宝箱

すきの定義は「心を動かされる」こと

あなたが安心して輝けない世界なんて

「しばらくジャンプの曲が聴けなかった」

友人はそう言った。それは彼女がすきなアイドルのブログを読んでからのことだった。


わたしはその原因をTwitterで知った。新幹線のホームに溢れかえるおめかしをした女の子たち。彼女たちは携帯を片手にすきなアイドルを探している。響く駅員さんの制止の声。発車しない新幹線。その映像を見ているのがこわくて、つらくて、悲しくて、Twitterを閉じた。自分が普段触れている世界とは違う、異世界のように思えた。

その数日後、友人のすきなアイドルはブログを更新した。彼は去年にも同じようにファンのマナーについて発信していて、これでもう2回目になる。


悔しくてたまらなかった。


どれだけ勇気を出して心の中を見せても、伝わらない人には伝わらない。誰が何を言おうと自分のことしか考えられない人というのはいる。わたしが彼のファンかどうかということは関係なくて、ただただ"彼らを応援してると自称する人たち"に彼らを壊されていくことが悔しかった。

 


そして先日、今度は別のグループのメンバーがブログで"ルールを守らない人達"について言及した。

そもそも禁止されている出待ちや入待ち(ジャニーズファミリークラブ会員規約 第10条 項10〜13あたりに該当すると思われる)の枠組みをさらに飛び越えて、付きまとい行為を行う人がいる。これもまた、自分の想定の範囲を超える異世界の出来事のように思えた。しかし、これは現在進行形で現実に起こっている事実だ。口に出すのも躊躇われるような内容を読み、「怖い」「悔しい」そして「"普通"の人に戻る方が」そんな風に感じていることを知り、溢れる涙を堪えることができなかった。


これはもう「アイドルだからしょうがない」なんていうことばが通用する次元をとうに超えているんじゃないか。「アイドルだからしょうがない」を許していたら、アイドルはアイドルでいたくないくらいの思いをするんだと、その実感は重く自分の心に響いた。


 
そして今日、某報道番組にて彼らのことが取り上げられた。過去にファンのマナーについて言及したときのことも含めた実態とともに、「ジャニーズファンが語る"鉄の掟"」という情報が発信された。

内容について何か言いたいわけではない。ただ、その情報によってまた彼らが傷つくような気がして、悔しかった、そして悲しかった。 そもそもそのルールが正しいか正しくないかは置いておき、ルールを守れば彼らは傷つかないのか? わたしはそうじゃないと思う。改札の前で待つファンを見たら、きっと彼らはブログに書いたような思いをまたすることになる。彼らが傷つかない方法がルールであるべきじゃないのかなぁ。「言われてないからオッケー」みたいなことじゃないんじゃないかなぁ。

また彼らの世界が生きにくくなってしまった気がして、落ち込んだ。一度放られた情報の種は、種を蒔く前の畑には戻らない。畑を掘り起こす力のない自分の無力さ。

わたしはただのファンだけど、ただのファンだからこそステージ上の彼らが安心して輝けない世界なんて、悲しい。


本当は悲しくないフリをして、ただただ「すきだー!!!」と叫んでいたかった。だけどわたしはこうして気持ちの整理をしないことには、彼らへの愛を抱えて進めない。最近のいろいろは、無視するには自分の中で大きくなりすぎてしまった。


友人がすきなアイドルの曲を聴けなくなる理由がすごくわかった。胸が痛い。

 

2018-10-31:テゴマスのらじお

名前は敬称略

 

手越:こんばんはー!テゴマスの手越祐也でーす!

増田:増田貴久です。

宮島:宮島咲良です。

手越:テゴマスのらじお、なんと今日で7周年でーーーす!

宮島:わー!すごい!

増田:やー、すごいね。
手越:2011年10月26日に始まって、俺が23歳、増田さんが25歳と。でねー、そんときはまだ1局だったんですけどさらに4局増え、今に至るというわけで。一個一個のリスナーからのお悩みだったりとか、クイズだったりとか、ディベートに真摯に答えるテゴマス!素晴らしいですよね!
宮島::真摯かどうかはちょっとわからないですけど…。
手越:素晴らしいと思うんだ!!!
宮島:なんかもう落ち着くっていうこととかは諦めましたので…。
手越:あ、ほんと?
宮島:大丈夫です。もうほんとそのまんまでいてください。
手越:落ち着いたら落ち着いたらでね、寂しいと思うんで、さくらちゃん。

宮島:いや寂しくはないんですけど。
増田:「私ツッコミで生きてんのに」みたいなね。
宮島:いやいやいや、別にそういうわけじゃない。

手越:じゃあもうこのままの雰囲気でいいんですね、 自信持って行きますから。8年目のテゴマスもさくらちゃんもよろしくお願いします!

増田:さくらちゃんって2014年からってこと?
宮島:そうですそうです。
増田:さくらちゃんの方がもう長いってこと?
宮島:そう!長くなりました、あらいさんより。

増田:あらっちも聞いてくれてますかね、今日!

手越:旦那さんといっしょに聞いてくれてたら嬉しいですけども。

宮島:お子さんも小さくて大変だと思いますけど。

手越:そんなテゴマスのらじおですけども。7周年企画として、以前から言ってますけど生歌企画!やりましょうということで。テゴマス、NEWS、ジャニーズ、その他なんでもいいですけども、その他なんでも歌っていいよと。リスナーのみなさんに募集して、決めました。この次のコーナーでどんなものがきたのかっていう紹介もやっていきたいと思いますけども。とりあえずこの後スペシャルがくるということで、まずはリクエストいきましょう。ここしゃべりすぎたらスペシャルがギュンってなるから。

増田:楽しみにしていてくださーい。

宮島:じゃあリクエストいきます。カナブンさんから。

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増田:カナブンからきたの。

手越:しゃべれんだね。

増田:メール送れるタイプの。

宮島:虫じゃないんで、毎回言ってるけど。それもやめていこう、8年目は。「てごにゃん、まっすー、みやみや、こんばんは。さっそくですが私はテゴマスの「DONUTS」をリクエストします。この歌を聴くと必ず最初に友達と最初に聞いたときに「"押し入れからドーナツ"ってどういうこと?」っていう疑問が浮かび上がって笑ったのを思い出します。もうさすがに意味はわかっていますが、その友達とも高校を卒業する今年でお別れなので、また友達と一緒にラジオでこの歌を聴きたいなと思い、リクエストします。」

手越:嬉しい。「DONUTS」はまだ披露したことないね。ゴスペラーズのみなさんが楽曲提供してくださって。

増田:ゴスペラーズのみなさんの声がたくさん入ってたりするからね。

手越:ゴスペラーズのみなさんに来ていただくしかない(笑)

宮島:来ていただきましょう!

手越:次のリクエストっつって「DONUTS、ゴスペラーズのみなさんです!」ってなるかもしれない(笑)

宮島:すごいことになりますよ、みんなで立って歌いましょう。

手越:こういう感じでね、(指)鳴らしてね(笑)

増田:いいですねー。これはレコードのね。俺らもはじめさぁ、この楽曲をいただいたときにさぁ、

手越:意味わかんなかったよね。レコード世代じゃないからさ。

増田:レコード世代の人は、もうそうなんだよね、ドーナツ。黒いドーナツっていう風に言うんだよね。

手越:俺らの年でさえカセットだったもんね。カセットとあれ、なにCDっていうんだっけ。

宮島:8cmの。

増田:あの長いやつでしょ?

宮島:そうそうそう、あの縦長の。今の十代の子とかはご存じないかもしれないんですけど。

手越:なんなら今のちっちゃい子はなんかCD知らないじゃん。もうiTunesで落とすもんだと思ってるでしょ。

増田:いや、そんなちっちゃい子はまだ落とせないんじゃないかな?

手越:いやいやいやいや、指紋でぴゅだよ!ちっちゃい子でも指紋あるから。間違えてクリックしたら、指紋ぴゅってやったら買えるんだから。

宮島:ねえそれいる?今日早くいかないとリクエストあるんだから。

手越:そうですか、厳しい人だ。

みんな:それではテゴマスで「DONUTS」

 

♪テゴマス/DONUTS

 

手越・増田:テゴマスの生歌ー!!!

手越:番組冒頭でも話しましたが、テゴマスのらじお7周年です。おめでとうございます、コングラッチュレーション、ありがとうございます!

増田:とんでもない、いってらっしゃい!

手越:いってきまぁす!というわけでね、リスナーのみなさんからまあ、5億通きたということで、その中からね。

増田:少ない。

手越:少ないの。増えなかったからね、5億以上。

増田:5億で止まった?

手越:世界の12人に1人しか応募してくれなかった。これは残念だ。まだまだ俺らはワールドワイドではない!オイスー!

宮島:そこの話するから長くなっちゃうから。

手越:で、歌ってほしい曲のリクエストを募集したわけですけども。歌う曲は決まってるんですけども、なにが多かったかとか、こんなんありましたっちゅうのを。今回テゴマスとかNEWS以外の曲もオッケーと言うことで。

増田:これしかも1人一票しかダメよっていってあるから、だからめちゃめちゃ割れてんだよね。

手越:割れてるねえ、これねえ。

増田:下手したら2曲くらいしかはいってないやつもいっぱいある!

手越:まあでも2人組アーティストの曲は結構多いよね。コブクロさん、キンキのお二人とか。

宮島:ゆずさんとかね。

増田:でもぱっと見テゴマスの楽曲が1番多いでしょ。で、キンキさん、コブクロ、NEWS。

手越:秦さんとかもあるね。

増田:井上陽水さんと「夏の終わりのハーモニー」とかね。

手越:これいいね、セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンの「美女と野獣」。

増田:あれもあるよ、Superflyの「愛をこめて花束を」。出だしから「ふ、ふたりで」って結構高い。

手越:ロック曲みたいになるでしょ。

増田:手越上ハモ言ったら結構つらいやつだね。

手越:上ハモかーーー!!!気合いるやつだな、立って歌う!立って歌うしかない。あとback number。

増田:「らいおんハート」とかね。

宮島:安室奈美恵さんとか。

手越:そうか「HERO」な。「君だけの」ね。まぁほんと日本を彩るような、数々のビッグアーティストの楽曲がきてますけども。まぁちゃんと選びましたよ。今は言わないんですけど(笑)

増田:言わないんですか?

手越:言わないですよ。

増田:ああそうなんですか。

手越:それは俺ら"ためてためてかめはめ波"で有名ですから、ええ。

増田:ためため波がね。

手越:ためため波が有名ですから、もうためますから。といわけでね、その1曲選んでるんですけど、その曲をどういう風に披露しようかと。カラオケで歌うのか、アカペラで歌うのかと。でもまあやっぱテゴマスだから、テゴマスらしいものがいいんじゃないかと、というわけでね、スペシャルゲストの方に来ていただいているんです。

増田:まさか!まさか!

手越:というわけでお入りいただきましょう、この方ですーーーーーーー!!!

知野:こんばんは。

みんな:こんばんはー!

手越:「こんばんは」でね、テゴマスファンの方はね、聞き覚えがたくさん。

増田:この声と。

手越:おなじみです、テゴマスのファンの方には。テゴマスのファーストツアーからずっとバンドマスターをやっていただいている、知野さんにお越しいただきましたー!

増田:どうもー!よろしくお願いしまーす!

宮島:よろしくお願いしまーす。

手越:結構久しぶりっすね!

知野:久しぶりっすね。

手越:前のツアーずっとテゴマス一緒に回ってまして、青春でね。ずっとバンマスをやっていただいていて、スウェーデンデビューのときのテゴマスから知ってくれてるっていう。

増田:テゴマスといえば知野さん。NEWSの曲とかもね、やってくれてますけど。テゴマスとしてがっつりね。

手越:でも最近NEWS楽曲も知野さんの仮歌なんかで聴いたな、俺。

知野:うっそ。

手越:いやほんとほんと。仮歌も歌ってくださっている方も何人かいらっしゃるわけですよ。そん中の1人が知野さんで、テゴマスだったりNEWSの楽曲を、知野さんの歌声を聞いて覚えたりするわけですよ。

増田:ありがとうございます、来ていただいて。

知野:とんでもないです、こちらこそ。

手越:知野さんどうなんですか、最近は。

知野:いろんなことやってますけどね。ギターも弾いてますし、コーラスとか相変わらずやってますし、でもあれもいっしょだったじゃない、少年倶楽部

手越:あー!そうっすよね!

知野:何回かご一緒しましたよね。

手越:生バンドでやるときとか、知野さんにもきていただいて。

増田:知野さんがいると、急に安心するからね。

知野:ほんと?

手越:テゴマスはもちろんですけども、NEWSの4人の歌声だったりとか、いうなれば音楽性とかも知ってくれてるから、いてくれるだけでなにも言わなくてもみたいな。

知野:あざーっす。そんなそんなもう。

手越:今日知野さんはトークゲストのみなんですけども。

みんな:はっはっはっはっ!

宮島:おかしいでしょ、なんで呼んだの!いやいやいやいや。

増田:だってなんかほんとにね、ギター弾いてもらおうと思ってね、こう3人でセッションみたいのやりたいなって思ってたけど、知野さんがギター忘れたっていうから。

知野:はっはっはっはっ!

宮島:じゃあ大至急取りに帰ってもらって…。

手越:間違えてトロンボーン持ってきちゃった。

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みんな:はっはっはっはっ!

知野:トロンボーン難しいなー。

増田:トロンボーン持ってたんすね!?(笑)

手越:でもこの前知野さんあれなんすよ!NEWSの15周年のアニバーサリーライブありまして、そこで久しぶりにテゴマスをステージ上で歌ったんすよ、青いベンチ。もちろんオケで歌ったんすけど、そんときにね、武藤さん・知野さんのギターでマイク使わずにね、歌ったじゃないですか、

知野:千葉さんのピアニカね、やったね。

手越:そう、なんかね、思い出してね、「あー青いベンチやったな」って。

知野:あれもう何年前の話?最後のツアーは。

手越:青春って何年だろうね。3~5年にはなるんですかね。

知野:楽しかったね、あのツアーね。またやりましょう。

手越:楽しかったっすね。いやほんとほんと。NEWS15周年の裏でテゴマスも10周年迎えてるっていうね。

知野:おー、そっか、10周年?

増田:素通りされてんだね、そっちは。

手越:今のところ素通りしてるから1回引き戻さなきゃ。

増田:10周年だったよツアー。

みんな:はっはっはっはっ!

手越:この前10周年だったよツアー。そんなタイトルで。

増田:タイミングがNEWSとかぶっちゃったんで、ずらしてやりましたみたいな。ほんとは12年目なんですけどみたいな。…ということで、スペシャルゲスト知野さんでしたー!

宮島:ちょっちょっちょっちょ、ちがうって。

手越:またお会いしましょう!

宮島:「またお会いしましょう!」じゃない。ほんと失礼でしょ、それだけで呼んだら。

手越:あれ、ちがうの。

宮島:違いますよ、生歌って言ってんですから!

手越:あーそうですか!そのね、ぼくらがたくさんいただいたリクエストの中から選んだ曲の中で1曲チョイスして、それをまあボーカルテゴマスと知野さんの演奏で歌うというわけなんですよ。

宮島:じゃあ準備の方をしていただきましょう。では早速生歌のご披露お願いします。

手越・増田:はい!

 

 ♪テゴマス(with知野さん)/愛のかたまり

 

宮島:ありがとうございましたー!
増田:ありがとうございます!KinKi Kidsさんの「愛のかたまり」を歌わせてもらいましたー。スペシャルバージョンで。

知野:緊張感ありましたね。
手越:うん。
宮島:知野さんどうでしたか。
知野:いやいやいや、この間違えちゃいけない空気が。
増田:でもライブでもありましたもんね、めちゃめちゃミスったとき。

手越・増田:はっはっはっはっ!

知野:そういうこと言わないで!(笑)
手越:みんなあんのよ(笑)やっぱりさ、しかも俺らのテゴマスライブってさすごい特別な特徴があって、そこにいる楽器以外の音なにも鳴ってないわけよ。バンドとかでも楽器足りないから流しながらやったりするんだけど、俺らってその、そこにある楽器のみにちゃんとある楽曲を寄せて演奏してるから、みんながピリピリなわけ。
増田:シーケンサーって言うんだよね?
知野:シーケンサーね。
手越:シーケンスも走らせてないし、
増田:知ってる?それ。日本のアーティストでシーケンサスの機械音を入れてないのは、平井堅さんとテゴマスだけ。
手越:だからほぼないっすよね。
知野:そうだね。
手越:日によってちょっとテンポも変わるし。
増田:例えば元々弦の楽器の音は機械に入れといて、それは出るとか、10人いたら10個の音しか出せないじゃないですか。でもそれ以外の音出したいとか、クイックみたいのがずっと走ってて、それに対してみんなが合わせると絶対ずれない。3分の曲は3分で終わる。テゴマスの曲は3分の曲が3分3秒あったりするんだよね。
手越:テンポによってね。
増田:俺とか手越が歌が走ったら楽器もみんな追いついてくれるから、どんどん速くなる。1回ありましたよね?ロックな曲でなんか(笑)はじめのの頃か、昔。
手越:あったね。だからみんなすごい緊張感の中でやってるっつーのがまたいいのよ。さっき言った「青いベンチ」とか、本当に楽器数がどんどん少なくなればなるほど、みんなピリついてくるわけ。1人ちょっとでもミスっただけで、コード1個間違えただけで、やっぱわかるから。体が違和感を感じるから。それがまたいいんだよね。
宮島:いやでもそんな中今日も生演奏していただいたので。どうでした?久しぶりじゃないですか、ここで歌うの。

手越:そうだね。

増田:ここで歌ったのって?
手越:HY
宮島:ちがうちがう、「夜は星を〜」。
手越:そっかそっか、そっちの方が後か。でもね、キンキ兄さんの楽曲だからね。自分らの楽曲じゃない。
宮島:そういうのどうなんですか?

手越:まぁでもキンキのおふたりの楽曲はさ、それこそまだテゴマスがテゴマスとして楽曲が出来上がってくる前、「ミソスープ」以前、まだ楽曲がなかったから、キンキのおふたりの楽曲を歌ってたわけよ。「もう君以外愛せない」とか、「薄荷キャンディー」とか、歌ったよね?
増田:一番はじめ「もう君以外〜」だっけ?「薄荷キャンディー」かな?
手越:「薄荷キャンディー」はあれよ、サマリー。
増田:そっか。じゃあサマリーの方が先なのか。
手越:で、NEWSのライブんときはまだテゴマスの楽曲がなかったんで、オリジナルが。でも「テゴマス2人で歌ってほしい」ってジャニーさんに言われて、「だったらまぁキンキのおふたりの楽曲かな」みたいな。まぁあとこの楽曲はもちろんキンキのおふたりのファンの方の人気は高いけど、一般的にも「愛のかたまり」はやっぱね。よくカラオケとか、他の人の歌声が聞こえてくるようなバーとかあるじゃん?結構入るもん。
宮島・増田:へー!

知野:やっぱ人気曲だなぁ。
手越:すごい人気なんですよね。
宮島:リクエスト曲でもね、すごいたくさんのリクエストいただいてますもんね。
増田:嬉しいよね。でもやっぱこう、おふたりが制作された、作った曲だから、歌うのも緊張しました。
手越:作詞が剛くんで、作曲が光一くん。
増田:すごいよねぇ。
手越:堂本兄弟とかにも何回もお世話になってますしね。NEWSもテゴマスも、個人でも出させてもらいましたし。
増田:テゴマスとしてこういう曲をさ、俺らも何曲か作らせてもらってるけど、なんかだいたい歌詞がかわいらしい楽曲に…
手越:君だよ!!!!!!!!!!!

知野:はっはっはっはっ!
手越:君なんだよ!!!この!!!いやだから俺がね!? 曲作って、テゴマスの「アイノナカデ」とかもすごくいい曲だよ。俺も「こんな歌詞がつくだろうな」でなんとなく曲を考えて、作って、渡すわけですよ。
増田:同じパターンですよ!同じパターン!おこがましいけどね!おこがましいけどキンキさんと同じパターン!
手越:作曲手越祐也、作詞増田貴久。
増田:同じパターン!おこがましいけど同じパターン!
手越:何曲かあんのよ。まあまあまあ「アイノナカデ」いい曲よ?かわいらしい曲。俺もうおったまげたもんね。千野さんといっしょに「テゴマスの楽曲で盛り上がる、C&Rがある曲を作ろう」ってところから、俺と当時のディレクターと知野さんで。
知野:やったわ。
手越:レコード会社の会議室で作ろうかっつって。「ロックでガンガンゴリゴリの曲をテゴマスで作ろうよ」「やぁいい曲できた」っつって知野さんと「オッケーいこう」「タオル回そうぜ」。増田さんに投げました。そしたら2週間後ぐらいかな?返ってきました。そしたら曲名「月の友達」だ!!!びっくりしたよ!もう、月がさ!うさぎがポコポコ叩く歌になってたから!!!
増田:可能性的にはね?「愛のかたまり」みたいな曲ができてる可能性も、方向性はね?曲の方向性としてはあったんだけど。テゴマスはならなかった(笑)
手越:やっぱそう色がでるよね。やっぱキンキのおふたりの場合はこういう色になる。
宮島:それぞれの良さがねー、ありますから。知野さんはいかがでしたか。
知野:楽しかったですね、久しぶりにやったんで、3人で。やっぱり気持ちいいですね、ふたりとやるの。
手越:嬉しいですね。
知野:いやすっかりミュージシャンなんです、やっぱりふたりとも。とっても立派な。
増田:どの辺までですか、ちょっと詳しく…。
宮島:いやいやなんで詰めるんですか!
知野:いやいやいやそこ突っ込むんだ(笑)
増田:ないんすね!?それ以上ない!?言ってみたけど!?
知野:いやいやいや、リハーサル中言うこともさ、もうちょっと「ああしませんか」「こうしませんか」っていうのもちゃんとしてるもん、もう。ミュージシャン仲間って感じですよ。
手越:ほんとですか。やっぱNEWSでライブ作りするときでも、発言とか言うこととかテゴマスと全く違いますからね。テゴマスはいうなればバンドリハメインで、ずーっとバンドリハやってその中でどういう風につないで行くかって感じじゃないですか。NEWSだとね、やっぱりここで演出で飛んでだ、なんとかっていっぱいまた全然違うんで、面白いっすけどね。
知野:なるほどね、そうだよね。
増田:またぜひほんとにね、お願いします。
知野:お願いします、こちらこそ。 
宮島:素晴らしかったです、ありがとうございました。
手越:ありがとうございました。素敵な演奏でしたけども。というわけで今日は知野さんどうもありがとうございましたー!!!以上、テゴマスの生歌のコーナーでした!リクエストもありがとうございました!
増田:ありがとうございました!

 


手越:エンディングでーす!
増田:はい。
手越:先週もね、発表しましたけども、「NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA -ENCORE-」というわけで年越しもね、京セラドームでやらさせていただくわけですけども。12/31、これ22時開演。年またぐと。
増田:10時だよね、夜の。
手越:そうですよ。
増田:ねむくなっちゃってたらどうしよう。
手越:最悪もうステージ上で寝よう。1回シエスタみたいにスペインの、昼寝時間作って「じゃあ10分寝まーーーす!」って言って寝よう。
増田:面白いね。
手越:寝ちゃったらごめんなさいライブ。ある意味またアンコールしますよっていう。
宮島:いやいやよくわかんなくなっちゃったよ、もー(笑)めんどくさいからー。
手越:で、その翌日元日ですね、1/1が17時開演。午後5時ですね。京セラドーム。
増田:4時、5時くらいまではできるってことなのね(笑)
手越:あーそうです。まあまあいうなれば。
増田:通して。俺らはエンドレスでやり続けるけど、お客さんは入れ替わるっていう。
手越:すきな時間で入ってください。
宮島:斬新ですね、それはまた(笑)出入り自由。
増田:まぁ嘘ですけどね。
宮島:いやわかってますよ(笑)
増田:あ、わかってんの(笑)
宮島:いやみんなわかってる。大丈夫です、安心してください。
手越:で、1月の6、7が18時開演で東京ドーム。というわけで京セラドームは久しぶりですね、僕ら。「LIVE! LIVE! LIVE!」以来っつってた気がするな、たしか。

増田そっかそっか。NEWSが6人いた時代に東京大阪のね、やらせてもらいましたけども。
手越:それ以来の京セラドームということで。
増田:じゃあもう久しぶりの、会場で。でもカウントダウンライブ自体初めてだもんね。
手越:そうだね、初めてですね。
増田:常識がわかんないよね、カウントダウンライブの。
手越:よくわかんないよね。あのフジテレビのジャニーズカウントダウンの中継がはいんのか、その場合コンサート中に入ってくるからどのタイミングでやんのかとかさ、わからんから。
増田:俺は普通に10時開演って書いてあって、「いやいや間違えてるわ」ってパッて見たときに。そんなわけないじゃん、10時開演。と思って「なんでこれジャニーズネットで間違ってんのかな」って普通に見てたんだけど。ほんとだった。
宮島:いやそうですよ(笑)だってカウントダウンですから。そりゃーそうなりますよ。
増田:いやまさか自分たちのコンサートが10時開演なんて初めて見たからさ。
宮島:そっか、でも初めての体験は楽しみですね。
手越:そうですね。じゃあボールペンいきまっしょー。今日ドーナツしか読んでないんだよ。  (笑)
増田:じゃあドーナツのメールくれたカナブンさん。…大丈夫かな?(笑)
手越:常に飛んでるから、送り先がない可能性があるから。
宮島:飛んでないの。人。
増田:え?
手越:カナブン?
宮島:これ人。
手越:おれかなぶんさん大好きたけど、虫のカナブンだとしたらあんまり好きではない。
宮島:いえ、虫じゃない。
手越:結構えげつない見た目してるからカナブン。

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宮島:いやさっきから言ってるけど、人。
手越:人ね。おっけおっけ。送り場所もちゃんとあるのね?
宮島:ある。  
手越:どこどこの森とかじゃないよね。

宮島:ある。住所もある。どこどこの森じゃない。どこどこの森には送らない、大丈夫。細かく全部書いてある。ありがとうございます。
手越:了解了解(笑)
増田:おめでとうございます!


宮島:それではこの番組ではお便りを募集しています。(略)ちょっと大人になりましたね(笑)
手越:オープニングで怒られちゃったからね。
宮島:すごいちゃんとしてましたね、素晴らしいと思いますよ。
手越:ありかとうごさいます。というわけでそろそろお別れなんですけども、まあ知野さんにも来ていただいて生歌披露させていただきましたけど、ありがとうございました。
宮島・増田:ありがとうございました。 
手越:お別れの時間ですけど、8年目もテゴマスのらじおもよろしくお願いしまーーーす!
宮島・増田:お願いします。
手越:相手は手越祐也と、
増田:増田貴久と、
宮島:宮島咲良でした。
手越:また来週、

みんな:ばいばーい!

 

わたしと2018年秋ドラマ

こんばんば。

こう見えて(どう見えて?)テレビっ子、ろくです。

 

ドラマを鬼のように見ている。毎日夜が忙しい。これは今に始まったことではなく、昔からドラマを見るのはすきだった。大学生の頃は家にいない時間が多かったけど、社会人になって基本的にまっすぐ帰りたいのでわりと家にいる。そしてドラマを見るのがルーティンになった。特に理由はないけど、今期見ているor見る予定のドラマをメモしておこうと思う。

 

(月)

21:00~「SUITS/スーツ」(フジテレビ)

www.fujitv.co.jp

 「THEフジ!!!!!」と思わず叫んだ。華やかな題材、そして織田裕二。裕翔くんと2人の場面はもう画力の強いこと、強いこと。とりあえず見る!

 

(火)

21:00〜「僕らは奇跡でできている」(フジテレビ)

www.ktv.jp

これは……?近年あんまり見ないようなドラマ。哲学的な内容は人を選びそうだけど、殺伐とした日々にほのぼのした高橋一生を拝めるので見る!個人的に榮倉奈々がすき。

 

22:00〜「中学聖日記」(TBS)

www.tbs.co.jp

う~ん、この設定だと賛否が分かれる気がする。「どの層が見るの!?」って感じはある。中学校の先生と男子生徒の恋愛の話。1話はかなり暗い雰囲気だったけど、いったん2話は見る。

 

26:00〜「文学処女」(TBS)

www.mbs.jp

10月以前から始まってます。なんとなく見始めたけど、森川葵が感情に振り回されている演技がわざとらしくなくていいです。あと城田優が美しい。ドストレートな少女漫画っぽいけど、映像の雰囲気とかドビュッシーの月の光とかで上品に仕上がっている気がする。見る!

 

(水)

22:00〜「獣になれない私たち」(日テレ)

www.ntv.co.jp

今期1番たのしみにしていたドラマ!!!!!

ガッキー×野木さん脚本、ガッキーの彼氏役に田中圭、主題歌はあいみょん。内容もおもしろそう。「馬鹿になれたら楽なのにね」、この一言のドラマなのかなと。1話は各方面から「しんどい」「つらい」という声が聞こえてきましたが、1話最後にまるまる全部をひっくり返すような展開!次からもとってもたのしみです、見る!

 

(木)

25:00〜「プリティが多すぎる」(日テレ)

www.ntv.co.jp

今週はじまります。このタイトルで主演が千葉雄大、見る。ここ最近は出版社を舞台にしたドラマが多いよね、なんでだろ。

 

(金)

22:00〜「昭和元禄落語心中」(NHK)

www.nhk.or.jp

非常にたのしみにしていましたが、1話を見逃しました。これから再放送かなにかで見る!

 

22:00〜「大恋愛〜僕を忘れる君と」(TBS)

www.tbs.co.jp

落語心中と時間帯もかぶっていてどうしようかと思ったけど、見てみた。そうしたおもしろかった。戸田恵梨香がすき。見る!

 

24:12〜「忘却のサチコ」(テレ東)

www.tv-tokyo.co.jp

あとから見つけたけど、高畑充希がおいしいごはんを食べるドラマみたいなので見る。ちなみにこれも出版社が舞台。なにゆえ。

 

24:52〜「このマンガがすごい!」(テレ東)

www.tv-tokyo.co.jp

2話まで終わってる。これはドラマというより、ドキュメンタリー?蒼井優がナビゲータ、ゲストがすきな漫画を実写化する。再現シーンを漫画のコマの中で演じるのがめっっっちゃシュールでおもしろい。ちなみに1話は森山未來×「うしおととら」、2話は東出昌大×「龍-RON-」、来週の3話は森川葵×「NHKにようこそ!」。見る。

 

(土)

18:05〜「ぬけまいる〜女三人伊勢参り」(NHK)

サイトがない。おもしろい題材だと思います。見る。

 

22:00〜「ドロ刑-警視庁捜査三課-」(日テレ)

www.ntv.co.jp

ケンティ〜〜〜!!!

ケンティの顔がいいだけじゃなく、コメディっぽいノリと演技が合ってていいです。セクゾの主題歌もいい。あと、周りの役者が豪華。中村さんの「暴れるな」「一瞬本気になっちゃったかも」が色っぽすぎてヤバいです。ベストもカッコいい。追われたい。見る見る!

 

23:40〜「結婚相手は抽選で」(フジテレビ)

tokai-tv.com

怪しいと思いつつ見た。意外と奥が深そうなので見る。東海テレビのこの枠は一風変わったドラマばかり。

 

(日)

21:00〜「下町ロケット」(TBS)

www.tbs.co.jp

今日これから!!!見る。日曜劇場の勧善懲悪系、結構すきです。

 

22:30〜「今日から俺は!!」(日テレ)

www.ntv.co.jp

今日これから!!!中村さんが出るので見る。

 

 

 

えっ……ドラマ見すぎじゃない……?????

それな!!!!!!わたしが1番思ってます。だいたい途中から精査されてくるので、最終回までちゃんと見るのはもう少し少ないかな。とはいえこんなに豊作なクールも珍しい!たのしみます!フー!

 

 

ジャニオタがお題箱でオススメの本を募ってみた(2)

こんにちは。

芸術の秋、いかがお過ごしでしょうか、ろくです。

 

さてさて間が空いてしまいましたが、第二弾!あれやこれやオススメしていただいた本を図書館で探すものの、人気作は予約の順番が回ってくるまで時間がかかります。気長に読んでいこう。

 

項番は前回からの続き。

 

3.「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」(若林正恭)

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
 

 累計20万部に迫る前作『社会人大学人見知り学部 卒業見込』。
そこで吐き出された社会への違和感、悩みは普遍的なものだと思っていたけれど、
「あれ? これって人が作ったシステム上の悩みに過ぎなかったのか?」
と気づいてしまった著者。
「俺が競争したい訳じゃなかった! 競争しなきゃ生きていけないシステムだった!」
新しい発見に意識がいったところで、
「別のシステムで生きる人々を見てみたい」
と、猛然とキューバへ旅立った。

 (リンク先より引用)

 

本書だけでなく、「社会人大学人見知り学部卒業見込」も別の方からオススメしていただいていました!そっちは実は発売当初に読んでいたり。普段はエッセイはそれほど読まない。家にあるエッセイはすきな作家である有川(浩)さんの、すきなアーティストである(星野)源さんの、そして若林正恭の、である。

カッコいいことが書いてないエッセイがすきだ。源さんも若林さんも似ているところがあると思っていて、カッコ悪い自分・抜け出したい現実をありのまま語ってくれる。圧倒的な脱出策を教えてくれるわけではない。ただなんとなく心が軽くなったり、新しい考え方に気が付けるからすきだ。

 

さて今回は彼が思い立ってキューバにひとり旅をし、お父さんの死と向き合ったりしながら、なにかを取り戻すエッセイ。なにかというのは、う~ん、”東京(今いる場所)で失ったと思っていたはずのもの”という表現になるんだろうか。これはきっと読み手によってもちょっとずつ違う気がする。若林さんは”色”と形容していた。

そもそも彼がキューバに行こうと思った理由とはなんだったかというと、「日本のシステムとは違うシステムの中で生きてる人はどんな顔をしているか」を見に行くためだった。日本のシステムっていうのは”勝っても負けても居心地が悪い”、言いたいことは何となく理解できる。

わたしは先週新潟にひとり旅をしてきた(目的はぼくりりのライブだったわけだけど)。今本書を読んでみると、そこで感じたことと似ているなぁって思う。「日本のこういうところが嫌になる」なんて思うことも少なくないけど、旅先で「今度は冬にきてね」って言ってくれるおばさんとか、古い町並みにポッと現れた小さなコーヒーショップのお兄さんとか、本物の花と切手を使ったアクセサリを作ってるショップのお姉さんとか、そういう些細な血の通った出会いになんとなく救われる。そしてそんな旅の話を話したいと思う人がいるっていうのは、自分にとってかけがえのないことなんだな~と思わされた時間でした。あと、

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のどぐろ炙り丼がおいしかった〜!!!

 

おっと、最後は自分の話になってしまったけど、悲しいことを悲しめなくて苦しんでいる人、何となく今にモヤモヤしている人、息抜きに本書をオススメします。

 

 

★番外編「火星に住むつもりかい?」(伊坂幸太郎)

火星に住むつもりかい? (光文社文庫)

火星に住むつもりかい? (光文社文庫)

 

「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。伊坂ワールドの醍醐味が余すところなく詰め込まれたジャンルの枠を超越する傑作!  

(リンク先より引用)

 

先述した新潟旅の道中で読んだ。ページ数もちょっと多いので一気に読めるタイミングをねらっていました。

 

「あの人は悪の組織とつながっている」そんな密告から、悪だと思われる人は死刑にされてしまう。伊坂作品の中では人を選ぶ題材だと思いますが、この作品を通して伝わってくるものは今、たくさんの人に伝わってほしいと思うことだったりする。ある人から見た正義は、ある人からみたら悪。絶対的な善というのは存在しないわけですね。

「世の中は良くなったりしないんだから。それが嫌なら、火星にでも行って、住むしかない」

 

 

あなただけ~舞台『Only You~ぼくらのROMEO&JULIET~』~

 
こんばんは。
夏の終わりが来ると、NEWSをすきになったときのことを思い出す。そろそろ2年になります。
 
 
先日放送されたありがたい、ありがたい少プレ(唐突)
 
増田さんの舞台の映像を見てたら、1か月以上前のあの日のことが蘇ってきて!居ても立っても居られなくて!
あの日のことは忘れたくないのに、書いたら終わってしまう気がして(いや終わってるんだけどさ)ずっと書けなかったんだけど(お察しの通り、味スタも同様の理由で書けていない)、やっぱり忘れたくないので書き残しておきます。
 
 
当選のメールがきた日、電車の中で泣き出しそうなるのを堪えていつもの神社にお礼参りに行った。あの日から、あまりすきじゃない野菜を毎日食べるようにしたり、ちゃんと睡眠をとるようにしたり、時間があったら散歩に行くようにしたり、粛々とその日に向かっていました。
 
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観劇当日、起きたら舞台を観に行った夢を見たことに気がついた。しかも、二度寝したのにそこでももう1回舞台を観に行っていた。恋い焦がれすぎにもほどがある。
グローブ座に到着し、会場に入った瞬間、思わず息をのんでしまった。5月にも入らせていただいたけど、ここに増田さんは立つのだと思ったら……、改めて胸がいっぱいになった。席について、しばらく舞台を眺めてぼーっとしていたら、そのときは訪れた。
 
 
 
 
スモークがたかれて、真っ暗になって、キャスト全員が舞台上に現れ、踊り始めるところから舞台は始まるんだけど…、
 
増田さんどこ!?!?!?
 
これ、マジです!最初わたし増田さんがどこにいるのかわからなくて!あんなにいつも見てるのにですよ。ビックリした。モンタは演劇部の中でも目立つタイプじゃないということ、最初の時点で感じさせられたわけです。やっと見つけたと思ったら、
 
く、黒髪……(そう、息をのむような……)
 
そう、もう1つ見つけられなかった理由がこれ。ネタバレを避けて初日からTwitterを見ていなかったわたしはおったまげた~~~!!!先日まで明るい髪色をしていた増田さん、なんと黒髪にしておりました~~~!!!ヒ~~~!!!もう生の増田さんがいるだけでドキドキだったのに、黒髪でさらに動揺した。落ち着こう。

〜主要キャストが今後のミュージカル研究会について話す場面〜
モンタが里依ちゃんの2倍くらいあるんですよ…(横幅も厚みも)二宮さんがほっっっそいの~~~!「ウエストある!?」ってくらい細い(あるよ)神山先輩と話してるとき、Tシャツの裾をぎゅっとしてるモンタがかわいかったり、見事に実年齢差がひっくり返ってるように見えた~!
 

〜ミュージカル研究会存続のため行う公演ロミオとジュリエットの演出決めの場面〜

モンタが「(ロミオとジュリエットって)イタリアの話なの!?イタリア感ださなきゃ!」って言ったりするところがまっすーっぽくてすきでした~!「ジャニーズの曲を歌う」「衣装もジャニーズっぽくして」という里依ちゃんの提案に対して、モンタが「はぁ!?やだよ、恥ずかしいよ(笑)」と反応すると、

客席爆笑(「いや、いつも歌っとるwww 衣装着てる(なんなら作ってる)www」)

 


舞台の内容が決まると、舞台の中の世界(稽古中というてい?)と現実世界での掛け合いが交互にやってくる。

ロミオが登場するあるシーン、突如後ろの扉から走って来たんだけど、通路の近くだったからビュ~ンと風を感じた…… 右隣の方と思わず目を見合わせてしまったよ……(ビックリしすぎて声も出なかった)前回行った「薔薇と白鳥」では客席に降りてくるという演出がなかったし、そもそも降りてくるという概念がなかったのでめっちゃくちゃビックリした~!!!

 

 

1.ブルドッグフォーリーブス

~物語の核となるモンタギュー家の青とキャピュレット家の赤、両家の対峙を表現する場面~
カカカカカカカカカ、カッコいい…(放心)
もちろん振付師さんが違うので、普段は見れないような振り付け。全体的に男らしくてカッコよかったです~!!!あの、左右からガバッていく振りとか!(伝わらない)衣装のヒラヒラがダンスに合わせてはためくのが計算されているのかなんなのか、これがまたカッコいい!(のちにNEWSの"増田さんじゃないときの"衣装を担当されている方が手掛けていることが判明した。さすが!)

椅子を使ったダンスで足開いて椅子に座る部分がしんどかったんだけど… わたしの妄想じゃないよね…!?(WSでも少プレでも流れてなったので不安になる)

 

2.Top Of The World(SMAP

~モンタギュー家の勝利を宣誓する場面~

カカカカカカカカカ、カッコいい…(2回目)
ブルドッグでも思ったけど、モンタからの振り幅がすごくない…!?気が弱そうなモンタから、強くて男らしいロミオへの切り替えが見事で、タイトル通りモンタギュー家が「Top Of The World」って感じだったのよ…。あと、ギターソロがバチバチにカッコいい間奏でキレッキレに踊っててしびれました…。ガシガシ踊ってたよーーー!!!なんであんなに踊りながら歌が歌えるんだ!!!

スポットライトが増田さんだけに当たってる瞬間があって、紛れもなく主演舞台なんだなって思ったりもした。

歌パートからの部室に帰って来たときの切り替え。あんだけ歌って踊って息が切れないわけないはずなんだけど、涼しげな顔でモンタに戻ってるからすごかったな~。汗はめっちゃくちゃかいてて、何回もバッグからタオル出して拭いてたのがかわいかったです(ニコニコ)モンタにはまっすーがたまにいたけど(一人で言って一人で笑ってるところとか)、いい意味でまっすーが残ってたところに「増田さんのために作られた舞台」を感じた。打って変わってロミオの衣装を身にまとうと完全にロミオ。1つの舞台の中で2つの顔をちゃんと使い分けてるなと。

 

3.ウィークエンダー(Hey!Say!JUMP)
~ロミオ達が仮面舞踏会にやってくる場面~

「仮面舞踏会」「マスカレード」という単語が出てきて、
「まさかジャンプのMasquerade(すきな曲)…!?」
と思ったら、まさかのさらにまさか、ジャンプはジャンプでもウィークエンダーだった~~~!!!マジか~~~!この選曲には驚いた~~~!仮面ですよ、仮面ってなんであんなにセクシーエッチなの(煩悩)曲自体はポップなのに、舞踏会の会場にいる女の人たちと絡みながらの振り付けが、なんかまたセクシーエッチでした(煩悩)

うしろの壁に寄りかかってたロミオが、大サビ前の「ふたり見つめ合えば」で舞台後方→前方に出てくるところでちょっと鳥肌がたった。圧倒的センター感。ジャンプでいうと山田くん。

 

増田さん「Hey!Say!JUMPのウィークエンダーが1番大変だった」

小山さん「NEWSよりは高くないの?同じぐらい?」

増田さん「う~ん、そもそもの曲のテンションがやっぱ、ポップな感じで、ず~っと高いから」

小山さん「しかも踊りもあるしね。オリジナルの振りだしね」

増田さん「フルスイングくらいの感じのポップな曲くらいの感じ、テンポは」
(KちゃんNEWS/2018年8月28日

 そうそう、ラジオではこんなことも話してました。高いよね~!歌ってみるとよくわかる~!

 

4.仮面舞踏会(少年隊)
ロミオとジュリエットが出会う場面~

キタ~~~~~~~~~~!!!

予想してたけどテンションがあがるこの曲!ロミオとジュリエット2人が歌います。ジュリエットに手を差し出す感じ、女の人をナチュラルにお姫様扱いする感じがよかったなぁ~(と思ったらEPCOTIAでてごちゃんにもやってて笑ってしまった)仮面ごしに見つめ合っているのに、2人がお互いに惹かれていることが伝わってきた。

ロミオがジュリエットに「もう我慢できない」と気持ちを伝えるところ(むり)

5.ハッとして!Good田原俊彦
ロミオとジュリエットの恋心を表現した場面~

バルコニーからジュリエットが降りてくる。さっきまでと変わって、この曲はパステル調だったな~。恋している気持ちの淡さ。ジュリエットがロミオのほっぺたをツンツンしてたのがかわいくてキュン……。
上手に置いてある椅子の上のジュリエットをロミオが抱きかかえて、舞台中央まで出て来たのがヤバかったーーー!!!確かに二宮さん軽そうなんだけど、あんなに軽々と…(しんどい)ああいう魅せ方はミュージカルっぽい!

 

6.愛を叫べ(嵐)
~対峙する家同士にも関わらず恋に落ちてしまった2人の挙式の場面~

これこそいろいろな曲の選択肢がありそうなんだけど、愛を叫べで明るくハッピーなシーンになってました~。言わずと知れたゼクシィのCMソング!手の振りが「LOVE」になってたーーー!増田さんニッコニコスマイルでたのしそうだったーーー!この曲で神山せんぱ…ロレンス神父も歌いだすんですけど、

歌ウマ!!!ええ声!!!

後から気が付いたんだけど、歌詞の中でも祝う側と祝われる側があるじゃないですか〜。パート割もそれに沿って考えられてたりしたのかな~と。

 

7.青春アミーゴ修二と彰
~マキューシオとの友情が熱い場面~

これまたたまげたーーー!!!ロミジュリでこの曲が聞けると誰が思いました!? 恥ずかしながらロミジュリに関しての知識って物語の大筋的な部分(敵対する家に生まれた2人が恋に落ちてしまう云々)しかなくて、この物語にマキューシオとの友情が描かれていることは初めて知りました。事前に原作も読もうと思ったんだけど、モンタと同じ目線で進みたかったのであえてなにも調べないで行ってみた!よくよく聞いてみれば「間に合わなかった/ごめんな」「やられちまった/あの日交わした/例の約束/守れないけど/お前が来てくれて嬉しいよ」と、このシーンにぴったりすぎてゾクゾクした。

最後の「なぜだろう」の入り方、歌い方が優しくて、増田さんの歌だなって思ったのが印象に残ってる。ロレンス神父役の中谷さんもでしたけど、マキューシオ役の長澤さんも歌ウマ!!! ジャニーズじゃない人がジャニーズの歌を歌っているのが新鮮でしたね~、うんうん。


8.愛されるよりも愛したい(Kinki Kids
~殺されたマキューシオの敵討ちをしたロミオが町を追放され、親に結婚相手を勝手に決められたジュリエットの悲哀を描く場面~

すごくすきな場面なんだけど、WSでも少プレでも流れていなかったのが残念…!この場面では、グローブ座名物のバルコニーにロミオが現れます。下手バルコニー側に立つロミオを下から拝める贅沢さよ…!サビの"ノックノックバラバラ〜"っていう手の振りがすきだったーーー!(伝わってーーー!)何度も思うけど、マイナーっぽいキンキの歌でも増田さんが歌うとメジャーっぽくなるというの、このときもそうでした。ジュリエットとのオクターブハモリが美しくて、でもそれがまたせつなかった。

このあと「ジュリエットが死んだ(実際は仮死状態)」と聞くのが客席通路のところ。あのときのロミオの目が忘れられなくて。ジュリエットのためならなにをしてもおかしくないロミオの様子がよく伝わってきました。怖かった。「全部ぶちやぶってやるよ」と言ったときの殺気立った表情、雰囲気は普段の増田さんでは見られない顔だったので演技のお仕事はいいなと思った。増田さんが増田さん以外の人である瞬間をリアルタイムで観ていなかったので(舞台観劇時点)、新鮮だったなぁ~。 ゼロのカズヤもそうでしたけど、「怒」というか、それを超えた「壊」の演技がうまい。「ほしいもののためなら、自分も相手も壊れてしまっていいと思ってる」、増田さんはどこの引き出しからそういうお芝居を作り上げているんだろうな。不思議です。

 

9.Real Face(KAT-TUN

~ジュリエットの死に憤慨する場面~

舌打ち(放心)
ビブラートがすごいかかってた~!NEWSだとビブラート目立つパートっててごちゃんが担当しているからなのか、あんまり聴いたことなかったなと気が付く。さっきは演技の引き出しに驚かされたけど、ここでは歌の引き出しにまた驚かされました。あとはマキューシオのラップがめちゃくちゃよかった…!

里依に思いを告げて抱きしめに行ったモンタの力強そうな感じがギャって感じでした~~~。草食男子なのに~~~。やるときゃやる~~~! 神山先輩が入って来て、ガバッて離れてゴロゴロ上手側に転がってくのかわいすぎた!!!そのあと神山先輩に「ふざけんな!クソ!」っつってるのも口悪くてすきだった!!!(え、なんか急に感想がIQ3になったね…)

この後仮死状態のジュリエットに出会うわけですが、包み込むようなロミオのバックハグがしんどかったです…(たびたびしんどくなってしまうのがオタクのSAGA)

 

10.愚か者(近藤真彦

ジュリエットを前にしたロミオの心が叫ぶ場面

歌、うますぎません?

うまいにもいろいろあるんだけど、この曲にはしっかりロミオの感情がのってて、痛いほど伝わってくる歌でした。心情とリンクさせた選曲だと、ああいう風に歌うんだな~。1番とんでもない歌だったかもしれない。あまりの迫力に圧倒されて息苦しかった。

この後ロミオは毒を飲んで自ら死を選んでしまう。実際彼女は生きているのに、そのことがロミオにはうまく伝わっていなかったのです。会場に映った横顔の影がきれいだったのと、毒飲んだときの顎付近のラインの最高さ。倒れたときはぜーぜーしてたのに、死んだ瞬間からは微動打にしなかったのがすきでした。

 

11.君だけに(少年隊)
~ジュリエットがロミオの短剣を使って後を追った後の場面~

スモークがもくもくしてきて、お互いの赤と青を脱ぎ捨てたロミオとジュリエット2人きりの世界。ここは天界をイメージしているのかなと。悲しいことに、ここにきてやっと2人は許されたんだね…。天井からポツポツしたライトがつるされてて、頭上まで星空みたいできれいだった。ロマンティックな雰囲気で甘いような、だけどやっぱり悲しいような、曲調も相まって幻想的な時間。

デニムの衣装を脱いだ増田さんのそこはかとないエロさ……(Tシャツが汗ばんでてね……)抱きしめているロミオの手が… ジュリエットをなでるところ…(ここでわたしも天界へ…)

ここで物語としては終わり、NEVERLANDでいう流れ星。次の曲はカーテンコールで、U R not aloneみたいな位置づけ。

 

12.Weeeek(NEWS)
「里依が好きな曲にした」とモンタが言って流れ出したのはなんと、

WeeeeKのイントロでございました…。

なぜだかわからないけど、イントロが流れた瞬間泣けてしまって…。この最高の舞台の最後が、NEWSの曲なのって愛がすごいじゃないですか、最後だよ、最後!「NEWSの曲歌うのかな〜?どうなのかな〜?」って思ってたけど、最後に!しかもWeeeeKですよ!舞台に集中してたはずなんだけど、どうしても、どうしてもちょっとNEWSの増田さんが頭をよぎってしまって。途中でほっぺにチューとかするからあれは紛れもないモンタだったんだけどさ!!!(「ジュリエットさま♡」がハイパーキュートすぎた)

あのときの笑顔がとってもキラキラしてて、まぶしくて、もう涙が止まらなくて…。何度も何度も歌って来たあの曲を、改めてこうして自分の主演舞台の最後に歌うっていうのはどういう気持ちだったんだろうな~。気になる~。個人的にはてごちゃんソロパートの中でもすきな「繰り返しの毎日で行き場のないこの気持ち」を増田さんが歌っているのが新鮮で、胸熱でした…!もう聴けないだろうな…!

 

キャスト全員で明るく幕引き。ミュージカル研究会はこれからもこうして歌って踊る場所であることでしょう。

 

 



里依ちゃんがモンタに言っていた「もっと歌えると思った」。モンタが最後に言っていた「もっと歌いたかった」。意図なのか意図じゃないのかはわからないけど、ちょっとだけ増田さんとリンクしてた気がしちゃった。


入所20周年というタイミングで主演舞台、それがジャニーズの楽曲とダンスを用いたロミオとジュリエット。20年かけて撒いてきた種が咲かせた花は、ことばに表せないくらい美しかった。時間が経っても色褪せてないし、きっとこれからもこの舞台を観た思い出は自分の中で大切なんだと思う。これからも増田さんが歌って踊る姿を見ていたい〜!こんな気持ちにさせてくれるのは「Only You」〜!増田さんだけだよ〜!

 

素敵な舞台をありがとう!!!お疲れ様でした!!!

 

15周年を彩るメンバーカラーと赤と青

2018年、わたしは赤と青に胸を焦がしていた。

 

2月に発売された「LPS」のジャケットには、モノクロのNEWSと赤と青。

4月から始まった「EPCOTIA」ツアー、2つ目の衣装は赤だった。

6月に発売されると発表されたシングルのタイトルは「BLUE」で、そのジャケットには青い衣装を纏ったNEWS。

そして先週行われた15周年ライブのタイトルは「strawberry」、ペンライトやうちわの色は赤、パンフレットやプレ販会場はイチゴの赤とシックな青で飾られていた。

 

15周年を迎える今年に入り、NEWSを彩る赤と青のことをずっと考えてる。答えを出したいわけじゃなくて(というか、本人たちが触れない限り答えというものはない)、自分がぼやっと感じていたことを整理したくて!

 

赤と青のワントーン衣装

そもそもはBLUEの衣装を見たとき(ジャケットが先だったか、WSが先だったか)、「この青の衣装、(EPCOTIAで)KINGDOMを歌ったときの赤の衣装とシンメみたいだな」そんなことを思った。

増田さんの手がけてきた衣装、細部まで装飾や色にこだわっていることがよくわかる。実際、装苑で確認するまで気がつかなかったような部分もある。だから、これだけシンプルで、ほぼワントーンの衣装っていうのは少ない。(もちろん一見シンプルに見えるこういった衣装でも、丈の長さだったり、生地の質感だったり、たくさんこだわっていることはわかる!)

 

そこで選ばれた色が赤と青。なんとなく感じていたその2色への感情が、実感を帯びていくのを感じた。赤と青、消えてしまったその2色をNEWSの色として身に纏っている姿がなんだか眩しかった。


「strawberry」は赤だけじゃない

15周年ライブのコンセプトは、15周年の1(イチ)5(ゴ)から「strawberry」。当然赤が基調になると思っていた。

ところがまず発表されたロゴは、緑、ピンク、黄色、紫のマーブル模様のイチゴ! メンバーカラーが掲げられるのは10周年以来のこと。この時点で「鮮やかなマーブル」を思い浮かべた人は多いハズで、今思うと伏線だったね……!? 

そしてプレ販が開始になり、会場に行ったときに目に入ったのはメンバーカラーの風船と、"大人な誕生日パーティ"を感じさせる青。家に帰って開いたパンフレットも同じく、ロイヤルブルーの背景と白と赤のケーキ。ちょっと贅沢な、お祝いの雰囲気を醸し出していた。

当日会場は赤の海だった。ペンライトの色は赤一色。

 

「strawberry」を彩ったのは、メンバーカラーと赤と青だった。

 

メンバーカラーの衣装とShareの照明

そしてその瞬間は訪れた。衣装について、増田さんについて、メンバーが語る映像が流れ、増田さんがこう言う。

 

「4年前から考えてたことがあるんです」

 

4年前から。その月日を思って心臓の音がうるさくなったとき、4人はステージに現れた。

メンバーカラーの衣装で!しかしそれは初めて見た衣装ではなく、過去のツアーを彩った4色の衣装!

メンバーカラーの衣装についてはまた別の機会に(たぶん)触れるので、ここではわたしの気持ちは割愛することにする。とりあえずひどく胸を打たれたことだけは言っておく。

4人になってから、メンバーカラーの衣装はなかった。てごちゃんが「1番メンバーカラーにこだわっていないのが、増田貴久」と言っていたけど、わたしにもそう見えていたから不思議ではなかった。

ただ、今回の衣装を見たら「こだわっていない」のではなく、「こだわっている」からこそ4年間も温めてきたように見えた。4人がそれぞれ1番輝いて見えるようなメンバーカラーの衣装姿をお披露目するための4年間だとしたら。どんな気持ちEPCOTIAのオープニングを迎えたんだろうか。とんでもない愛。NEWSは増田さんの愛を纏っている。

 

そして歌い出したShare。照明の色はメンバーカラーに赤と青を合わせた6色だった。

 

 

 

 

ライブが終わって、頭の中にはぼんやり赤と青が残っていた。それはもうNEWSにはない2色。メンバーカラーではない色がこれほど心に残るほど、気のせいではないのかもしれないと感じるほど、今年のNEWSは赤と青を纏って走っているように見えてる。15周年を4色じゃなくて、6色で迎えたNEWSが、強くて弱くて優しくて、すきだなぁって思います。

 

赤と青がないということ、これまでは弱いと言われてきたのかもしれない。だけど青を掲げたシングルを出せたり、赤をコンセプトの中心にしたコンサートができるのは、今のNEWSの強さだと、わたしは思うよ!

そして4色のイチゴのロゴ、4人が合わさって1つのイチゴ。混ざり合わないし、それぞれの色で輝いてるんだけど、やっぱり4人でいるときが1番眩しく見える。そう感じてるのはわたしだけじゃないのかなって、少し自惚れてみる。

 

 

何年か経って15周年のこの年を思い出したら、メンバーカラーと赤と青が思い浮かぶんだろうなぁ。

 

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※8/20追記

改めてさっきフォトセットの袋を開けてみたら、背景が青、青、赤、白、白でした。

 

 

 

ジャニオタがお題箱でオススメの本を募ってみた(1)

こんばんは。あの海の砂ことろくです。

「増田さんと過ごす夏以外夏じゃない」を口癖に平成最後の夏を駆け抜けようと思います。 

 

先日ツイッターでこんなかんじでつぶやいてみた。

 

 

すると、何冊もオススメの本があがって参りました!もう超~~~うれしかったです、ありがとうございました!!!

 

聞いたことはあるけど読むきっかけがなかった本、タイトルすら知らなかった本もあれば、すきな作家さんの本、手元にあるくらいすきな本、読んでみたいと思っていた本もあって面白かったです。

 

みなさまがオススメしてくださった本、今読み進めている最中でございます。読了した作品に関して、ささやかながら感想を残しておきます。

 

1.「光の帝国 常野物語」(恩田陸)

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

 

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

(リンク先より引用)

 

トップバッターは、恩田さん!キターーー!!!

有名なのはやっぱり「夜のピクニック」でしょうか。わたしの高校には同じように夜を通して歩き続けるというイベントがあったので、余計にノスタルジックな気持ちになる作品で、だいすきです。あとは2016年に直木賞本屋大賞をW受賞した「蜜蜂と遠雷」。こちらは音楽を題材にしており、自分の中でも期待値が高いあまりまだ読めてない…。読み始めたら終わっちゃう…。お盆に帰省する道中に読むため、そろそろ買おうと思ってます!

 

そんな恩田さんの初期作品の1つがこの「光の帝国 常野物語」。”じょうの”だと思ってました、失礼しました、”とこの”です。”とこのものがたり”。10つの短編から成るこの1冊、ある話にでてきたある人がまたある話で登場したりするので、名前ひとつにも気を抜けません。

恩田さんは得体のしれない不穏さで緊張感を煽るのが上手いと思っていて(ネバーランド」なんかもそうかな?)、この作品はそれを顕著に感じました。様々な特殊能力を持つ”とこの”の人々がかわるがわる現れるたび、「なにか起こる?起こるんでしょ?」という気持ちがムクムクと!実際にはわたしが想像していたようなことは起きなかったり、はたまた予期せぬことが起きたりするから、恩田さんの想像力はすごい。その想像力に手招かれ、読書を読む醍醐味である”想像”をまんまとさせられ、ページをめくる手が止まらない。気になってしまう。最後まで「なにか起きそうな気がする」という緊張感と戦いながら読み終えました。

様々な特殊能力と先述したけど、例えばわたしがすきだった「大きな引き出し」では古典文学やオーケストラのスコアをすべて暗記することができるという能力があったり。記憶することを「しまう」という、その表現がすきだった。始めの方は「しまう」がなんのことだかわからないから、頭にハテナを浮かべながら読むんだよね。それがだんだん紐解けていく気持ちよさなんかもあります。

普通の人とは違う力を持っているゆえに、ただ普通に生きることも難しい。なんていうか、超能力者っていう感じではなくて、ただちょっとだけなにかに長けているのが常野の一族なのかな。ただそれを悪いことに使ったりっていう描写は1つもなかった。自分の能力に疑問を持ちながらも、きれいに生きる彼らが印象的でした。

 

もともと常野に集結していた一族は、今は日本に散らばりひっそり暮らしている。もしかして本当に”とこの”の誰かがどこかにいるのかもしれない。続編「蒲公英草紙」「エンド・ゲーム」2冊も読みたいです。儚くて優しい、不思議な1冊でした。

 

 

2.「アイネクライネナハトムジーク」(伊坂幸太郎)

ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ。  

(リンク先より引用)

 

すきな作家さんは何人かいますが、そのうちのひとりがこの伊坂さんです。うちにある伊坂さんの本を呼び寄せてみた。ピピ~ッ、集合!

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普段は付箋とかマーカーとかしないんだけど、「砂漠」はなぜか付箋まみれだった。しかし該当ページを開いてもどこに感銘を受けたのかわからないという謎。

映像化されている作品もいくつかあり、「アヒルと鴨のコインロッカー」「オー!ファザー」「フィッシュストーリー」は繰り返し映画を見ないわたしが何回か見ているほどおもしろい。そしてそして、斗真くん、山田くんが出演していた「グラスホッパー」も伊坂作品です。

 

すきといっておきながら、実はまだ読んだことがない作品もいくつか。その中の1つが今回オススメしていただいた「アイネクライネナハトムジーク」!

 


アイネ・クライネ・ナハトムジーク

 

1番に思い浮かぶのはきっとこれでしょう!誰しも聴いたことがあるであろう、有名なこの曲。ただ、この本の中にクラシック的な話は1mmもでてきません。代わりに斉藤和義さんの曲が出てきます。

というのも、この作品、執筆のきっかけが斉藤和義さんとのこと。「恋愛をテーマにしたアルバムを作るので、『出会い』にあたる曲の歌詞を書いてくれないか」との依頼があったそうで、「作詞はできないので小説を書くことならば」と答え、できあがったのが1つ目の短編の「アイネクライネ」だそう。もうすでにおもしろい。しかし読み終えて、

 

いや~~~、伊坂さん、すきです、おもしろい!

 

やっぱりおもしろい。ベリーベリーストロングになれる(※急に語彙を失ったように見えますが、読めばわかります。ベリーベリーストロング!)。6つの短編か成るこの1冊、1つ1つのお話として独立しつつ、驚きなさるな、全員がどこかでつながっています。相関図をまとめている方がいたので覗いてみたら、なんじゃこりゃ!
isaka.kamihiko-ki.com

「あれ、この苗字どこかで」「この話には聞き覚えがある」、そういったカケラが散りばめられていて、最後の最後でちゃんとすべての伏線を回収してくれるのが伊坂さん。公園でいじめられていた男子学生、口パクの同級生の登場には「参りました」の一言だった~~~!!!”どこかの話がどこかにつながっている”という短編集に見せかけ、実は1つの長編を違う方向から見ていたような気がします。

 

「ルックスライク」の絡まれた人を助ける『この子がどなたの娘かご存知ですか』作戦がおもしろかったです。

ファミレスでお客さんにクレームをつけられている朱美。2人の間に割って入った男性(のちに判明するが、邦彦)はこう言う。

「あの、こちらの方がどなたの娘さんかご存知の上で、そういう風に言ってらっしゃるんですか?」(p.130)

するとお客さんは「誰か恐ろしい人の娘なのか…?」と怖くなったのか、だんだんトーンダウンした。しかしもちろん恐ろしい人なんでバックにいないし、朱美は笹塚耳鼻咽喉科の普通のお医者さんの娘なんです。なんという作戦。これが何年か後に再現されるシーンがあるんですが、結末に驚きます。

この話は「若い男女」「高校生」という区切りで進むんだけど、交互に描かれていた2つのシーン、突然「高校生」の後にまた「高校生」のシーンだったのが引っかかっていたけど、最後まで読んで納得しました。う~~~ん、さすが!

 

作中にでてくるみんな、なにか特別な人たちじゃないんです。特別大きな事件が起こるわけでもない。それなのに、なんだかみんなの様子が気になるんですよね。伊坂さんの描く人たちは友達みたいで、「最近どうよ?」と聞くような気持ちでページをめくってました。来年の秋に映画化するようなのでたのしみ~~~!ちょっと弱くてちょっと強いみんなの1冊でした。

 

 

 

 

偶然にも今回オススメしていただいた2冊、共通しているところが「短編だけどつながっている」という。伊坂さんがすきという時点でお察しですが、こういう作品がだいすきで!いろいろな人の声が聞こえてくるのがリアルだというのと、物語の中の登場人物が自分の見えないところで生きていたんだなと感じられるのが面白いなって思います。どちらもたのしく読ませていただきました。