宝箱

すきの定義は「心を動かされる」こと

「夜よ踊れ」、NEWSに狂え

こんばんは。

零、いち、に、さん、よん、ご、ろくです。

 

発売されたぞ~~~!!!!!!!!!!

NEWSの「BLUE」絶賛発売中だぞ~~~!!!!!!!

 

 

今回の3形態、それぞれ収録内容はこんな感じ。

 

通常版(CD):「BLUE」「Cascade」「夜よ踊れ」収録

初回盤A(CD+DVD):「BLUE」「Cascade」「BLUE Music Clip&Making」収録

初回盤B(CD):「BLUE」「Cascade」「NEWSニッポン Represent NEWS Mix」「Stand Up Represent NEWS Mix」収録

 

ど、どれを買えば…?

「1枚これを…」と言えないどの形態もよくてよくて、非常に悩ましい。実は採録の2曲もめちゃくちゃ聴いているけど、しいて言うなら、超個人的に通常版をオススメしたい。なぜかというと、 

カップリング曲「夜よ踊れ」が最高だからです(だろうな)。

初めて聴いた瞬間から「すごい」「これはすごい」と、得体の知れないその曲に圧倒されっぱなしでございました。ちなみに今でもこの曲のどこがどうすごいのか説明できる自信はない…。もうとにかく「聴いてくださいませ…」としか言えない…。

ということで、超個人的に「夜よ踊れ」の面白いところをちょっとあげてみようと思うよ!!!!!ゴーゴー!!!

 

 

・この曲はまるで異種格闘技戦

作詞:篠原とまと

作曲・編曲:伊藤賢・辻村有記

 

この時点で、普段と制作陣が全く違うことに気が付く。謎の作詞家・篠原さん、アニソンからサントラまで手掛ける伊藤さん、元バンドマンの辻村さん。そう、この曲は様々なジャンルから集められた制作陣による楽曲なわけだ~~!!!!!

 

篠原さんに関して、名前を知った時点で調べたけど、ほとんど情報がない。ちゃんと調べてみると、ミシェルメルモというバンドの曲を作詞していたらしいことはわかった。ただし、今はそのバンドも解散してしまっているので、リアルタイムな情報は”「夜よ踊れ」を作詞した”ことくらいですかね~。わたし調べ!!! 

 

michelmelmo.com

 

こちらから、以前に作詞された曲の歌詞が見れます!

 


ミシェルメルモ「演技」Music Video

 

ライトとカメラが私を口説いて」だとか、ことばの使い方が面白い。こういうサブカルな感じとNEWSがなかなか結びつかないので、なんだか意外!これがまた、曲を聴いてみたらやっぱり篠原さんのことばとNEWSの歌の組み合わせ新鮮なんです!

 

伊藤さんは活動されていたバンドが解散した後、楽曲提供やアレンジを主に行っているそう。Wikiを見てたら、アニソンを手掛けていたりする他、SHE'Sやミセスのアレンジを担当されたりもしてた!これはビックリ!

 

youtu.be

 

サントラやゲームのBGMの編曲もやられているのか~~~!多岐な活動だ……

・NEWS
「ささぶね」 : ギター
「BYAKUYA」 : ギター
「Flying Bird」 : 編曲・ギター
「ONE -for the win-」 : ギター
「バタフライ」 : ギター

 (Wikiより)

!?!?!?

そう、NEWSの楽曲にもギターとして参加してくださっていました~!なるほど~!

 

最後に辻村さん。唯一彼のことは知っていました。と言ってもわたしが知っていたのは、HaKUというバンドの頃の辻村さん。HaKUは「これ全部楽器でやってんの!?」っていうような演奏をしてたのをよく覚えてます~。「シンセだと思ったらギターだった!」みたいなことがあったりね。音が立体的で、全体的にエレクトロな雰囲気を持った曲が多かったかな。

 

youtu.be

 

先輩がコピーしてたのを思い出す。「ギターってジャカジャカするだけじゃないんだな~」と知ったのはこういうバンドを聴き始めた頃でした。2016年にバンドが解散した後は、個人で活動をされているよう。熱心に追ってたわけではないので、今回調べて初めて知った!

 

youtu.be

 

わたしは楽器の中でいちばんすきな音がピアノの音なんだけど、最近は(?)ピアノロックバンドがあったり、こういうようにエレクトロなサウンドといっしょに曲になっていることがあったりしていて。NEWSの楽曲でも「Winter Moon」や「WORLD QUEST」にも、ピアノが入ってますよね。

 

さてさて、お三方の調査だけでも結構な文字数になってしまい、焦っています(?)。なんとな~~~く、夜よ踊れのバックが見えてくるような、見えてこないような!? なにはともあれ、別々の畑の要素がせめぎあってこの曲が出来上がってることはわかった。ところでどうやったらこんな奇想天外な組み合わせを思いつくのか…発想の宝箱かよ… NEWSの楽曲制作について知りたくなってくるな…。It's 異種格闘技戦!!!!!

 

 

・歌割りと4人の新しい可能性

今年聴いた曲の中で「IT'S YOU」サビが、手越/加藤/小山→増田/加藤/小山という構成になっているのが面白いな~と思った。 

いやだって、4人のグループで1人だけ歌ってないサビなんてある???(これが、ある)

しかもこれがコンサートで、3人が歌う前で1人が踊るという演出になってくるんだからヤバい~~~!!!15周年を迎えてなお、どんどん新しい形になっていくNEWSがこわい~~~!!! 

この曲もまた!歌割りが面白い!そしてずっと聴いてきたはずなのに、「この人こんな歌い方をするんだ…」という新しい発見があったりします。

ちなみに今回、てごちゃんが2人でハモっているのはシゲとのパートだけ。逆もしかり。つまり、よくよく考えて見ると、全員のパートを除き、手越(上)/加藤(下)、増田(上)/小山(下)でしかハモリがないことになりますね…!?

 

■てごちゃん

要所要所にはいるフェイクがセクシーで、女性の雰囲気を感じます。この曲の核はその「女性」だと思うので、てごちゃんの声がすごく効いてる~~~!今年のソロ曲プラトニックから感じてた「歌姫」感をヒシヒシと感じてます。

普段は突き抜けるようなハイトーンが美しいてごちゃんですが、「だるいジャズの繰り返しで」の「だ」と「く」を引っ張ってから入る歌い方、色気たっぷりでめちゃくちゃすき。「摩天楼」との親和性。

AVALONのウィスパーボイスも新鮮だと思ったけど、ここでもまた新しい顔を見ました。

■小山さん

ラップ!コヤラップ!!!久しぶりの!最近は増田さんがラップを担当していることが多かったけど、今回は小山さんと増田さんで担当している。これがまた、滑舌がとんでもなくいい。そしてなんだか怪しい・悪い男感がでていて、それがこの曲のスパイスになっている。

わたしがすきなのが小山さんの下ハモ。「JUMP AROUND」や「EROTICA」で聴いた下ハモは、曲全体の印象を左右するような響きで、コンサートで聴いたとき想像以上にズシンときたのを覚えてる!声質もそうだし、きっちり落ちている低い声なので全体的な音に奥行きが出ている。裏で鳴る楽器に負けないようなメロディラインを支えるのが、今回も小山さんの下ハモだと思ってます!!!

■シゲ

シゲの高音~~~!!!!! いいとこ出てる~~~!!!!!

「Sweet Martini」を初めて聴いたとき、「シゲって高い声がこんなにきれいに出るんだ…!」と驚いたのを思い出した(ごめんねシゲ…)!!! 

あとはもうあれだよね、あれ。

 

シゲ「君の、君の美貌が僕を狂わせた」

オタク「こっちの台詞です!!!!!!!!!!!!!!」

 

どう考えてもこれシゲパートじゃん… 制作陣の総意でしょ…。

「君の、君の」ってのが、「狂わされる気なんてなかったのに」っていう動揺してる感じがします(最高)。相手にだけ聞こえるような、ささやくようなウィスパーボイス~~~ たまんね~~~!!! これコンサートでやるところ想像したらヤバいな!!! どんな顔すんのよ!!!(味スタでたのしみにしてます)(やってください)

■増田さん

えっと…

この曲の中に増田さん何人いる???(1人です)

こわいです、この人はどこまでも表現するのが上手くて。場面ごとに色も温度も形も違う声。知っていたはずなのに、知らなかったみたいでこわくなる。そしてまたすきになる。あ~~~!!!助けて~~~!!!増田さんの歌がめっちゃすき~~~!!!

 

セクシーで男の人の裏声って感じの声

シゲの高音はビュリホー!で増田さんの高音はセクシー!って感じです(語彙力)。

キレキレで荒さもあるラップ

単語で言えば、「brilliant choice」「徹底HACK」「完全開放ROAR!!!!」。BLACK HOLEで感じた「こんな歌う方もできるの!?」案件がまた出現した。EPCOTIA以前は増田さんはいつも丸くてあったかいと思っていたけど、2018年に入って新しい扉を開いていっている。なんであんな風に音であそべるのか… 面白いボーカルだな~…。

ささくような甘い響きの声

「照明落としてキスをしようよ/犯罪的なロマンスナイト」がこの曲の中のベストフレーズです!!!これはもう全世界の照明が落ちてしまう…。以前にもブログで書きましたが、理性的な人がこういう歌詞を歌うのは本当に狂うので…。狂うので…。

 

n-e-w-s.hatenablog.com

 

 「ここには来ない夜明け」なわけですから、ハッピーエンドじゃないんですよ!!! だから本当はキスもしてはいけないというわけで…。狂うね、狂う。ここもね、どんな顔して歌うのか見たいので(何卒)。

 

番外編:「Moonriver」のあとの「uh-」

そしていちばん狂ったのがここだよ…。もうすでに狂ってるというのに…。こういうフェイクは初めて聴いた気がするんだけど!? 艶めかしい~~~ 色気~~~ 色気がすごいんじゃ~~~ うーん、あとは、なんか、泣きそうな声だと思った!

 

とにかく、狂う。

 

 

 ・曲自体に実体がない

急になんぞやって感じですよね(抽象オブ抽象)。この曲、イメージとしてはこういう感じ。

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ダンスホールで開かれているパーティ/ジャズが流れているくらいだから、そこそこ品が良い/登場するのは「女性」と「その女性の美貌に狂わされた男性」/2人は結ばれてはいけない間柄/照明はシャンデリア

なんとなく、関係性としては「怪盗」と、「怪盗が狙う宝石の持ち主の娘」みたいな印象を持ちました。実際になにを盗むのか、それがモノなのか形のないモノなのかは置いておいて。

だけど、この曲に物語ってないと思っていて。わたしがこの曲から受け取った印象から物語を作ったにすぎない。実際に歌詞を見ていても、特定のなにかを示すような何かはなく、ことばであそんでいるだけのように見える。「得体のしれない」という部分がこの曲の魅力の1つなのかもしれないな~!自分で言ってても意味わかんね〜!

 

 

 ・映画のサントラのようなオケ、ピアノの音がすきだ

この曲、カラオケ版を流してると映画のサントラを聴いているような気分になるんですが、「ピアノやトランペット、コントラバスが聴こえてジャズっぽく見えて、アクセントのシンセでエレクトロな要素もある!?」っていう!ここもまた新鮮で面白いのです!!!

クラシックやジャズ以外のピアノ曲というと、わたしの身近なところでいうと、バンドの曲だったりする。

 


ゲスの極み乙女 キラーボール

 

Twitterでもお話しておりましたが、ゲスのテイストを感じた方もいたはず…!)

 実は前半はピアノの音が出てきません。シンセがピコピコしてます。ピアノが出てくるのは「果てしない焦燥」以降(ここが前半と後半を分かつポイントなのかな?)。「ハッタリカマしてMOVE ON」の後ろは思わずテンション上がっちゃうし、「照明落としてキスをしようよ」「宵を待つ傍ら」の後ろはロマンティックでステキ!!!

あとは歌入りだと気が付かなかったけど、「Side by side総員退避」の後ろのコンバスが超カッコいい!!!

 

オケがすきすぎて、カラオケ版を聴く→NEWSの声が聴きたい→普通版を聴く→オケだけ聴きたい→カラオケ版を聴く→NEWSの声が(以下略)を繰り返している(マジの話)。

 

 

 

 

以上で〜〜〜す!!!カンカンカ〜〜〜ン!!!もう最高しかいえないので、匙を投げます!!!!!

このほかにも「ボカロっぽい!」というお声も聞いているので(通ってこなかったのでわからない)、とにかくいろいろな人に刺さりそうな曲ということは間違いないのでは!? 地上波でやってください!?!?

 

まぁ「ここが面白い!」「ここがすき!」とごちゃごちゃ言うてますけど、

とにかく最高なんだ(聴いてくれればわかる)!!!

それに尽きる!!!!!

この勢いでCascadeが最高な話もしたい(夜が明ける)くらい最高なので、NEWSはカップリングまで最高だ!!!最高で最高!!!ありがとう~~~!!!!!