宝箱

すきの定義は「心を動かされる」こと

NEWSのすきな曲、コンサート演出、衣装ベスト10

増田貴久の○○が5周年! おめでとうございます!

そんなおめでたい記念に現在ますださんによる一問一答企画が行われている。そこでこんなことを言っていた。

俺らの曲で好きな曲!

聞きたい。

なんで好きか!

好きな演出とか!

衣装も聞きたいな!

ここでオタクの頭がフル回転を始めてしまう…!!!

そこで改めて自分のすきな曲、コンサート演出、衣装を10個ずつあげてみることに。ちなみに厳選するだけでもかなり時間を要しており、泣く泣く削ってそれぞれ10個に収めている。順番を決めるなんてことになったら時間が足りず人生が終わってしまうので、上位を順不同で並べることにした。

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すきな曲ベスト10

最初かなり絞って選んだつもりが40曲ほどになっており、苦労した…。一応10曲選定してみたものの、次選んだらその40曲の中からまた違う曲を選んでる可能性もあるだろうなぁ。思い出補正はなるべく省き、単純に曲としてすきな曲を今回は選んでみた。

■I・ZA・NA・I・ZU・KI

順位は決めないといった矢先だけど、一番すきな曲かもしれない。音楽的に、歌詞的に、世界観的に、そして歌のハーモニー的に、どれをとってもドストライク。WORLDISTAで初めて生で聴くことになり、ブワァッといろいろなものがこみ上げた記憶が今でも鮮明。

n-e-w-s.hatenablog.com

 以前ブログに書いたけど、大昔に散ったいくつもの悲恋とその悲しい結末唯一知っている月の歌だと思ってる。

星をめざして

「一度死んで また生き返る そんな 魔法を かけられていた」という歌詞を、メンバー脱退後6人でリリースする初シングルの頭にセンターに歌わせるの、すごい。この曲からNEWSの曲に「NEWSというストーリー」が含まれるようになったように思う。

ただそういう物語性ありきですきなのではなく、単純に曲としてすき。一瞬の煌めきを閉じ込めたような曲。永遠じゃないからこそせつなくてきれい。そういう意味で、個人的にもうNEWSには似合わなくなってしまったなと思う。「みんないるかい」と問いかけなくとも、彼らは答えを知っているだろうから。そして今のNEWSは刹那的というよりも、もっと恒久的に見えるから。

Winter Moon

隠れめっちゃすきな曲。さくらガールもだけど、ピアノの曲がすきなんだ。「消えてしまうそうな はかない笑顔に ふたりの秩序が崩れ落ちてゆく」を歌うますださん最高では…。

言おうとしたこと、昔の自分が言ってた。

■Dance in the dark

「どうするの?どうしたい?」ウッ……………………。

これはもうことば(理性)ではなく本能じゃないですか?(放棄すな)

今のNEWSがやったら、会場中がなぎ倒されてしまう……。

■バタフライ

優しくて、あたたかくて、ホットミルクのような曲。「大丈夫 おやすみ、頑張ってる君が好き」という歌詞は魔法のようなフレーズ。この曲をライブで歌ってるときのメンバーの顔が愛に溢れていて、愛しくなる。

星の王子さま

再生回数がぶっちぎりて多いと思う。外的要因により人生で一番悔しくて落ち込んでいる時期、「世界が全て正解じゃない」という歌詞に何度も何度も救われたなぁ。

■U R not alone

NEWSの歌のパワーを最大限に引き出す曲。逆に今なにがすきとか説明するのが難しいね。この曲とともにいろいろなシーンを乗り越えてきたし、支えとなっていたし、そして、

我々のパートがあります。 

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 この楽曲を歌うNEWSは、世界一力強くて、世界一脆い。

AVALON

NEWSが歌う桜の曲はいつもせつない。さくらガールのせつなさとは少し違うのだけど。☆taku takahashiさんの手によってデジタルデジタルしたサウンドになっており、生の桜というよりは、バーチャルの桜を想起させる。

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AVALONは遠い未来に浮かぶ島。そこにはもう草木や花はなくなってしまっている。その島にたった1本咲いてるのが人の手でつくられた桜。これはいわゆる”データ”で、プログラミングされた実体のない桜。落ちてくる花びらには触れられないのです。

主人公はAVALONで彼らと夢の中で出会ったことがある。桜が舞う季節になると胸が苦しくなるんだけど、どうして涙があふれるのかはわからない————。

 と、ここで流れるのが「AVALON」です!!!たのしい……たのしすぎる…。「AVALON」だけで1冊書けるよ…。

■夜よ踊れ

最高の要素が全部詰まってる。

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■Champagne Gold

ここで入ってきたよ、ド新曲。夜よ踊れチームの新作です(すきに決まってるだろうが!)もうサウンドがすきなのよ。からだがゆらゆらする。めっちゃ聴いてる。

随所に加藤さんの中世的な高音が効いてて良い。ますださんの「甘いフレーバー」をはじめとする息多めのア行が良い。「普通の針じゃ物足りないでしょ?」はライブで死人がでます(予言)こやまさ… こやまさーーーん!!!!! 低音が響くので曲をパリッとさせていて良い。

 


すきなコンサート演出ベスト10

パッと浮かんだものから列挙していったものの、円盤を見ているうちにあれもこれもになってしまったのでこちらもかなり厳選した。

■SNOW EXPRESS→Winter Moon<WHITE>

すきな演出と聞いてすぐに思いついたのがこれ。WHITEというコンサート、「SNOW」を含む曲を黒い衣装を纏い、4本のスタンドマイクの外側に立ち、向き合って歌う。「お目覚め」以降頭上からの照明は落とされ、正面から照らす照明のみになると一時4人のシルエットだけが浮かび上がる。これがきれい。続いて流れるように始まる曲が冬の雰囲気そのままにWinter Moonというのがまた、類を見ない美しい曲の置き方。

■ESCORT<QUARTETTO>

加藤さんソロ演出全部すきですきでせめて一曲と思いつつ悩みまくったんだけど、ECCORT、あやめ、CACAO(2020ver.)まで絞り、ESCORTにした。まず、登場シーンからすきだから!!!メインステージ真ん中の去っていく小山さんをエスコートするようにドアを開けているのが加藤さんなんてさぁ… 最高だろぉ…(ライブ後の居酒屋テンション)曲間のつながりをこういう風に生かしてくるし、それ以降も物語を感じる演出が続くのでだいすき。荷物を載せて運ぶためのラックに乗り、上下に分かれているステージの下から上へ運ばれていく。扉の向こうにいる「誰か」に青いバラを渡し、「シーッ」と秘め事の向こうへ去っていく最後まで含めて転げまわるくらいすきだな…。

■NEVERLAND OP<NEVERLAND>

伝説のOP。初めて入ったジャニーズのコンサートのOPがこれでした。とんでもないでしょ。

汽笛とともにメインステージ中央から汽車が出てきたと思えば、円状にぐるっと形状を変え、センターステージがせり上がり、その真ん中からNEWSが登場。あの衣装で。刀、ステッキ、旗、松明それぞれを持ち、炎と水の中に佇んでいる姿を見て一気に世界観に没入する。作り上げたNEVERLANDのファンタジー世界をドデカいスケール感で迎えてくれる個人的歴代最強OP。

■Brightest Inter<NEVERLAND>

Jr.の動かし方に惚れ惚れするInter。加藤さんソロ「あやめ」で円状にひれ伏す形でステージに留まっていた真っ白な衣装の彼らがInterの訪れとともに立ち上がってゆらゆらと動き出す。Brightestに向かってセンターステージからメインステージまで隊列を成しながら踊り、進んでいく。音楽も演出も最高にオシャレでだいすき。曲間のつながりさえも逆手に取る。

■EPCOTIA OP<EPCOTIA>

囲われた円状のセンターステージが持ち上がり、現れたステージ中央に置かれたスペースシャトル、Aメロ、Bメロを歌う声だけが聴こえる。シャトルから出てくるものだとばかり思っていたのに、なんとその頭上に宙づりされる形で登場してくるという激ヤバ演出。EPCOTIAのテーマが宇宙だからだ。予想を何重にも裏切られたOP、驚きと興奮で血管がブチ切れそうになった。

AVALONの舞う桜<EPCOTIA>

青とピンクの照明で、全体に薄暗くミステリアスな雰囲気。大さびで桜の花びらがドバっと降ってきて、風に煽られ舞う桜の中で歌うというのがとてもすき。

ますだ担だけ振り付けがあると思っていた、あのパート(ますださんはすごい踊ってるけど、他メンバーはそうでないと後で教えてもらって知るのだった)

■タイムワープ<EPCOTIA ENCORE>

天才の発想? ソロ曲ゾーンの前に差し込まれ、「機長より業務連絡です。ただいまタイムワープの歪みが発生しました」「乗客の皆様、これから少し時間の進み方が変わるかもしれません。でも、安心してください。これも宇宙旅行の楽しみの一つです」というアナウンスがある。つまり「時空が歪んでしまったから過去のソロ曲が出てきてしまう」という演出。

■さくらガールのしだれ桜<WORLDISTA>

閉じられていたモニターが真ん中から分かれて、その向こうには満開のしだれ桜。生で見たときの万感が記憶に残っていて、なんというか、イメージにピッタリで相当良かった。

Digital Loveのゲーム画面<WORLDISTA>

ゲームのような曲をライブで再現するにあたり、バックモニターにドット絵でゲームの背景を描き、ゲーム仕立てにするという演出(イメージはスーファミ時代のマ〇オです)モニター前に立つNEWSがさながらゲームの登場人物である。これはライブだけでなく、なんとSONG OF TOKYOのステージでも再現されていたのだからこだわりを感じる。

■I・ZA・NA・I・ZU・KIの月と水<WORLDISTA>

演出部門の優勝演出。生まれ変わってもすきだと思う。

舞台は雨降る月夜。増田さんがワンフレーズ歌って水をはねさせる(このときの水と尻尾の軌跡がまた…… 美しいんだ……)と、それが起爆剤になったかのようにメンステと花道のつなぎ目に雨が降り注ぎ、水の壁が現れる。(この流れ落ち始めるタイミングが最高なんだわ、また!)  水はそこから花道を流れセンステへと流れ込む。「水が流れている?」始めは目を疑った。水の流れをプロジェクションマッピングたいに映してるのかと思ったけどそうじゃない。光の反射、跳ねるしぶき、あれは本物の水だ。水の上に4人は現れた。狐のような尻尾を携えたあの衣装を纏って。前回と全く違う演出。4人になる前の曲だけど、こんなに伸び代があったとは……、脱帽。今回は「I・ZA・NA・I・ZU・KI」という曲から連想される物語がそのまま演出によって表現されたように思う。

 「あの月に」でテゴマスのハーモニーが響く瞬間に照明が切り替わって、月光だけに照らされる影のようになるのもすき。

 


すきな衣装ベスト10

ますださん、NEWSに関するすきが多すぎて全然終わりません。

■QUARTETO OP絨毯衣装<QUARTETO>

重い布、軽い布、布が多くてだいすき。幾重に重なり合ってカルテットになる。OP曲である「QUARTETO」には、"跳ぶ"振付がある。その瞬間がこの衣装の真骨頂。一体を覆う重い布がはためき、翻る、一連の画が美しい。ただの舞台衣装ではなく、"コンサートで踊って見せたときにどう見えるか"まで計算されていた。

■「オープニング」(スパングルのマント)<NEVERLAND>

OP衣装は、そのコンサートの象徴。マントを羽織った軍服のような形状はNEVERLANDの世界観を含み、光の当たり方により輝きを増すスパングルの派手さはOP演出に負けない華やかさがある。襟の形、装飾の種類や数、ボタンの仕様、細かにそれぞれが違っている。

「この生地との出会いが、NEWSがいるネバーランドのインスピレーション源にもなりました」

(『装苑』2017年9月号 p.42)

■「ファーのパッチワーク」<NEVERLAND>

色、素材、柄、さまざま生地が同居するハデハデ衣装。とにかくハデですき。キルティング、メッシュ、ファー、単体で見るとオシャレに見えなそうな生地たちも、アイディアと組み合わせ次第でこんなに異彩を放つ一着となる。

■「迷彩」<NEVERLAND>

迷彩をステージ衣装にするのは何気に難しいのではと思ったりする。元々の由来が「カモフラージュすること」であり、現代においてもハレとケで言えばケの印象が強い。それがどうだろう、野暮ったさもお馴染み感もない。迷彩をスパングルで表現していることもあるし、刺繍やスタッズをつけたり、多種の迷彩を重ね合わせていることも、この衣装がステージで映える要因かもしれない。重なり合うスカートのデザインがほんとにかわいいし、動き回るたびにキラキラと輝いていてよかった。

■「赤スパン」<EPCOTIA>

「大好きなSMAPとエンターテイメントへの思いと愛を込めて作りました」

(『装苑』2018年9月号 p.33)

We are SMAP! 2010 CONCERT」で見た赤の衣装からインスピレーションを得て作られた衣装。赤という色味で作り得る強さを表現しているようだけど、これを着て歌う一曲目が「KINGDOM」でとってもよかった。「紅く燃ゆる太陽」も。

OP衣装の下に着ており、スポーティーな赤。全身ほぼ同色でありつつも、ポイントの黒やミックスされた素材でメリハリがついている。靴はツアー用に「NIKEiD」でカスタムされており、右足に「NEWS」、左足に「2018」の文字が。

■「ミラーマント」<EPCOTIA>

めっっっっっっっっちゃすき。

当てる照明によりいろいろな顔を見せてくれる鏡素材の衣装。服というより、シンプルに鏡を纏っているかのようにギラギラとしている。素材の強さとは裏腹に、マントが雪ん子みたいでかわいいなと思ってる。

EPCOTIAではLPS~NYAROで色が変わるリフターに乗りながら来ていたこの衣装。立っているリフターの色や外周しながら変わる景色とともに色が変わっていったのが印象的で、外周するのにこの衣装を選んだ理由がよくわかった。

■メンカラ衣装<15th Strawberry>

衣装を見ただけで鳥肌がたったのは、後にも先にもあの瞬間だけですね。

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■SPIRIT ジャージ衣装<EPCOTIA ENCORE>

ベースは既製品なのだけど、細部に神が宿っている衣装。シゲの衣装には「spirit」の文字とともに「1987.7.11」と誕生日を刻むなど、各衣装にますださん直筆の愛が張り付けられている。

細かすぎて、言われないと見てる側には伝わらないけれど、この仕掛けはそれをわかっててやっていて、なにより「着るメンバーの気分を上げる」ことを大事にしてるますださんらしいなと思った。

■「赤い馬」<WORLDISTA>

前から見ると一見シンプルでシックな赤ツイードの衣装。バックスタイルを見てビックリ、馬のしっぽがついている。ターンをしたときなど、動きに合わせて描く弧が美しい。

ラプンツェルからインスピレーションを得たという話を当時の〇〇で聞いたけど、いったいますださんの目から見る世界はどんな世界なんだろう?

■「黒い鳥」<WORLDISTA>

数えきれない黒のレースが基調となる、エアリーではためく布の動きがまるで羽のような美しい衣装。ターンから一歩遅れて付いてくるレースの余韻がすきで、この衣装を着て踊った2019年MUSIC DAYの「仮面舞踏会」、最後にピタッと動きを止めた全体の画の中でそのレースだけが舞っていてきれいだったなぁ。

 

 

これを書くために過去のコンサート映像をあれやこれや見ていたんだけど、

NEWSのコンサートがあまりにもすきすぎて、咽び泣いております〜〜〜。すきだ〜〜〜。最高だ〜〜〜。

すきを噛み締め、一層STORYがたのしみになりました。オチはない。