宝箱

すきの定義は「心を動かされる」こと

絶景とはじまり/不自由と自由と「3」〜NEWS LIVE TOUR2022音楽〜

UR not aloneがセトリになかったのは、入らなかったのではなく、入れなかったんじゃないかと思っていて、真偽はともかくその事実が自分の感覚とすごく合っている。

UR not aloneがだいすきで、すごく思い入れがある。ファンになって初めて発売日を待って買ったNEWSのアルバムNEVERLANDに収録されていて、初めて入ったNEVERLANDツアーの東京ドーム公演で聴いた魂の底から叫ぶようなその歌に心震えたことを今でも覚えてる。ますださんが泣いてたのも、わたしが泣いたことも、忘れられない。後にアルバム曲とは思えないほどいろいろな場所で歌われて、ライブでわたしたちも歌って、4人のNEWSの後半はUR not aloneとともにあった。人の思いが集まってエネルギーを増す、エモーショナルな曲。歌うほど成長するその曲が4人のNEWSの熱さの象徴のようにも思っていた。
思い返せば、4部作中、つまりわたしがすきになってからその曲がセトリから外れることはなかった。15周年ライブStrawberryのセトリにもあったし、当たり前に毎年聴いていたことになる。それが、今ツアー音楽では歌われなかった。でもそれに気がついたのは初めてライブに入った日じゃない、それほどショッキングではなかったということ。そして、それで物足りなさを感じたかというとまったくそうではなかった。むしろなんだか納得感すらある。

3人が初めて3人で作ったアルバムのツアー、いわば門出のツアーにUR not aloneを歌わなかったこと、4人のNEWSが終わりを迎えて、新しいNEWSへ、そういう宣誓に感じたなぁ。あと「エモーショナルからファッショナブルへ」加藤さんが話してたような話とも通ずる。あの曲の持つ過去を抱えたエモーショナルさは、今回の明るい幕開けにはなくてもいいような気がする。でももちろん捨てたという感じではない。「UR not aloneを歌っていたNEWSが音楽を作っている」そこに今のNEWSの音楽の説得力があると思う。

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"Introduction" -Interlude-

松さんの声とモニター映像から始まる。内容に合わせて照明も変わるし、我々のブレスライトが光ったりするし、会場を巻き込んで音楽の世界に連れて行っていってくれる物語パートがすきでした。

TRIAD

衣装:黒+ビジュージャケット/赤ボトム

メンバーにより異なる場所で輝くキラキラのビジューが遠目からでもキラキラしてる。ますださんにとって、赤は強さの象徴だったことを思い出す。

NEWSのオープニングだいすき芸人として「今年はどんなオープニングだ!?」とワクワクしながら開演を待つんだけど、あの……?今回……、

生バンドだーーーーー!?

ステージ上に並ぶ楽器で生バンドだと察し大興奮。うれしすぎ……。今年はモニターの中のNEWSから始まる。声はするのに……その場にはいない!? NEWSはどこか別の場所にいて、建物の中、夜景の見える外を歩きながらTRIADを歌っていた。はじめ一人ずつモニターに抜かれるんだけど、みんなサングラスかけてめーーーちゃめちゃめちゃカッコいい。福岡1日目のおでこやまさん回で控えめなどよめきが起きる。

そして歩いた先の登場の瞬間。どこから登場するのか!? アリーナ!?(ex.STORY) 上!?(ex.EPCOTIA) 下!?(ex.NEVERLAND) もーーーとにかくキョロキョロした。意外にもシンプルにステージ後方の扉から。間奏が終わって扉が早く。ただ……? 今まで3人が映っていたモニターから会場が見える……? そう、なんとステージ裏を歩いてきて、ここに辿り着いていた。

チンチャうまっか

このトンチキソングが大人カッコ良くなる謎!  落ちサビでこやまさんセンターになるのが良い良いの良いなんだけど、センターが変わるとガラッとイメージが変わるのがおもしろいね。この曲はシゲが一番ちゃんとダンスしてる気がするw
鳴神舞

あの……優勝。もう……3曲目にして優勝なのよ……。優勝!

ライブでやるのほんっとーーーにたのしみにしてた曲がセトリ入りして、さらに生のバンドセットで聴けるうれしさがすごいよ!!! ますださんフィーバータイムこと鳴神舞なんだけど、まずセンターのお立ち台に足かけて歌い始めて初っ端からエンジン全開。(フレンズいわく靴下見るならここだそうです) バンドメンバーに絡みにいくのも超いいよね。鳴神舞に関して特定のどこがいえないほど全編見どころなんだけど、加藤さんの「これでよかった?」からの合いの手パートを上手端っこで高らかに歌い上げるますださんがカッコいい。

こやまさんですきなのは加藤さんセリフパート前に下手の端っこでスタンドに向かって「しーっ」ってしてから上手のシゲの方指差すところ! 「ignite」の腰振りは円盤で見ます……。そこ、いつもたのしくなっちゃって拳振り上げてて見てなかったっぽい。

シゲはセリフパートで声と表情を作り込んでて、騒がしい曲の中で急にしんっ……と涼しくなるあの瞬間が神聖ですきだった。その後の「あほんだら」で表情が変わる瞬間までモニターで抜いてくれるのうれしい。

後半にスーパーコヤマスタイム(治安悪)があってそこだいすきなんだけど、なんか仙台はますださんが機材に膝置いてもたれかかりながらずっとモニターに抜かれる時間があり……。2日目昼は目元が見えるサングラスでしっとりウインク、オーラスは黒いサングラスだったけどじーっと上目遣いでカメラ見ながら歌ってくれてて耐えられなかった、腰抜かした。(両部とも同行者と顔合わせて「ヤバい!」になってた) たぶん昼は「伝えきれぬ程の愛が〜」で夜はラスサビ途中の「笑いかけるから my story〜」かな……? とにかくヤバかった記憶しかなくてどこだったか正確に思い出せなくて困ってます。ハイライト。

「極彩色の〜」でモニター一面カラフルになるのもすきな演出の一つ。細部まで凝ってる〜。

チャンカパーナ

3分割全身投影モニターありがとう! あれめちゃよかったよね〜、双眼鏡忘れた人、持ってきてない人が助かる。バンドバージョンのチャンカパーナなのでいつもとは違う音が聞こえて新鮮。
未来へ

未来へMVが流れて、歌唱中はカメラ映像。札幌では自然?空?の映像だったけど、さいたまで見たら変わってた。ツアー通して他のところもちょっと演出変わってるよねをここで上モニターがついてることに気がつく。傾斜のある会場(◯◯たまスーパーアリーナくんのことだよ!)はスタンドの座席位置によっては全く見えないモニターですこれ。アリーナから前方座席から見上げると奥行きを感じられて良い。

最後のおーおおーの声を聞いてるこやまさんの表情が晴れやかでたのしそうでいい顔してるんだよ〜。仙台だけちょっと声出せてうれしかった曲。

"Rhythm" -Interlude-

リズムがここに入るのは、この後にカスタネット曲があるからだね……!? と後から気がつく。

LOSER

衣装:赤チェックトップス/赤ボトム

ゴールドのスタッズに混じってアルバムのロゴが書かれてる。首元に黒のリボン、サイドにリボンがついた赤ニット、加藤さんの衣装がどう見てもかわいい。

お待ちかね!話題のグッズくんことカスタネットの出番よ!ということで、LOSER前メンステ→センステ移動しながらNEWSによるカスタネット練習タイム。こやまさんのちゃんとした練習、シゲによるご当地ワード盛り込みながらちょっとトリッキーな練習、ますださん…… は、やると見せかけやらない芸とか会場によっていろいろやってた。福岡2日目昼では腕ぶらぶらさせるやじろべえみたいな動きしてたんだけど、あれやった後にリズム崩したのかLOSERの出だしを間違えてたので、仙台であれやってて不安になったw

練習を終えて、最後にファンが鳴らしてるカスタネット音をガイドに「立ち上がれ あゝ」とNEWS が歌い出す。もうね〜、この演出がだいすき。ファンからの音が土台になってNEWSの歌声と重なり合う瞬間はかなり一体感があって、なんていうんだろう、ステージだけじゃなくて会場中が鳴ってるのが見えるんだよね。いつも視界がズームアウトする。この曲がメンステじゃなくてセンステなのはそういうのも計算されてるのかな? カスタネットの音を四方から浴びてるのが良いんだよな〜。仙台では一部ルールにより声出し可能になり、こやまさんがNEWSコールを煽ってくれてさらに会場が鳴り、NEWSが歌い出した瞬間の静寂との対比が強調されてた。

チュムチュム

ここからアリトロへ! トロッコはクリアなってて初期はオレンジとピンクに光ってる。あの色かわいい! 毎回頭のこやまさん「チュム」をますださんが邪魔する流れがあったけど、LOSERの入り間違え回は堂々たるこやまさん「チュム」でした(さすがに遠慮したという本人談w)

「隠した欲望〜」を客席に向かって歌ってるますださんヤバすぎない? モニター見て卒倒した。

ビューティフル

ロッコでバクステ側に移動。曲前にコヤマスバックハグタイムがあって、わかってる人は突然モニター側向き出すからめっちゃおもろいw 前半はそこでモニター抜くの想定してなかったからだと思うけどタイミングよく抜かれてなくて、後半は一部始終全部抜かれてたのでカメラさんサンキューになりました! されるがままだったら嫌そうな顔したりしてたけど、仙台はニコニコしながらずっと手叩いててこやママが困っててかわいかったw (´-」-`)壊れたゴリラのオモチャ…… (`▽´)出るとこ出るぞ!←ゴリラNG? ちなみにこのときシゲはゆるゆる客席にお手振りしててこっちもかわいかった。

曲はますださんの生口笛から始まる。贅沢〜!!! シャボン玉×レーザー×虹はビューティフルにもNEWSにもピッタリな演出で、これもだいすきなんだよね。雨上がりの午後みたい、穏やかであたたかくて眩しいな〜って思ってた。歌いながらますださんはセンステへ、コヤシゲはメンステへ、トロッコで移動。
カナリア

大穴ですね。ライブでこんなに化ける曲だと思わなかったというのが正直な感想。この曲、3人になった直後にテレビで見たときは「今歌うには結構重いな」と感じた記憶があってさ〜。

ますださんがカナリヤだった。1人センステに立つますださんが歌いはじめて、メンステから歩いてきたコヤシゲが到着すると入れ替わるようにしてますださんは花道の方へ歩く。このときお互いが見えていないように振る舞うのがすきだった。カナリヤはカナリヤだけの世界にいるのかもって思ったから。そしてサビに差し掛かる前に花道側からますださんが走ってくる。毎回かはわからないけど、メンステの方向きながら何歩か歩きながら胸をトントン叩いていて、それがすっっっごい良くて。あの胸トントンはますださん自身の「いくぞ」にも見えるけど、たぶんそれよりはカナリヤが飛び立つ前のモーションみたいなものだと思う。サビでやっと3人の声が重なる。

この曲は一色ピンスポだけのシンプルな演出なんだけど、鳥籠をイメージしているのかと。最初はいくつかのピンスポがクロスしていてまるで籠にカナリヤを閉じ込めているように見える。それが途中から下にそのまま落ちるピンスポに変わっていたから、カナリヤは鳥籠から飛び立ったのかもしれない。

U R not aloneはますださんが自分を重ねて歌う方の激情だけど、カナリヤは物語の中のカナリヤに入りきって歌い踊る方の激情だと思ってて、新鮮だった。コンテンポラリーダンスのような踊りも、底から叫ぶような歌も、目が離せなかったな〜。

pink moon

センステに移動。3者3様の歌声の良さが存分に味わえる曲、音源とライブはまた温度が違ってよかったなぁ。加藤さんが歌う「月と影(シャドー)」は溶けるように甘美な響きがして輪郭が曖昧な曲の雰囲気にぴったり、こやまさんの低音はただ低いだけじゃなくてあたたかくて、これもまたぴったり。ますださんの最後の「見せて」の歌い方と表情がねー、すきでした。

ちなみに「潤んだ月」という表現を聞いて、わたしは水面に映る月をイメージしてた。水に反射した月ってゆらゆらするじゃない? ああいう。

"Melody" -Interlude-

「多くの星が一斉に瞬く」のときにブレスライトがチカチカと星のように光ったのがすきでしたね。あれきれいだったなー。そしてやはり我々が星。(記憶があっていれば)最後の口笛のくだりはカットされて、ハープの音が掻き鳴らされる。流星で描かれる五線。
Refrain

衣装:グレーガウン

大人っぽさと色気を演出。襟裏と腰の紐は黒のスパンコール。首元に鎖のようなネックレス。Diorだったかな。

五線+シーミレ(%←こういう記号)で始まるのめっちゃ良い! シーミレは前の小節を繰り返させる音楽記号なので、曲タイトルとリンクしてるよね。というか「Refrain」自体も音楽用語であって「同じフレーズを繰り返す」意味なんだけど、この曲の歌詞ってまさにそれ多用してるんだよね……。

イントロの花道ランウェイ、バクステ側に入ると女性ダンサーズを引き連れて向かってくるこやまさんが正面から近づいてくるので「きたきたきたーーー!」って高揚感がすごい!もう何回も言ってるけど女性ダンサーズ引き連れる山さん、似合いすぎ。そしてあのですね、わたし的Refrainハイライトを発表しますね。

ラスサビ前花道で間奏のダンス踊ってメンステに戻る前にモニターに抜かれる瞬間の笑顔!!!!!

もうね……、それはそれはキラキラで無垢な笑顔なの……。少女漫画作画……。個人的にさいたま2日目夜と福岡1日目夜が、すごくきました。あそこを笑顔にしたの最高すぎるでしょうよ。あとオッオッオッオーオーで口元に手をやってジャンプしてる振り付けもすき。

ポリリズム

衣装:信号パーカー改め新メンカラパーカー/バンダナスカート/赤ボトム

こやまさん赤、ますださん黄色、加藤さん青、新しい色のバランスのように見えてなんとなく違和感がない。衣装のポップさ、ラフさがこのブロックの演出の一部になっていると思う。

初回に「絶対ろくさんすきだと思う」って言われてた演出。(フォロワー、嗜好をわかりすぎているよ) いやーーー、すきですわ。ここから3曲アドレナリンドバドバゾーン。

緑のレーザーでモニターに5つ箱が描かれたと思ったら箱にポリリズムの文字が打たれる。文字モニター下から3つの箱が現れて中に左からこやまさん、ますださん、加藤さんが入ってて、3人は箱から伸びる紐で腕を結びつけられてる。そのままダンスを踊るので操られているマリオネットの様。(この操られが仙台2日目昼MCで通称「操り」って言われてて笑った。操り……) ポリリズムは頭と要所の音が童話っぽいので「箱に入った人形」というのはストンと腑に落ちる演出なんだけど、これは誰が予想したよ〜!?!? オシャレダンス曲かと思うじゃん〜!?!? というのと、単純にめちゃめちゃ癖だった……。不自由な中での表現みたいなのがね。これこそマルチアングルがほしい。マスヒツで曲を聴いてこの演出が降りてきたと言っていたけど、ますださんの脳みそはやっぱり宇宙。

KMK the boys rock you all!

前半戦のピークがここ。ポリリズムが終わり、KMKイントロのコーラス隊の声に耳を傾けながら反応して左右を向く振りがあると思うんだけど、あれは人形が命を宿すみたいだった。そのあと箱の外に飛び出していく演出への布石として、細かくてすきだったな〜。物語。

「繰り返すたびに広がるechoes」でパーカーの裾を手繰り寄せるますださん、腹筋見えてるとかじゃないのにあのえっちさ……。「つかず離れず〜」と歌いながら腕を捕らえていた紐を自ら外して、箱の外、メンステの前の方に出ていく流れはKMKの外に開かれたイメージにドンピシャ。もっとたくさんの人がいる場所に出ていってほしい曲ですよね。

(頼むぞ)

ところでさ……「And KMK the boys rock you all!」の話していい!? するね!

ここさぁ、音源だけでも震えたのに、ライブであんなことになるなんて思わなかった……! 何個もキーを上げられたそのフレーズを聴いたら気持ちの高ぶりを最高潮に引き上げられる。血が沸騰するような感覚がして、思わず体が動いてしまった。黙って立っていられない衝動。回を重ねるごとにパワーアップしてて圧巻だった……。感情の出し方を歌しかしらない獣のようだ、あの瞬間のますださんは。

サビの振り付けがたのしくて、普段あんまり踊らない派のわたしもやっちゃう。間奏でNEWSがやる指文字の「KMK」、指が全然わからなくて踊り狂ってたフォロワーに教えてもらった。「KMK」の3人の表情が見どころだからここをマルチアングルにしてくれませんか……? 公演中はKMKチャンスが3回あるので1回ずつモニターに抜かれてた。あと「ring-a-ding-dong」で指揮者の棒振りする振りもいいよね! かわいい!

演出としては、ダンサーズがついてて、途中でステージセンターにだけキラキラが降ってくる。さながらミュージカルの舞台ですね。ダンサーはあと100人ほしい!!! 老若男女で!!! 歌の響きが、人類愛というか、世界に対する讃歌みたいな感じなんよ。生バンドで聴けて1番気持ちよくてたまらなかった曲ですねー。スケールがデカかった。全体の雰囲気はホールのゴスペルみたいなシックな感じではなく思ったよりポップな感じだった。パーカー衣装のラフさのせいもあるかも。こやまさんが赤、シゲが青っていう新メンカラの布石がここにありました。ますださんの黄色はどっちなんだろう、みたいな。メンカラ衣装はないのに、新メンカラ衣装はすでに2着(1着目はSOT衣装)あるNEWSの七不思議。

三銃士

このブロックの最後が三銃士なのがすきなんです。大きな展開を見せたMC前ブロック、たどり着いた先が三銃士だったっていう。この自由→不自由→「3」という文脈はこのあともう1回出てくるんだよね。

あのねーーー、「何回でも言うよありがとう 出会ってくれて」でお辞儀するNEWSといっしょにお辞儀するファンがかわいくて!よかった! いい歌詞だよねほんとに。いつもブワッときちゃう。オーラスでヘッドセットトラブルからの乗り切った話で、(∵)なんでもかんでもそつなくこなする三銃士だから!←噛んでる (`▽´)なんでもかんでもそつなくこなせないシゲの横でなんでもかんでもそつなくこなせるまっすーってこと? と掻っ攫ってくますださんw

〜MC〜

ハードなブロックを終えてゼーハーしてる3人、まずパーカーを脱ぐところからはじまる。シゲだけフライングして脱いでる。

すきだったMCまとめたいな〜とは思ってるんだけど、なんせ激流トークだから自信がないw どこに着地するかわからないバラエティ脳ボケマシーンますださん、話の流れをちゃーんと作ってくれる安心感と突然の天然ボケこやまさん、キレ芸と「すきぃ〜🫰」と新キャラの大渋滞さらにボケもツッコミもキレッキレ加藤さん、NEWSのMCはほんとにおもろい。あんなにお腹痛いほど笑うことあるんだってくらい笑った。

MC明けがますださんソロなので途中で捌け、そこからはコヤシゲMC。

XXX

衣装:グレーがかった白パーカー/短パン/レギンス/聡ちゃんのスニーカー

ラフな格好。ここから履いているのがますださんから聡ちゃんに頼んでデザインをしてもらったスニーカー。文字の細部まで見たい。

さっきまでノリノリだったのに急に直立不動になっちゃうますださんソロ……。曲調からしてダンス曲かと思ったらミスリードで、センステにはDJブースっぽい設営とそれを囲むように立つスタンドマイク複数。赤い機材なんだろう? シンセ? サンプラー?と思ってたけど、特定してる方がいて、MPCっていうサンプラーだった。supremeコラボのやつ。

supremeコラボと聞いて私物の可能性! インテリア目的でも買いそうだけど、触ってたのかな〜。ソロ導入部分のサンプラーパフォーマンス、素人であんなに上手くいくもんなのかと思いつつ、あれは感覚派の方が相性良い機材と思ってるのでますださんならいけそうだなとも思った。サンプリングされた様々な音、曲から取ってきてるますださん自身の声(JUNKから取ってる音が確実にあるのは言える)を重ねて音楽を編んでいく。あの過程とちょっと余裕のない真剣な表情見せてもらえるのがねー、贅沢な時間だった。その場で組んでるからもちろん毎公演違くて、全公演聴き比べたいなーなんて。仙台2日目昼はますださんがパッドを叩いたら突然Tick-Tockのイントロが流れてビックリした! いつの間に音源を……? 1回ストップ、もう1回流れてまたストップ、一礼していつもの音源へという流れだったんだけど、あの真相はいかに……? 

曲が始まると上から円状の照明機材が降りてきてますださんを囲む。メインモニターには縁取られてるますださん。あれいいよね……、演出自体は生身っぽいのに、モニターの中はつくりものみたいで……。

実はマイクだけじゃなくて拡声器も持っていて、あれは悲鳴ですよ! 自担と拡声器……。似合いすぎる……。マイクと拡声器取っ替え引っ替えで歌うんだけど、マイクスタンドとかマイクを触る手がえっちなんです……。さいたまでは正面マイク(というかスタンド?)を人差し指と中指で挟んでるのを指先からモニターで抜いててバッチリだった。

曲(というか音)と演出がバチッとハマって気持ちいいことってあると思うんだけど、ますださんソロ後半の「Guilty not to be〜」で円状の照明機材がゆっくり上がって姿を現すのがそれなんですよ……! すごい気持ちよくて……! そしてここの前半のパートの1/2のテンポになっててえっちだよねと思ってます。さいたま1日目夜は、最後の「全て今だけ忘れて」と歌ったあとの目が無機質でめちゃ興奮した……。

「えっちだね」の話の残りはツイッターで見てください。カッコよくて色気があって音楽的な要素もあり、宝箱のようなソロでした。

"Harmony" -Interlude-

「ピンク色の月を眺める星に」がカットだったかな? 楽器の音が流れるときにはモニターにNEWSが楽器を触ってる映像が流れる。ソロ曲の後に「1つでは成立しないってことさ」という文章を含んだこのパートを挟んでメロスに続くの良いね。

走れメロスのように

衣装:ますださん→ソロと同じ、コヤシゲ→黒トップス/黒ボトム/こやまさん→マーチン ※全員靴が違う

黒、白、黒。このツアーの衣装は黒と白が印象的。

モニターに曲名と提供してくれた武田鉄矢さんのお名前が映る。コーラスとのタイマンハーモニーが印象的。歌ってるメンバーとkosakuさんを同じ画角内で映してる公演があって、カメラアングルへのこだわりも感じたな。ここだけじゃなくて結構前半公演と後半公演でカメラワーク変わってるって思ったんだけど、良い方に変わってたのでそういう微調整もツアー期間中にやってるんだなーと。
Endress Summer

3人のアカペラで始まるんだけど、加藤さんの「まだ」たった2文字で一気に「あの夏」に引っ張られる感覚が忘れられない。大事だったものを懐かしむような声、主張が強いわけではないその声が会場の空気を一変させる瞬間がすきだった。「やがて僕らが〜」とますださんが歌い始めると、空間が広がる感覚に陥る。空気が膨らむというのかな、震えるよね。オーラスなんて特に「ハイが出ない」と言った後だったから、今までで一番鳥肌がたった。思いが彼に歌を歌わせてる、そう思った。自由に歌うその声に、千葉さんのピアノが寄り添ってくれてとてもよかったな。千葉さんの思いもツイートで見たから思い出すとさらにグッとくる……。

本イントロに入るとモニターが海を映す。シゲはモニター前の高台へ、こやまさんは下手、ますださんは上手は移動。この曲はNEWSがずっと歌ってきたんだな〜とついしみじみしてしまう。
カノン

エンサマ終わり、加藤さんが立っていたモニター前の高台に左右からコヤマスが歩いてきて、3人でNEWS座り。3人がオフマイクで何か話してキャッキャッしてて、「うん!何話してるか聞こえなくていいからたのしそうにしてるのずっと見せて!」な気持ちになったり、足ぶらぶらさせたりしててかわいかったり。

モニターに映る映像、前半は映像の中に歌詞の文字を登場させつつプライベート風なNEWSの映像。コヤシゲは仕事場とかの風景があるのに、ますださんだけ徹底してスタジオ撮影だったのがじわじわくるw クッキー食べてるのと「夏の夜〜」からのフリップめくりまっすーが超かわいい。「花火」は花火の絵。後半はスペシャルムービーと同じ日に撮影したであろう夏っぽいNEWS。最後に花火で「カノン」「NEWS」って描くのエモい。

で、あの映像、何に収録する?(にじり寄るオタク)

ほんとはMVとしてYouTubeは上げてほしいけど(強欲)、難しければいつか何かに入れてくれたらうれしいです……。

"Dischord" -Interlude-

会場全体が不穏の赤に染まる。

Agitato

衣装:カッチリジャケット/荊の冠/パールネックレス

今ツアーで一番衣装らしい衣装。(だと思っている。) 正装のような服、冠はセット、演出と合わせて曲の世界観を構築する。

シゲソロですよ! これもなぁ、XXXくらい予想外の演出。 赤いスポットライトに照らされた歪んだギターの音色から始まり、荊の冠を被って王座に座る加藤さん、脇には鏡が向い合わせに置かれてて、ダンサーズは重心低めに怪しく踊っている。華やかなこやまさんソロとは対照的にダークな雰囲気なシゲソロ。コヤシゲ各々でダンサーズの使い方が対照的で良いですね!

Agitatoは……荊の冠の話。荊の冠はイエスキリストが(信者の中で)王様であったことを示すとともに痛みを与えるために被せられた冠。でも痛みを伴う王冠を身につけるのを選んだのはあの王様だと思うんだよね。ここでいう王様は国を治める人間という意味に限らない。痛くてもなんでもあの場所に君臨し続けるということじゃない?「You worry about me But I must go my way to know myself as yet unknown」と言ってるので、こちらがその姿を見て心配に思っても進むんだと思う。ヒップホップの知識がもう少しあれば感覚的に理解できる部分結構あると思うんだわ、この曲。

サビとかで歌わずに顔だけドーンとモニターに抜かれるんだけど、顔だけで間が持つ美しさよ……。「君が思うより僕は危険」で顔を手で覆ってずらして見せる、その後の表情は儚かったり凛としていたり妖艶だったり。

福岡でカメラワークが変わっていることに気がつく! セットの鏡の中に映るシゲ→本物のシゲを映しててすごーいよかった……。結構示唆的なカメラワークなので本人指示とか入ってるかな。

KAGUYA

衣装:音楽白ガウン

ト音記号や音符といった音楽のモチーフが描かれていたり、ロゴのワッペンがたくさん貼ってある。五線を表現している5本の線だけでなく、3本の線もある。「NEWSの音楽」を具現化したような衣装だって思う。

全面のモニターを麻の葉柄に光らせながらメンステでダンサーズが踊り、後ろからNEWSが出てくる。KAGUYAだーーー!!! やったーーー!!! 正直ここでセトリ入りするとは思わないよね! 

ダンサーズが帯状の布を引きずりながら、NEWSも花道を歩きながらセンステへ。センステに張り巡らされた布の間に立って歌う。ここまでもすごくきれいな演出なんですが、なんとですよ。このあと、

ダンサーズが3人の周りをグルグル回り始め、最後はまとめて帯に巻かれます。

す、すごくない……? フェチが……。曲の終わりと共に3人が布に拘束されて、頭上からは円状照明が降りてきて、完全に檻の中に閉じ込められたNEWS。そんなっ…… そんなことがありますか!?の演出!!!誰、考えたの!!!(NEWSだよ…… 怖……)

JUNK

この流れからのJUNKは予想外……! 3人を巻く布はさっきまで帯という役割だったのに「何かに縛られている」の概念みたいな見え方になった。全然違う曲の繋ぎ方がおもしろいね。最初は縛られながら歌ってその周りをカメラがグルグル。一人ずつ抜かれていく中で加藤さんが舌をベーッとしたり一番ヤンチャで最高だった……。縛られているところから歌いながら解いて、だんだん外に飛び出していく。曲のイメージとぴったりで気持ちいいなー、NEWSの演出は!チラッとしか見えないんだけど、ますださんの「死に物狂いで来い」の表情がオラオラのオラでたまらんかった……。この曲マージでみんなずっといい顔してるので早く円盤でじっくり見たいですね。

歌詞聞いてて鳥肌だったのは、「解いた糸 互いに重なり交わり縁を為す」ですよ。KAGUYA→JUNKの演出まんまじゃん。帯は解いたけど同じステージで歌い続けるNEWS。これってさー、完全に自分解釈だけど、ジャニーさんが選んでグループとして始まったNEWSだけど今はメンバーが選んでNEWSとして存在してるんだっていう話だったりするのかなーと。

(0,0,0)

セトリ入り!?!? という衝撃もありつつ、大穴2。上半身だけじゃなくて足先まで細かく使うダンスがすきなので、そう言う意味でいうとこの曲はこのツアーでは珍しくそっち側の曲。「Black or White?選べないの」のますださんの足捌きがだいすき。NEWSが白、ダンサーズが黒の衣装。サビで拳振り上げる振り付けだから客席も拳振り上げててよかったね! わたしこのツアー結構何曲もライブハウス感覚で拳振り上げてたんだけど、一番気持ちいいですこの曲。同率でBURN! ブレスライトありがとうな!

センステから下手に向かって加藤さんが「ルールなんかない」「無視して頂戴」って歌ってる横(後方側)でコヤマスが向き合いながら「お好きなように」「手加減しないで」って合いの手パート歌ってるの良すぎて見どころだったんだけど、これはどこかの公演からシゲがセンターになっていたようで、シゲ越しに「お好きなように」だけ顔合わせてやって、「手加減しないで」はやらなくなっていた!

シゲだけフード付いてる衣装なんだけど、踊りながら被っちゃったり被りそうになってるのを見かけてかわいかった。

これはポリリズム→ KMK→三銃士の流れにも言えるんだけど、KAGUYA→JUNK→(0,0,0)も不自由な体を自分たちの手で取り払い自由へ、出て行った先にあるのが「3」を含む曲なのがね、良いなって思ったよ。主題まではいかずとも、JUNKで書いたような話は副題として置かれてるんじゃないかと考えてる。

BURN

ますださんが水飲みながら合いの手入れて花道に向かって歩いていくのを見る会。曲間でもめちゃめちゃ水飲んでたなぁ。メンステでは真っ赤に染まった上のモニターが下に降りてきてて狭い空間を演出。STORYの夜よ踊れも天井低くしてたしNEWSこの演出すきだよね、わたしもすき。ここではただ狭くしてるというか、BURNのジャケットを再現するために赤でNEWSを囲んでるんだよね、たぶん。ラスサビ前にこやまさんがスタンドマイクの下の方を蹴ってぐるんと一周させてるのオーラスで初めて認識したんだけど、なんだあれ最高? BURNといえば最後にモニター抜かれてるますださんの表情! なんだけど! ツアー途中から引きの画に変わってしまわれた……。BURNの赤からReBornの青への反転を引きで見せたかったんだろうなと推測。わかる〜。いやしかしでもね、あの「Burn」って言いながら上を見てる顔がいいんですわ……。

ReBorn

赤が青へ。今度はReBornのジャケット再現。ここのつなぎめちゃくちゃ良かったな。ReBornはねーーー、照明が多色、モニター映像がカラフルでごちゃごちゃしてて超かわいい! なんていうの、四角いパネルが散りばめられてるみたいな。今ツアー絶対バクステ側から見たい演出とかモニター映像とかあるけど、ReBornはそれです。

"Music" -Interlude-

いよいよ終わり。語り最終パート。

トップガンNYARO〜Touch〜SUMMER TIME

衣装:白トップス/デニムボトム/赤小物(シゲ→ニット帽、ますださん→腰バンダナ、こやまさん→デニムの紐)/スニーカー(シゲ→黄色、ますださん→水色?グレー?、こやまさん→赤)

シンプルで一番リアルクローズ。音楽ツアーの締めくくりがこの衣装である意味を考える。

さてさていよいよ終盤も終盤、外周に突入! カスタネットオン! NYAROは「右から3番目の小山担見えてるよ」に湧いちゃう。Touchの最後に手のひら添えてスタンド前の方に向けてふーってする瞬間とサマタイでアリーナに向けて「バッキュン!」する瞬間のますださんを間近で見れた回があり、めちゃくちゃよかった……。サマタイ終わり、上手側のカメラに向かってファンサタイムがあって、仙台2日目昼とオーラスは後からポテポテ歩いてきたますださんがシゲにギュッとしており!!! 声が漏れた、さすがに!!! シゲマス!!! そしてますださんとは逆サイドからこやまさんもギュッとして世界一平和なサンドイッチ……。一生一緒にいてくれや、NEWS……。

weeeek

わたしねー、weeeekがこのツアーの象徴みたいに思ってる。この曲が最後から2番目の曲である意味ってそういうことだったんだって、ライブに行ったらわかるよね。ずっと守ってきたNEWSの音楽を大事にして、音楽をたのしみながら3人でアップデートいく。そこにあるのは全力でたのしむファンの姿。weeeekっていうみんな知ってるアゲアゲチューンで誰も置いて行かない。オーラスのときアリーナから見た、weeeekを歌いながら全力ジャンプするNEWSとファンの光景が「しあわせ」だなって感じた。

ますださんが最後の挨拶でweeeekの話をする。泣きそうだな泣きそうだなって思うような表情してて、でも最後まで泣かなかった。

weeeek終わりに最後の挨拶と「俺たちの名前は?」が入る。ずっと静寂だったその場所に仙台だけは「NEWS」といういつもより控えめだけどたしかにファンからの声が響いて、グッときた〜。ずっと届けたかった声、最後の会場で届けられてよかった。声出しについて、こやまさんはずっと「ここまでルールを守ってきてくれたチームNEWSのおかげ」と言っていて、当たり前じゃないってわかってることをしっかりことばで伝えてくれるのがこやまさんだなぁと。

「俺たちの名前は?」「NEWS」のあとにセンステ上の円状照明が「NEWS 」と光ってるのに気がついて、細かいこだわりがすきでした。
Coda

最後の曲! 音楽ツアーは音楽のフルコース。「食べたことのない音楽」を教えてもらうライブだった。こやまさんはCodaのことを「デザート」と言ってくれる。

モニター映像はライブの風景とエンドロール。vocalというパート名とメンバーの名前が並ぶの、良い。バンドのライブみたいだ。この曲、サビのサウンドの豪華さとは裏腹に静かに始まるのがすき。緊張感とともに徐々に盛り上がって、サビで音の雨に打たれるんだよね。あの高揚感とああいよいよここで終わるんだなというクライマックス感、ライブで聴くCodaはより一層ドラマチックだった。最後の最後にますださんがまた音楽の獣に戻ってきて、溢れる思いが体中から音になって出てきてるように見えてた。

オーラスの前に歌唱募集の連絡があった。どうやってもNEWS担は歌う運命らしい。歌は苦手だけど送った。オーラスではあれが待っていた。てっきりNEWSの歌と重ねて、いっしょに歌うんだと思ってた、というかそうだよね普通。しかし耳をすませど聴こえない。そう思った矢先聴こえたNEWS担の声とそれを聴くNEWSの顔。NEWSは歌わず、たくさんの思いが集まった声をただ聴いていた。泣く人もいればしかめ面してる人もいた。ますださんが泣くとしたらweeeekか最後の挨拶と思ってたけど、ここで泣くますださんを見て、元々泣いてたのにさらに泣けてしまった。「我々には歌が必要」そんな風に思ったな。次のツアーで大合唱できるように喉、温めとく!

Codaの集結部、ピアノの音だけが響く静かな空間に続くのは、3人が息を吸う音。この終わり方があまりに美しくて、しばらく息を止めてしまっているので、終わったらふぅっと息が出る。3人が息を吸った先にあるのは、また次の音楽なのかもしれない。終わりなのにはじまりみたいな終わりだった。

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音楽ツアー、ライブから出てくると真っ先に「たのしかったー!」と思ったし、わたしから観測できるファンのほとんどが「たのしかったー!」と言ってたし、音を楽しむと書いて「音楽」のライブとしてこういう感情にしたかったんだなって思った。あまりにも大きなテーマを掲げながら、そこにうまく落とし込めるNEWSの力がすごい。

今までのツアーの中で一番終わってほしくないと思いながら走り抜けたけど、いざオーラスを終えたら「今日が最高の最後」だと思った。湿っぽくもなく、アンコールを求める気持ちもなく、晴れやかで。なんでかなって考えたけど、そこにいるNEWSの表情と、公演後に感じていた「たのしかった」という感情と、あとなにより音楽ツアーを通して伝わってきたこれからのNEWSへの期待のおかげかな。

重たい話として「NEWSをこれからも続けていく」ということばはあんまりなかったと思う。MCを思い返そうとしても、とにかく爆笑MCの思い出が蘇る。でもパフォーマンスやMCの端々にこの3人のNEWS・メンバーへの愛とか、これからもまだまだやっていきたいんだなって気持ちが存在していて、それを浴び続けたことで、この3人が作るNEWSの未来がたのしみという気持ちが大きくなりました。3人になってからもそういう気持ちってずっと存在してたと思うんだけど、それが形になったのが音楽ツアーだと思う。まずは20周年イヤー、そしてさらにその先の未来がたのしみでなりません。

 

ツアー中に何度か、叶わない未来を願う意味ではなく「NEWSが描く未来が叶いますように」という気持ちで、「ずっとこの時間が続きますように」そう祈った。カナリヤは、飛ぶ。

空を駆ける七色の愛とその実在〜うたのプリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ〜

Q.気になるなーというライブが毎日生活圏内で開催されていてチケットが100%手に入るなら行きますか?

A.行きます!!!

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行った。

実は一週間ほど前まではST☆RISHというグループのことを知らなかった。なんならマジLOVE1000%という曲のことも知らなかった。 ライブに行くことにしたきっかけは二つあって、それは後で話そう。低気圧で鬱々とした日、雨と雨の合間をぬって会場へと足を運んだ。

ちなみに会場入りまでに愛島セシルくん加入までを予習していたので、七海春歌という音楽への愛に溢れたミューズに出会い救われたことをきっかけに結成されたというグループの生い立ちやメンバーのパーソナリティ、関係性をある程度は把握できている状態。一体どんなライブなんだろう?

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入場するときに銀テをもらった!!! 争いが起きない親切設計!!!

先に言うと、ライブ後即友達に送った感想は、

「めっちゃたのしかった……」

「予算と実現性無視したらこんなにヤバいライブができるんだ」

「愛……」

です。


OP

7つのジェット機を操縦して空を飛ぶメンバーのモニター映像が流れ、

会場に着陸していたジェット機から一人一人が登場!

1つのジェット機からメンバーが出てくるOP*1は見たことがあるけど、7つはさすがにないので仰天。予算が潤沢。これは絶対にネタバレ見ずに初日に入りたいな……。

ステージ構成がおもしろくて、アリーナにS字の花道があってその中心にセンターステージ、途中途中に別のステージがある。

0:03~

ご覧の通りジェット機は各場所に配備されております。

マジLOVEスターリッシュツアーズ

すごーーーい、ST☆RISHだ……!本物だ……!

と思って感動しっぱなしの一曲目。初めてNEWSのライブ*2に入ってメンバーが登場したときのことを思い出した……。衣装が機長服+帽子でかわいい!アルバム表題曲みたいなポジションの曲かな!? ライブのタイトル入ってるから! センターステージの床が空に変わるんだけど、あそこもモニターみたいになってるの斬新!(後で星空とかに変わる)

どこだったかな、メンバーが後ろから照明で照らされて逆光みたいになる瞬間があって、あの画すきでした。センター・一十木音也の静かな強さが見えてゾクッとする。

この後挨拶があるんだけど、翔ちゃんの挨拶のときに「翔ちゃんこっち向いてーーー!!!」ってアリーナから叫ぶ男性オタクの声聞こえて爆笑した。翔ちゃんが男性オタク一番多そうだし解釈一致。

Ok,Hello World! (一十木音也)

移動と着替えが早い……!!!

ルーレットで旅先を決めるモニター映像を挟んでソロ曲がスタートするんだけど早い早い。……もしかしたら前の衣装の中にインナーは着てて、ボトム履き替えて上にソロ衣装羽織っただけかも。だったから可能か。いやでも髪のセットもあるよ!?移動距離はそんなに長くないから無理ではないか。セット裏ばたばたしてそう。ジャニーズみたいにセットの下を滑車で移動してるのかな!?

アニメをちょろっと見ただけなので、みんながどんなソロを歌うのか全然知らなくて、というか「ソロ曲もセトリ入りするんだ!!!」と「しかもこんなに初っ端に!!!」と驚きのまま始まる。聖川さんのピアノから始まり、音也くんはエレキギターを持ってステージ上に……! そうだよね〜!!! ずっとギター練習してたもんなぁ〜!!!

ストーンヘンジに囲まれたステージ、上空で鳴る雷と降り注ぐ雨の中歌い上げる音也くんは、元気でかわいいイメージとは違っていて大人っぽくて余裕も色気もあったのでビックリしたなぁ。髪型のせいもあるかも。あの前髪分けてる髪型が熱烈にすき派と前髪下ろしてる派のファンがいそう(偏見)

Ready to be a Lady (神宮寺レン)

レン様……!!! ウッ……!!!

声と色気に抗えない、神宮寺レン。バックダンサーが翔ちゃんなんだけど、曲のイメージに合わせたダンスしてる気がしてよかった。ダンス上手い子なのかなーと思いました。キレがいいだけじゃなくて表現力がある。というか、ユニット曲にメンバーがバックダンサーでつくのうらやましすぎる!!! メンバーが他のメンバーのソロ曲をどう解釈してるのか知りたいじゃん!!!

あともう10000000回言われてると思うけど、

股下5km!!!!! ヨッ!!!!!

カメラアングルが下からになるともう脚しかなくてすごいのよ。

曲の中盤で赤いドレスを着せたトルソーをエスコートする瞬間があるんだけど、センターステージを囲うようにセットの窓が上から降りてきて窓越しのアングルになる演出がすきだった! シルエットになることで特定の個人じゃなくて「わたし」になるんですよ、あれは。

トリッドラヴ (愛島セシル)

あの……!!! 曲も演出もバックダンサーの人選も衣装も全部すき……!!! アレンジとか音の使い方はテーマに沿った異国らしさがあるけど、メロディはバチバチJ-POPでその組合せがクセになる。好み。

セシルくんって声がかわいいし無垢さがあるのでパフォーマンスもかわいい系なのかと思ったら、冒頭で目が覚める瞬間が完全に「王」だったので震えたんだけど……? たまんない……。空飛ぶし、なんか空中に柱をたくさん建ててそれを消してた気がするんだけど、気のせいではないですよね? 唖然としてたら過ぎ去ってて記憶が朧気。もう一回ちゃんと見たい。

Snow Ballade (聖川 真斗)

ソロ演出の中で一番すきでした…… スノードーム……。同じ趣味趣向の人に見てほしい……。

1:01〜

って言って見せられる公式資料があるからありがたい!

手袋を外して内側から手で触れたらフワッと溶けてドームの中に閉じ込められていた光が会場に解き放たれるの美しすぎんよ……。泣ける……。

途中でレン様が出てきてびっくりしたんだけど、この二人の関係性、最初の頃は結構トゲトゲしてたよね!? わたしは途中の経過とかライブを一切知らないからあれなんだけど、時間を重ねてきたことの証明なのかなぁ。(とこの瞬間思っていたところ、最後の影ナレでそんな話をしてました) レン様がカメラとレン様サイドのアリーナ、スタンド側にしか見えないようにしーってするところめちゃよかったから一回はあっち側の席に入りたい……。

レン様がふーっと灯りを吹くと青一色だった会場がオレンジ一色に変わる。あれって単にメンカラ→メンカラの移り変わりというよりは、聖川さんの愛のあたたかさで会場をオレンジ色に染めたみたいなイメージだったなぁ。最初のスノードームを溶かす手と同じで。

愛をボナペティ♪ (四ノ宮那月)

振り付け曲ですよ!!!!! そういえば意外となかった!!!!! ファンが踊ってるの見るのすきなので!いいよね! 空は飛ばなかったけど、マカロンやエクレアなどのお菓子が生きてたし、宙を舞っていた(あれどうやって説明したらいいんだ)「もしかして中にメンバー入ってる……?」と思った着ぐるみのクマちゃん、最後のエンドロールで翔ちゃんとレン様だったことが判明!!! 翔ちゃんはわかるんだけどレン様を選ぶのがめちゃくちゃいいな!!!

なっちゃんの他のソロ曲聴いたら歌うまの極みバラード(甘い声!ビブラート!)などがあり、ギャップがエグい。このライブが初見だった人は風邪をひく。

TRIGGER CHANCE (一ノ瀬トキヤ)

カメラがどこにあるか把握しすぎててセンサーでもついてるのかってくらいカメラアピールがドンピシャで完璧な人、トキヤくん。カメラ越しに目があうたびに「トキヤくんのこと…… すきかもしれない……」になってしまうので現場に行ったら危ない気がする。クールにパフォーマンスをするのかと思ったら表情がコロコロ変わって、あどけなさ、カッコよさ、せつなさと場面ごとに豊かな表現力を見せつけられて、歴の長さを感じた。HAYATOがいたから今のトキヤくんがいるような、そういう感じに思えたなぁ。

上からジャンプして下に降りてきた後にシルクハットが頭に乗るんだけどあれはめちゃくちゃ練習しただろうな……。

来来☆オーライ (来栖翔)

オタクみ〜〜〜んなすき!!! チャイナ!!!

ねえ翔ちゃんって高いところこわい人だったよね……? 克服したのかどうかはわからないけど、一切こわがってる様子もなく上に下に飛び回ってて、めちゃくちゃプロですき。アクロバットもしながらキレキレに踊った後如意棒振り回して龍に飛び乗って会場を回る。外周龍。これを近くで見るためにスタンド上の方も入りたい!!!

たしかこの曲だったと思うんだけど、メンバーがセットの下?から見てて! それをモニターで抜いてくれたのありがとうすぎた……。いい仕事するスイッチャー……。

UUUU (一十木音也/四ノ宮那月/神宮寺レン/来栖翔)

ダンス曲だーーー!?!?

ソロ曲だけじゃなくてユニット曲もあるんだね!? いいなーーー!!! この曲すーーーごいすきだった……。アゲアゲチューン。内側を向いて踊ってても内側から映すカメラがあるので大変ありがたい。

村を燃やすタイプの翔ちゃんのカッコいいキメポイントがある。途中でレン様がかわいい振り付けしてた。

SAMURAIZM (聖川真斗/一ノ瀬トキヤ/愛島セシル)

こっちのユニット曲が始まって気がついたんだけど、UUUUはメンカラ暖色組、SAMURAIZMは寒色組なんだねー、ペンラの色がきれい!こっちは紫陽花みたいだった!

曲名通り「日本」を詰め込んだみたいな曲で、お祭りで花火ドカドカ上げたと思ったら、殺陣の振りをしたり、実際なんか(なんだったんだっけ、あれ……)を斬ったり。トキヤくんと聖川さんがいるのでもっとクールな感じかと思ったらそうでもなかった。歌舞伎みたいなフリがある。あとでMCで真似される。

セットが豪華。川が流れるし橋がかかるし花が咲く。途中で彼岸花が咲き乱れるステージに合わせて会場のペンラが真っ赤になるところが壮観だったんだけど、制御ペンラなのかな?  さすがにそうか。

MC

ユニット曲をお互いに褒め合っててかわいかったんだけど、メンバーだけで盛り上がりすぎて途中で「すまんな」って言われたのには笑ってしまった。MCあるある。全然いい!!!オタクはそういうのが一番たのしいので!!!

MC途中で会場の電気が落ちて、メンバーが戸惑いながらも状況把握しようとしてたときにモニターが「Ready…?」「Go!!」の表示される。そうしたら客席のペンライトが灯って、そこには「ST☆RISH アリガトウ」が……! ファンからのサプライズもあるんか……! 後でサイト見たらサプライズやるよって書いてあった。知らなくて驚いてる間にいろいろ見逃してしまったんだけど、みんなどういう表情してたかちゃんと見たい……。

ST☆RT OURS

演出!!!!! ヤバ!!!!!

プリキュアになってその後空を飛んでた(気がする)……。そろそろ空飛ぶのには驚かなくなった(慣れ) 会場の天井開いたのこの曲からだったかな? 頭上に満点の星空が広がるのが見えてきれいだった。星空、宇宙の世界観。衣装が重くて暑そうでかわいくてよかった。 

初めて聴いたときは「いい曲だなぁ」とあっさりした感想を抱いたし、とにかく演出がすごかったのでそっちに気を取られていたんだけど、翌日にサブスクで聴けるのを知って歌詞も見ながらちゃんと聴いたら、いい曲すぎて……。


1サビの歌詞「始まりをくれた君に僕たちはどうやって返せばいい?」がさぁ……。メロディラインがずるいのはそうなんですけど。「君」を七海春歌に置き換えて彼女に救われたみんなの気持ちを考えてギュッとする気持ちと、ファン=自分に置き換えて「もう十分すぎるくらいたくさんもらってるよ」という気持ちとごちゃ混ぜで、とにかくせつなくて、でもこの愛の大きさがしあわせで。いや、わたしはファンでもなんでもないただの通りすがりなんだけどね!? そう思わせるくらいメンバーの表情や歌から愛を感じたんですよね。NEWSにもあるけど、たぶんこの曲はメンバーとファンの曲。

2サビの歌詞「何十年経った後も年取って来ちゃったねってジョークを/笑い合い突っ込みあってみんなで歌おうよ?」でべしょべしょに泣いてしまう。永遠なんてないとわかっているからこそ、アイドルが見せてくれる永遠という名の一瞬が余計にまぶしくて惹かれてしまうのです。これ「時間が過ぎるってことに泣く君」へのアンサーでもあると思う。時間が過ぎたら終わりが来るからこわくて、でもST☆RISHが年を取っても笑い合って歌おうって言ってくれるからこわくないの。通りすがりの人間にこんなに刺さるんだからすごい。彼らの歩みと歌の力です。

最後のサビでその歌詞が「始まりをくれた君に僕らはこうやって返してゆく」に変わるんだけど、もう泣かないで聴けないのよ、この曲を……。デビューしてからある程度年数を重ねたグループだからそういう歌詞を歌えるようになったのかなって。自負みたいなのが見えてよかったです。

後からこの曲がカップリングって知って「わ、わかるーーー」になった。こういうファン内の人気がバカ高い名カップリング、ある。歌詞に対してだけでのこの長文具合でお察しなんだけど今回のセトリで一番すきな曲。

公式がツアー中に動画あげてくれる衝撃。当方ツアー中のネタバレ厳禁界隈に生きているため。

これ見て「こんな良い表情してたの…」とまた泣いた。曲をかみしめてから見るとより一層来るものがある。

 

本編が終わった後エンドロールが流れるんだけど、ライブの準備までの写真を見せてくれるの最高。レン様と翔ちゃんが衣装の布を買いに行ってる瞬間もあった(なぜかこれをしっかり記憶してる)し、ソロ曲の練習風景もある。 オフショとしてグッズで売ったらみんなHAPPYだと思う。


アンコール

続け…!ISHの旅へ

終わってしまったーーーと一息ついてて暗転した後なかなか明るくならないので「あれ……?」と思ったら、アンコールがあった!!!  よく分からず来てたので驚いた!!! ツアーTで出てきたと思ったけど、それぞれのソロ曲のタイトルが書かれていたのと、それにちなんだ装飾がされてた。

イリュージョニスト (四ノ宮那月/来栖翔/愛島セシル)

バラバラの場所でグループ曲歌うのかと思ったら、今度はまた違うユニット曲!? 7人いるとユニット曲のバリエーション豊富だし、組み合わせによって全然違う雰囲気になるよね。このユニットはkawaii

今まで空を駆けていた彼ら、アンコールは船に乗って外周する。

セイクリッドペアーズ (聖川真斗/神宮寺レン)

!?!? 

ねえ待ってこの二人って仲良しになったの? 二人のユニット曲もあるの? 歌詞に「海」と「太陽」が入ってたと思うんだけど、メンカラオレンジの人と青の人にこれ歌わせるのすごいよ。レン様が差し出した手を取ると見せかけたらなかった聖川さん、そういうファンサと見せかけ大真面目でやってそうでよかった。

HUG SONG (一十木音也/一ノ瀬トキヤ)

「音也」ってマイクオフで呼ぶトキヤくんの残像ばっかり残ってるんだけど……? 飼い主と犬? 

歴史を追ってる段階から、どのグループでもセンターになってしまうような一ノ瀬トキヤがいるのに一十木音也がセンターのST☆RISHはいいなと思ってたんです。誰が決めたわけでもないけど自然に真ん中にいて、センターに対する強い主張が見えるわけでもないのに、どうしてもセンターは音也くんなんだよね。わたしの想像は外れてはないと思うんだけどたぶんトキヤくんはエースというポジションで、名前に「一」がつく二人がセンターとエースという関係性で存在してるアツさ。

トキヤくんがセンターでエースだったらたぶん重たいと思うんだよねー。性格的にも背負い込んでしまいそうで。それを彼の代わりにやろうなんてそもそも思ってない、彼の仕事だなんて思ってない、当たり前に自分の仕事としてセンターに立つ音也くん、まぶしすぎる。圧倒的センターの素質。

音也くんが鳥の像撫でてるときの後頭部からのアングルがあったのこの曲……?無邪気すぎる。音也担の方はそういうところもすきそう(偏見2)


Wアンコール

マジLOVE1000%-RAINBOW STAR ver.-

最後にデビュー曲持ってくるの粋すぎて、セトリ考えた人に金一封。

メンバーの挨拶挟んで最後の曲。本編でやらなかったので意外だったんだけど、ここに持ってくるんだ。こんなんデビューから応援してたファンの方は涙で前が見えなくなっちゃう……。ST☆RT OURSもそうだったけど、なんとなく「始まり」を意識したライブだったのかなーと。歩みを振り返るじゃないけど「あのときから今まで歩いてきて、これからも歩いていくよ」っていうのが伝わってきた。

 

はーーーーー。見終わりました。めっちゃたのしかった……。

すごく美しいものを見たという気持ちでいっぱい。メンバー同士はもちろんメンバーとファンと築いてきた絆も強く感じられて、見てるこっちも愛に包まれるようなライブでした。ST☆RISHが音楽を大事にしてるっていうのも私的には刺さるポイント。

普通の上映回の他にペンラとか出せる上映回もあるみたい。普通の上映回で見たけど途中何回もナチュラルに拍手をしかけた。映画館にいることなんて忘れるほどの圧倒的リアルライブ感。翌日もサブスクで音源を聴いて「もう一回入りたいな……」と余韻に浸ってたんだけど、あれなんですよ。

もう一回と言わず何回も入れる。

その誘惑に勝てるわけもなく、冒頭に戻ります。

 

Q.気になるなーというライブが毎日生活圏内で開催されていてチケットが100%手に入るなら行きますか?

A.行きます!!! 2回目行ってきます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にきっかけの話。一つはフォローしてる方が最近ツイッターで感想をつぶやいたりリツイートしたりしていたのが目に入って気になっていたこと、もう一つはこれである。


何気なく見たら、全然知らないけど本家への愛と本気度だけはすごく感じた。感想をちらほら見てたら再現度が高いと話題になっており、本家も見てみた。

「再現度高」

歌い方、カメラアングル、映り方、表情まで本家を知って愛してる人のそれでめちゃくちゃ良かったし、あまりに寄ってるので何回も見てるうちにすごいおもしろくなってくる中毒性。その後うたプリのアニメを見るに至り、最終的に我慢ならずにライブに行くに至る。ジャニーズと二次元の架け橋こと宮田俊哉大先生、感謝。


蛇足

本ブログ本編中で「二次元アイドル」を強調しなかったのは、特に二次元だからなんだってのを感じなかったからです。MCが予定調和じゃなくて各々が自由にしてる感じとか、客席を見つめる表情がさりげなく変わったりとか、メンバーとファンが築いてきた絆とか、始まったらわたしがすきな三次元のアイドルと同じ"生きるアイドル"だった。あとはファンの声の入るタイミングとかリアクション(「キャー!」だけじゃなくてバリエーション豊富)もまるっきり知ってるそれで、気持ちよかったな……。「そう!そこ!」というところで声が上がるので。最初は「リアリティがすごい……!」と思って見てたんだけど、ライブが終わったら「いいライブ見た……」の方の感動と興奮。ST☆RISH、実在してた!

*1:「なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love」のOPにて、メインモニター側が左右に開きプラチナのジェットが現れ、メンバーが中から降りてくる演出がある。

*2:「NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND」が生でNEWSを見た初めてのライブ。

overtune

本日7月15日、NEWSニューアルバム「音楽」の全曲名と製作陣が発表された。

(公開と同時に高速で駆け抜けるTL)

待って? 情報量が多い!(うれしい悲鳴!)

マジでしばらく「えっと……?」になってた。

 

順を追ってつぶやきなるつぶやきをつらつらと。ツイートでは収集がつかない。

Interlude「作:加藤シゲアキ 朗読:松たか子

エッ!?!?!?

乗っけからパンチが効き過ぎてて二度見。まずここ数年NEWSのアルバムで曲間に挿入されてきた物語の繋ぎ目ことInterlude。それを今回は初めてメンバーである加藤さんが作ると。この方先日映画制作に原作・脚本・監督・主演として携わることが決定しているんですが!? 何人いる!? 物理的スケジュールもそうだけれど、「ひとりの脳みそなんですか?」の方の……。まぁでもひとりの脳みそなんですよね。アイドルという職業を広く広く解釈して視野を広く持ってきた加藤さんだから、「できるの?」「意外」みたいなことは全くなくて、「きっと最高のアウトプットだろうけど、初めての試みだし未知」的な感じです。

それをなんと松さんが語り……!なんてロマンチックな出会い。役者としてもボーカリストとしても松さんの声は普遍のようで誰でもない唯一の声だと思っているので、あの奥行きのあって美しい声で加藤さんの世界が語られると思うともうたまらんな。どんな化学反応が起きるのかたのしみで仕方ない。というかマジで松さんが参加してくださるのうれしすぎる。ちなみにダメ元でオファーしたところOKをもらったとのこと。(シゲアキクラウドより)

プロデュースは⭐︎Taku Takahashi。こんなん絶対最高!

 

Interludeが示す「音楽」というアルバムの構成

Interludeが間に挟まってくるわけですが、このタイトル見てると起伏のある一曲がそこに浮かび上がるようでドキドキしてくる。

1〜4:Introduction

5〜8:Rhythm

9〜11:Melody

12〜15:Harmony

16〜18:Dischord

19〜21:Music

既出曲と照らし合わせると、なんとなく分かるよね。このへん考え始めるといろいろある。Dischordセクションが「BURN」と「ReBorn」なんだよ! この意味!

 

あちこちに散らばる音楽用語

「TRIAD」は発表されていたけど、新たに「カノン」「ポリリズム」「Coda」「Agitato」そしてInterludeのタイトルまで音楽用語が!

 

「pink moon」produced by Takahisa Masuda

プロデュースドタカヒサマスダ!?!?!? ますださんが楽曲プロデュースに関わることが決まっている世界でした、ここは!!!

NEWSにはまだまだ開け切られていない引き出しがあったのです。楽曲プロデュースってどういう部分に携わるんだろうな。作詞でも作曲でも編曲でもないので、曲のイメージの構築とか、ある程度形になった曲に対する意見出しと再構成みたいな部分なのかなと思ってる。ますださんのあの宇宙みたいな頭の中は今までパフォーマンスや衣装という形で見せてもらってきたけど、それが曲に注がれると思うとまたたのしみだよ。とか書いててJUMP AROUNDのことを思い出したよ。初ではないよ。(自戒)

moonという英単語がすきだから気になる一曲。paper moonとかmoonlightとか。製作陣はmadoromiやリボンを手がけたKacoで、なんとなーくpink moonは淡いイメージです。

 

「KMK the boys rock you all!」

ついに?KMKが楽曲になったぞーーー!!! 知る人(ファン)ぞ知るKMK。小山増田加藤ということで突如浮上してきたKMK。

「rock you」と聞いて、一番始めに思い出すのはQueenの「We Will Rock You」という曲ですね。自分の英訳はかなり解釈込みの意訳なので正確ではないけど、「世界を揺さぶる」という意味だと思っていて、「KMK the boys rock you all!」にも同じようなニュアンスを感じている。KMKと名がつくので、メンバーの名前が入ってたりするのかなーと想像!

 

走れメロスのように」

走れメロスといえば、原作と森見登美彦氏の小説「新訳 走れメロス」。そして今回は楽曲「走れメロスのように」が来ました。曲名を見てヒロイズム感を感じたわけなんだけど、作詞をチラリと見て驚き。

「作詞:武田鉄矢」!?!?!?

こんなところでお名前拝見するとは思わないじゃない! 縁が繋がってこんなところまで。偶然でもなんでもなく積み重ねがこういうサプライズを生むのだなとまた感じております。しかしどんな曲になるのか全くわからない。

 

「Coda」

アルバム本編ラストの曲。この曲を見て改めて「音楽」というアルバムはひとつの曲なんだなという感想が浮かぶ。ライブもまるで一曲のように、物語の起伏があるものになるのかなー。たのしみー。

Codaというのは曲の最後の部分ですね。独立した終結部のことで、楽譜上だとト音記号を頭にした別枠が設けられます。頭から続いてきた譜面の途中にto Coda(実際はCodaのマーク)が現れると、Codaに飛びます。

一曲前が「未来へ」というのが良いな。「未来へ」で終わってもいいくらい明るい未来へ続くエンディング感があるけど、その後ろにもう一曲あるというのは「この曲(アルバム)を締めくくる」という意思みたいなのを感じる。

 

THEソロ

見た? ますださんのソロ……。

「XXX」

作詞:篠原とまと

作曲・編曲:伊藤賢、辻村有記

(絶句)

絶句でしょうが……!こんな……! 絶対に良いし絶対に悲鳴あげちゃうようなソロ情報……。ありがとうございます……。XXXて。キスキスキスですか。この製作陣で?……もうなにも言わずにひれ伏して待つことにしますね。震えが止まらん。打ちのめされる準備はOK。TLのますだ担がみんな「ヒェ……」になっててよかった。

こやまさんのソロ「Refrain」、製作陣がお初にお目にかかる系が多くてですね。と思ったら、Carlos K.ArmySlickも有名トラックメーカーでしたわ! わたしが知らんだけ!しかしLittlezy……?情報出てこない系の方もいますね。NEWSあるある。篠原さんは「夜よ踊れ」提供当時マジで情報がなかった。どんな仕上がりになるのかわからんのでたのしみ。

加藤さんのソロ「Agitato」は意味だけで見るとこれまでとまた違ったテイストになりそう。4部作でソロ曲の輪廻を閉じた加藤さんが今度はどんなソロを作るのかたのしみ。もう編曲までやってるし、全部セルフで作る系ジャニーズ。(最初に「Arigato」と誤記されてたのはここだけの話にするね、おもろい)

 

以上。ここまで書いたけど、まだ曲聴いてない。

収録楽曲発表だけで3000字のブログ書かせるNEWS、すごいんすわ。4部作が終わって、3人体制になって初めてリリースするアルバムなわけだけど、あの最高の4部作が終わって一発目に「音楽」という大きなテーマを掲げて挑戦的なアルバムを作るNEWS、誰よりもNEWSの可能性を信じているんだと思うな。わたしのNEWSとの歩みは4部作と共にあったのでかなり思い入れがあるんだけど、次の作品もほんとにほんとにたのしみですね。期待のアルバムは8月17日発売!

「BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 3」感想

先日行ってまいりました、「BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 3」ことベアブリックの生誕20周年イベント。(表参道ヒルズに初めて入った……。)

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自分自身はベアブリックの熱心なファンではないのですが、ベアブリックの熱心なファンのますださんがなんと参加アーティストとしてデザインをしたベアブリックが展示されるとのことで、足を運ぶことに。事前に大々的な告知もなく、ジャニーズがサラッとこういう外部のイベントに関わることもあるのね。ますださんのベアブリック好きとファッション分野での活躍がどこかで誰かの目に留まったんだろうなぁと思う。4日に更新された〇〇でデザインをした話に触れ、「嬉しい。幸せ」と綴られているのを見て、見に行くのがさらにたのしみになった。

当日、入場開始時間から少しタイミングをずらしたのがよかったのか、空いている時間帯にゆっくり見ることができた。すきだったものを順追って。

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小林千鶴さん。細いワイヤーで出来ているワンピースは透明なのに存在感があった。

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ハユ。同じワイヤーでもアプローチが違うと別物ですね。

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横から見るとこう。奥行きが感じられておもしろい。

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エイチエス廣田彩玩所。メカメカしてるのがすきなので、めっちゃ好みだった。背中を撮り忘れたけど、背部まで細かい作り込み。

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会場は草花で彩られ、ベアブリックたちは絶えず回転している。部屋は二つ。

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二つ目の部屋に移動すると、来ましたわ!ますださんのベアブリックハリボーみたいなミニベアブリックがカラフルで、超かわいい。ブラックライトが付いたら消えたりして、白が蛍光色に発色する。回転しながらライトの点灯により表情を変える遊び心。

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遠目では気が付かなかったのだけど、近づいて見ると頭や背中、足にクマ型の穴が開いていて、「足元に落ちているクマたちは本体から溢れ出たのだろうか?」とストーリーを感じたりもする。そういうところがとてもとてもますださんのデザインだなぁ。

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ナイキ。ベアブリックなのかと言われるとあれだけど、これ結構すきです。一目見た瞬間に「ニケだ」と思い惹かれたわけですが、デザインがナイキだと知り納得。台座に刻まれているダブルミーニングNIKE

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サミュエルロスとレディメイド。このあたり見てて長尾くん興味ある展示なんじゃないかなと思った。たびたび私服でレディメイド着てるのです、彼。

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サカイ×カウズ。実在してる洋服を着ており、かわいかった。

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https://store.sacai.jp/kaws

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内装。

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番外編。ジェネのおふたり。亜嵐くん、玲於くん。三代目JSBのエリーのもかわいくてすきだったのだけど、映り込みがあったので写真は割愛。

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スカパラの谷中さん。

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ドラえもん。ミッキー。キャラものはこの他にもチョッパー、アトム、ピカチュウなどあったけど、ミッキーが一番違和感ない。

 

同じ形をベースとしていても、ひとつひとつ全く別物でした。ベースが同じだからこそ、各人の個性やデザインへのこだわりが顕著に表れてたな。着せるひと、直接描くひと、構造からいじるひと、原型を留めない形にしているひと、既存のキャラを当て込むひと、アプローチも様々。

NEWSの衣装をデザインするますださんですが、それ以外のものを手がけたときにその個性に気がつくことができたような気がする。今回ベアブリックを見ていて思ったことは先述の通り、「ストーリーを感じること」。そして、対象物に対する愛。NEWSの衣装を見ていると半ば当たり前のように捉えていたことが、きっとますださんのデザインの味なんだと思う。そう感じられてよかった。

NEWSとともに「未来へ」、NEWSは「未来へ」

2021年11月17日、NEWS28枚目のシングル「未来へ/ReBorn」が発売された。

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(布のシワが気になる)

リリース日前日のフラゲ日。全曲を聴いた後、漠然と「未来に向かっている」と思った。合唱とともにストレートに届ける曲からエンジン全開でロックに歌い上げる曲、テイストをガラッと変えてラップを交えたり、 ☆Taku Takahashiさんによる浮遊感のあるオシャレサウンドがあったと思えば、冬に食べるシチューのような曲、歪ませた音に合わせて「死に物狂いで来い」とがなる攻撃性も見せる、バラエティに富んだ曲たち中に「ここで終わりではない」「これからだ」という一貫したメッセージを感じた気がした。

フラゲ日翌日のリリース日。所用で朝から移動時間が長かったので、たくさん聴いた。カップリング曲の歌詞を見ていると、「未来」という単語が見える。そこで「もしかして」と思い、全曲の歌詞を探してみると当たりだ、「未来へ」「ReBorn」「Running」「小さなクリスマス」「Future in Here」「JUNK」すべてに「未来」という単語が含まれていた。

無力な自分を知って
沸き上がってく
未来への声を

恐れすてて
叶うため生まれた未来だ

自分を信じて
超えてきた
誇りがある
大丈夫
未来で共に笑おう

終わりじゃないだろう?
超えてきた
誇りがある
叶うため
目指した未来だ

恐れすてて
大丈夫
未来で共に笑おう

Thats’s your last turn
All greenで 未来に向かって 3 2 1 and fire!

いつか結果に 笑いあう以外
俺らの未来には似合わない we say that

笑われたって 笑い返してやれ
未来でまた会おう

きっとそっと
想うあの未来(ばしょ)へ
いつかちゃんと
僕らあの未来(ばしょ)へ
繋がっていけるんだって
そう信じていた
青い午後

描いていた未来とは
少しだけ違うけど
それでもあの日選んだ
星を目指して

Our future is here いまここに。
ミライを待っていたんだ、ずっと

まだ見ぬ未来 自分なりに改造したっていい

掴んだ未来 自分の手で先制したっていい

ひとことに「未来」と言っても、NEWSが表現する「未来」にはいろいろある。「(自分が望む)未来は叶うためにある」といった希望的な位置付けであり、「会おう」「共に笑おう」と言った約束であり、「こうありたい」と願っていても手に入らなかった場所であり、手にした「今」でもあり、自分の手で変えていける先の時間でもある。書いていて驚いたけれど、「未来」というコンセプトのもとにこれだけ多種多様な意味を持たせられるというのはすごい。NEWSや製作陣が思う「未来」はこんなに多面的だという意味でもあり、今のNEWSが歌うからこそ感じるものがあるという意味でもある。

 

なんでもかんでもこじつけのように点と点を結ぶことはあまりすきではない。しかし、幾年かNEWSを追っていれば彼らと作品がいかにリンクしてきたか分かってしまう。個人的に、NEWSはストーリーとともにあるグループなのだと思ってる。NEWSが歌うからこそその曲の良さが何倍にもなる、そういう作品をたくさん見てきたことがわたしにそう思わせる。

「未来」という単語が散りばめられていることに気がついたとき、うっかり泣きそうになったのはそのせいだ。わたしたちリスナーへの応援歌であるとともに、宣誓のようにも聴こえたからだ。叶わなかった未来も含めて、NEWSが未来に向かっていく意思、なんとなく歩いていくのではなく、自分たちの手でその未来を掴みにいく力強さを感じる。

 

なにもかも永遠ではないことを知っている。ことにメンバーが脱退したり、ジャニーズの諸先輩方が新しい道を歩いていく姿を見ている昨今は特に、どれだけの奇跡が「今」なのか痛感する。

NEWSが今日もNEWSであることを選んでくれてうれしいなと胸がいっぱいだ。リリースおめでとうございます! これからもNEWSの音楽が続いていきますように!

さぁここから、物語が始まるのさ
Our future is here…

Narrativeとあやめ/終わりと始まり

加藤さんのラジオでこんな話があった。

ていうかまぁ、一曲一曲で完成してないからね、あやめ以降は。どうしてもあやめのあとになにを作るか、氷温。氷温のあとになにを作るか、世界、みたいな、こう、点が線になってるっていうかね。うん。線が描いて、まぁ、Narrativeに関しては、それをあやめに繋げるようなイメージではありましたけどね。もう作るということ自体がね、表現してやりましたんでね。

(SORASHIGE BOOK 2021.6.13回)

待って。なんかすごいことをえらいさらっと言うじゃないですか。

なんと4部作の最中に作っていた4曲のソロ曲は繋がっていたのです。鳥肌がたった。

この話を聞いて真っ先に思ったことが、「Narrativeで落ちた先があやめの世界だったのではないか」ということ。この2曲の繋がりが一番気になる。というか、きっと循環の肝だと思った。

加藤さんは以前セルフライナーノーツでNarrativeについてこう語っていた。

自分の内にある衝動やこれまでの経験を思い切り原稿用紙に殴りつけ、語り尽くす。

言葉になり切らない未完成の声をとにかく綴り、やがてページとなっていく・・・

あらゆる思いを抱えて放たれた叫び。それらを詰め込んでできた本の1ページ目を誰かがめくることになる。書くことの終わりは、読むことの始まりへと繋がっていくのです。

なるほど。ライブで見たNarrativeのことを思い出す。宙に文字を書きながら階段を登っていく。裸足で。書く、上る、書く、上る。その先に待っていたのは終わりだった。背中から下へ落ちていく。まるでこの世で役割を終えたかのように、自然と。あのとき、「この世で役割を終えたかのように」が「死」のように見えた。それは書き手が語り尽くした後だったのだ。声を綴り、物語に託し、書いた人としての輪郭を失っていく。それが「書くことの終わり」。

落ちた先でその人は倒れ、寝転んでいた。暗闇の中で。裸足で。これが「読むことの始まり」。つまり物語の1ページ目。ここからは書き手が「原稿に殴りつけ、語り尽くす」ように綴った、「言葉になり切らない未完成の声」だ。それは平和や自由や愛を願う圧倒的「生」だった。そんなことを、4年越しに知ることになるなんて、まさか思わないだろう。あやめを描ける人はやはり作家だったのだと思い知る。

おもしろいことに、このソロ曲のリレーはNarrativeからではなく、あやめから始まる。Narrative→あやめ→氷温→世界という順番なら、「もしかしてこれは物語なのでは?」と勘づくことができたかもしれない。しかし実際はあやめ→氷温→世界→Narrativeであり、最後までその全貌が見えることはなかった。正直繋がっているなんて思いもしなかった。Narrativeがあやめに繋がってると知る前と後では全く見え方が違うので、後からバラされた関係性には完全に意表を突かれた形になる。

Narrativeで迎えた「死」の後に訪れたあやめという「生」という話で言うと、死後の世界、苦悩から解き放たれて自由な場所に生きているという風にも見える。そう考えて一番に思い付くのが、キリスト教。つまり救済宗教や「死は救済」という概念。まぁキリスト教に限らず宗教ではよくある考え方ですが。ミッション系大学出身であるものの、キリスト教関連の授業を真面目に受けた記憶がないため、そのあたりにはあまり詳しくない。ゆえに深く語ることもできないんだけど、加藤さん自身はきちんと触れたことのある人間だと思うので、そういう概念も包含しているのかなと少し感じましたね。

物語が進むと、「どこかで生きてる俺もどうすりゃいいの」と葛藤の渦に飲み込まれながら「貴様が世界だ」という声に背中を押され、その人は筆をとり、「自分の内にある衝動やこれまでの経験を思い切り原稿用紙に殴り」…… そう、書き手となる。こうして循環していくのだとハッと気がつく。まるで輪廻転生のようで、とても壮大に見えつつも、一人の人間の心の中の小さな話なのかもしれません。それにしてもあやめから作り始めてあやめに戻ってくる流れを、こんなにドラマチックに作り出せる加藤さんの脳みそ、興味深すぎる。

 

まだ掴みきれていないのが氷温の立ち位置なんだけど、このテーマの中に氷温を入れる加藤さんはとってもロマンチスト。そういうところがすきですね。今日までに考えたのはひとまずここまで。

永遠に君に幸あれ~NEWS LIVE TOUR 2020 STORY~

あの夜散々つぶやいたこと、眠る直前までベッドの中で感じたこと、それがすべてだったけど、あまりに様々な感情が渦を巻いて、次に口を開いたらことばが出なかった。どれもしっくりこなかった。わたしは今、何を思っているのか。

 

ライブを見て初めて、ほんとの意味で「なぜ2020を冠したツアーだったのか」を理解できたと思う。

単純に2020年のツアーを2021年に持ってきたわけではなかった。照明が落ちて、再び会場が明るくなるまでの時間、その刹那的な瞬間だけ、わたしはいくら焦がれても叶わなかった2020年にいた。ツアータイトルに"2020"を残したこと、3人仕様のライブに組み替えなかったこと、3人になってから歌った曲がセトリに入っていなかったこと、それはきっと偶然ではなく必然だ。意思だ。メンバーが4人で、チンチャうまっかもカナリアも、そして3人のビューティフルも存在しない、だから「NEWS LIVE TOUR 2020 STORY」だったのだと。

そうする必要があった、NEWSにとって、そしてもしかしたらファンにとって。少なくともわたしにとってこのライブのある瞬間までは「4人のツアー」で、すきになってからNEWSそのものであった4部作が4人で幕を引いたように見えた。救いだった。黒に染まった4人の章の結末を、3人はその上から白いペンでもう一度書いてくれた。2020年のNEWSが見ていた最終章を大事にしてくれて、そして見せてくれたことに感謝しかない。

 

いざ歌って踊る姿を見たら、今のNEWSに一番期待してるのはNEWSだと思った。外から見たら、ボロボロのグループなのかもしれない。3人は残された人たちに見えるのかもしれない。でも、ステージに立つ姿を見たらそれは全くお門違いの推測だったと気がつくでしょう。彼らは今の自分たちに自信がある。残されたのではない、自分の意思でそこにいるのだとまざまざと見せつけられる。自分がすきなグループが、そのグループのメンバーにとって選びたい未来だったこと、それがファンにとってどんなにうれしいことか。

「NEWSまだまだカッコいいっしょ?」とキラキラした目をしたシゲに言われて、泣きながら頷いた。うん。NEWS、ずっとカッコいいし、まだまだカッコいいよ。

 

クローバーを聴いたら、2020年のことを思い出す。特に4月とか、5月とか。ほとんどの時間家にいて、一人だった。聴くのはなんとなくいつも夜だった。どうしようもなく不安でイヤホンを耳に差し込みながら散歩をした夜の冷たさを覚えてる。あの頃、クローバーはまるでお守りのようだったな。会えないけど、NEWSの温度を感じられるこの曲がすきだった。会場で歌われるのを聴いたとき、2020年のいつかの夜、毛布にくるまって小さくなっていた自分が抱きしめられたような感覚になって泣けた。当時の自分に教えてあげたい、「そこは冷たいと思うけど、未来はあたたかいよ」と。

小山さんは、なかったことにしない人だ。音が、ことばが、メロディがあったその空白を、たった一人口ずさんでいるのを見た。今はなくなってしまっても、過去にあったことを消し去らなくてもいいよね。愛しているままでもいいよね。

 

すきになった頃、増田さんはもう少しまっすーをかぶっていたと思う。歌を歌うにしても、まっすーのフィルターを通して音にしていたように見えていた。いわゆるストーリーテラー。きれいに語る人。感情を乗せるのが下手ということを言いたいわけではなく、私情を挟まない印象があった。唯一私情を挟んだように見えたのは、後追いで聴いたテゴマスのまほうのさくらガール。

その牙城を崩したのがU R not aloneだった。この曲を歌う増田さんは、紛れもなく心の底から歌っていた。自分と重ね合わせていて、それがビリビリと空気を伝って届いた。初めて披露されたNEVERLANDから今回のSTORYまで、振り絞るように歌う姿は変わらない。特別なんだと思う。

STORY、また歌の進化を見た。歌というか、ほんとは歌だけじゃない、ダンスも、表情も。ずいぶん自由に、思うがままに、高まりに高まった感情をぶつけるようなパフォーマンスではなかった? 「ここは大事なんだな」とか「今熱くなってるな」とか「気持ちいいんだな」とか、感情のうねりが見えた。ボルテージが上がってることがわかりやすいのは、(‪Dragonism‬〜)夜よ踊れ〜FIGHTERS.COM〜エスのゾーン。リミッターを外して全開、一切容赦してくれないその姿にまたクラクラした。一生敵わない。すき。

 

時間差でチクチクと胸を刺したことばがある。思えば、「抜けた」いじりを一番ポップにしてきたのが増田さんだった。(小山さんはいつも巻き込まれてくれたし、シゲは乗ってこなかった) 対外的にそうしていきたかったのだと思う。テレビとかを見ていてもそうだった。でもサプライズの後、あれはついこぼれてしまったんだと思う。「形を守れなくて申し訳ない」配信が終わってしばらくしてから急にそう言った泣き顔を思い出して、少し、いやかなり苦しくて、胸がちぎれそうになった。自惚れた言い方をするなら、あれは身内にだけ見せた弱音だった。

わたしたちが「NEWSを残してくれてありがとう」「NEWSを守ってくれてありがとう」と思ったこと、きっと"声"を通して伝わった。その上で増田さんは、それでも4人のNEWSを守りきりたかったのだと、それができなかったから、謝っていた。つらかった。届かなかったのではなく、届いてもなお彼は自分を許せなかったように見えた。「許していいよ」なんて、言えない。たとえ誰が許しても、これから先もずっと自分を許さないんだと思う。

自分がすきになって、すきでいた4人のNEWSを失ったことはたしかに苦しかった。目の前が真っ黒で、ゲームオーバーのような気持ちだった。信じていたものが砕ける音を聞いて、もう立てないかもしれないとも思ったし、それならそれでいいと思った。それでもわたしは立ち上がって、STORYを見届けることができた。それは3人がNEWSを選んでくれたから。砕けた破片を宝箱に入れて閉じてしまうのではなく、もう一度繋ぎ合わせて息を吹き込んでくれてよかった。悲しかったよ、悲しいよ、許さなくてもいいよ、でも、うれしいのもほんとだから。STORYも最高のツアーだった。エモーショナルさだけじゃなくて、エンターテイメントとして純粋にたのしかった。だから、悔しさ以上にしあわせを感じてほしい、なんていうのはファンとしてのわたしのエゴかな。今もステージでNEWSとして輝いてくれてありがとう。次に会うときは、いっしょに歌わせて。

ずっと同じ景色見てきたね
君がいるから幸せ
幾千の悲しみや別れ乗り越えて
永遠に君に幸あれ

ステージの真ん中で内側を向いてそう歌うことを選んだNEWSがすきだった。ああ、わたしはNEWSにしあわせでいてほしいんだね。