宝箱

すきの定義は「心を動かされる」こと

overtune

本日7月15日、NEWSニューアルバム「音楽」の全曲名と製作陣が発表された。

(公開と同時に高速で駆け抜けるTL)

待って? 情報量が多い!(うれしい悲鳴!)

マジでしばらく「えっと……?」になってた。

 

順を追ってつぶやきなるつぶやきをつらつらと。ツイートでは収集がつかない。

Interlude「作:加藤シゲアキ 朗読:松たか子

エッ!?!?!?

乗っけからパンチが効き過ぎてて二度見。まずここ数年NEWSのアルバムで曲間に挿入されてきた物語の繋ぎ目ことInterlude。それを今回は初めてメンバーである加藤さんが作ると。この方先日映画制作に原作・脚本・監督・主演として携わることが決定しているんですが!? 何人いる!? 物理的スケジュールもそうだけれど、「ひとりの脳みそなんですか?」の方の……。まぁでもひとりの脳みそなんですよね。アイドルという職業を広く広く解釈して視野を広く持ってきた加藤さんだから、「できるの?」「意外」みたいなことは全くなくて、「きっと最高のアウトプットだろうけど、初めての試みだし未知」的な感じです。

それをなんと松さんが語り……!なんてロマンチックな出会い。役者としてもボーカリストとしても松さんの声は普遍のようで誰でもない唯一の声だと思っているので、あの奥行きのあって美しい声で加藤さんの世界が語られると思うともうたまらんな。どんな化学反応が起きるのかたのしみで仕方ない。というかマジで松さんが参加してくださるのうれしすぎる。ちなみにダメ元でオファーしたところOKをもらったとのこと。(シゲアキクラウドより)

プロデュースは⭐︎Taku Takahashi。こんなん絶対最高!

 

Interludeが示す「音楽」というアルバムの構成

Interludeが間に挟まってくるわけですが、このタイトル見てると起伏のある一曲がそこに浮かび上がるようでドキドキしてくる。

1〜4:Introduction

5〜8:Rhythm

9〜11:Melody

12〜15:Harmony

16〜18:Dischord

19〜21:Music

既出曲と照らし合わせると、なんとなく分かるよね。このへん考え始めるといろいろある。Dischordセクションが「BURN」と「ReBorn」なんだよ! この意味!

 

あちこちに散らばる音楽用語

「TRIAD」は発表されていたけど、新たに「カノン」「ポリリズム」「Coda」「Agitato」そしてInterludeのタイトルまで音楽用語が!

 

「pink moon」produced by Takahisa Masuda

プロデュースドタカヒサマスダ!?!?!? ますださんが楽曲プロデュースに関わることが決まっている世界でした、ここは!!!

NEWSにはまだまだ開け切られていない引き出しがあったのです。楽曲プロデュースってどういう部分に携わるんだろうな。作詞でも作曲でも編曲でもないので、曲のイメージの構築とか、ある程度形になった曲に対する意見出しと再構成みたいな部分なのかなと思ってる。ますださんのあの宇宙みたいな頭の中は今までパフォーマンスや衣装という形で見せてもらってきたけど、それが曲に注がれると思うとまたたのしみだよ。とか書いててJUMP AROUNDのことを思い出したよ。初ではないよ。(自戒)

moonという英単語がすきだから気になる一曲。paper moonとかmoonlightとか。製作陣はmadoromiやリボンを手がけたKacoで、なんとなーくpink moonは淡いイメージです。

 

「KMK the boys rock you all!」

ついに?KMKが楽曲になったぞーーー!!! 知る人(ファン)ぞ知るKMK。小山増田加藤ということで突如浮上してきたKMK。

「rock you」と聞いて、一番始めに思い出すのはQueenの「We Will Rock You」という曲ですね。自分の英訳はかなり解釈込みの意訳なので正確ではないけど、「世界を揺さぶる」という意味だと思っていて、「KMK the boys rock you all!」にも同じようなニュアンスを感じている。KMKと名がつくので、メンバーの名前が入ってたりするのかなーと想像!

 

走れメロスのように」

走れメロスといえば、原作と森見登美彦氏の小説「新訳 走れメロス」。そして今回は楽曲「走れメロスのように」が来ました。曲名を見てヒロイズム感を感じたわけなんだけど、作詞をチラリと見て驚き。

「作詞:武田鉄矢」!?!?!?

こんなところでお名前拝見するとは思わないじゃない! 縁が繋がってこんなところまで。偶然でもなんでもなく積み重ねがこういうサプライズを生むのだなとまた感じております。しかしどんな曲になるのか全くわからない。

 

「Coda」

アルバム本編ラストの曲。この曲を見て改めて「音楽」というアルバムはひとつの曲なんだなという感想が浮かぶ。ライブもまるで一曲のように、物語の起伏があるものになるのかなー。たのしみー。

Codaというのは曲の最後の部分ですね。独立した終結部のことで、楽譜上だとト音記号を頭にした別枠が設けられます。頭から続いてきた譜面の途中にto Coda(実際はCodaのマーク)が現れると、Codaに飛びます。

一曲前が「未来へ」というのが良いな。「未来へ」で終わってもいいくらい明るい未来へ続くエンディング感があるけど、その後ろにもう一曲あるというのは「この曲(アルバム)を締めくくる」という意思みたいなのを感じる。

 

THEソロ

見た? ますださんのソロ……。

「XXX」

作詞:篠原とまと

作曲・編曲:伊藤賢、辻村有記

(絶句)

絶句でしょうが……!こんな……! 絶対に良いし絶対に悲鳴あげちゃうようなソロ情報……。ありがとうございます……。XXXて。キスキスキスですか。この製作陣で?……もうなにも言わずにひれ伏して待つことにしますね。震えが止まらん。打ちのめされる準備はOK。TLのますだ担がみんな「ヒェ……」になっててよかった。

こやまさんのソロ「Refrain」、製作陣がお初にお目にかかる系が多くてですね。と思ったら、Carlos K.ArmySlickも有名トラックメーカーでしたわ! わたしが知らんだけ!しかしLittlezy……?情報出てこない系の方もいますね。NEWSあるある。篠原さんは「夜よ踊れ」提供当時マジで情報がなかった。どんな仕上がりになるのかわからんのでたのしみ。

加藤さんのソロ「Agitato」は意味だけで見るとこれまでとまた違ったテイストになりそう。4部作でソロ曲の輪廻を閉じた加藤さんが今度はどんなソロを作るのかたのしみ。もう編曲までやってるし、全部セルフで作る系ジャニーズ。(最初に「Arigato」と誤記されてたのはここだけの話にするね、おもろい)

 

以上。ここまで書いたけど、まだ曲聴いてない。

収録楽曲発表だけで3000字のブログ書かせるNEWS、すごいんすわ。4部作が終わって、3人体制になって初めてリリースするアルバムなわけだけど、あの最高の4部作が終わって一発目に「音楽」という大きなテーマを掲げて挑戦的なアルバムを作るNEWS、誰よりもNEWSの可能性を信じているんだと思うな。わたしのNEWSとの歩みは4部作と共にあったのでかなり思い入れがあるんだけど、次の作品もほんとにほんとにたのしみですね。期待のアルバムは8月17日発売!