこがましいながら)増田さんも同じようなところがあると思っていて、自分のことばから違う風に解釈されることは嫌なんじゃないかなぁと。だけど彼のことばを受け取るわたしは嫌な気持ちになったことはないし、それはファンだからそう思うというわけでもない(はず)。

 

なぜわたしと増田さんは違うのかと言えば、”勝手に解釈されたくない”と同時に、”受け取った人を傷つけたくない”という考えがあるからなんじゃないかと思う。

 

そんな増田さんは、雑誌のインタビューや○○での発言でもことば選びを非常に慎重に行ってるように見えている。つい先日の○○でもそれを感じた。そこにははっきりと「これはやめてほしい」という主張があるのに、強制感や誰かを責めるような印象は一切なかった。むしろ自分を少し落として、こちらをあげているとさえ。あの文章は、何回も何回も消して、書いて、考えて考えて届けてくれた気がする。きっと自分をすきでいてくれる人を誰も傷つけないために。

 

対自分のファンという特殊な形で投げることばが多いけど、これはきっと対友人や対会社の人でも言えること。自分の主張を通したいからといって加工せずに投げるだけじゃ相手にも伝わらないかもしれないし、そもそも相手が受け取れる形じゃないかもしれない。

 

だんだんことばを受け取る人のことを考えられるようになってきたのは、わたしにことばを投げてくれる人がいつも優しいからかもしれない。

 

 

※ここまでを書いていたのは4月下旬なんだけど、本日発売されたpersonでちょっと似たような話に触れていたので、お蔵入りしかけたこの記事を引っ張り出してきたわけです!!!!!

 

 

TVガイドPERSON VOL.69 (TOKYO NEWS MOOK)

TVガイドPERSON VOL.69 (TOKYO NEWS MOOK)

 

 

 

わたしから見えている通り、発信者としての自覚を持って発信しているということを話してくれている箇所があった。増田さんとことばについて、最近のアレコレについて、いつものように温度の伝わるテキストで綴られていてとても良かったよ〜〜〜〜〜!personには信頼しかない〜〜〜〜〜!いつもありがとうございます!!!

 

 

意志とことばの関係

(personのステマも挟みつつ)そんなことを思うようになったわたしは、ことばだけではなく、考え方も少し変わってきたのかなぁと思う。最近日常でもツイッターでも思うのは、「意志は間違いなくその人のことばに出る」ということ!ささいな「ありがとう」を言える人はやっぱり素敵な人だし、「文章の雰囲気がすきだなぁ〜」と思う人は、実際にお会いしてもやっぱり相性が良かったりする。意志とことばは密接に関係していると思うんだ!ことばを変えるには意志が変わる必要がある。増田さんのことばを聞いているときれいな気持ちになる所以は、もしかしたらここからきているのかもしれない。

 

増田さんを見ていると背筋が伸びるとわたしはよく言うけど、具体的にはこういうところなんだろうなぁと思いながら、そろそろお風呂はいるか~と思ってます(たぶんまだはいらない)(はいれ)。

 

増田さんって素敵な人だなぁ〜〜〜!!!

 

※締め方が分からなかった人の叫び。