「BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 3」感想
先日行ってまいりました、「BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 3」ことベアブリックの生誕20周年イベント。(表参道ヒルズに初めて入った……。)
自分自身はベアブリックの熱心なファンではないのですが、ベアブリックの熱心なファンのますださんがなんと参加アーティストとしてデザインをしたベアブリックが展示されるとのことで、足を運ぶことに。事前に大々的な告知もなく、ジャニーズがサラッとこういう外部のイベントに関わることもあるのね。ますださんのベアブリック好きとファッション分野での活躍がどこかで誰かの目に留まったんだろうなぁと思う。4日に更新された〇〇でデザインをした話に触れ、「嬉しい。幸せ」と綴られているのを見て、見に行くのがさらにたのしみになった。
当日、入場開始時間から少しタイミングをずらしたのがよかったのか、空いている時間帯にゆっくり見ることができた。すきだったものを順追って。
小林千鶴さん。細いワイヤーで出来ているワンピースは透明なのに存在感があった。
ハユ。同じワイヤーでもアプローチが違うと別物ですね。
横から見るとこう。奥行きが感じられておもしろい。
エイチエス廣田彩玩所。メカメカしてるのがすきなので、めっちゃ好みだった。背中を撮り忘れたけど、背部まで細かい作り込み。
会場は草花で彩られ、ベアブリックたちは絶えず回転している。部屋は二つ。
二つ目の部屋に移動すると、来ましたわ!ますださんのベアブリック!ハリボーみたいなミニベアブリックがカラフルで、超かわいい。ブラックライトが付いたら消えたりして、白が蛍光色に発色する。回転しながらライトの点灯により表情を変える遊び心。
遠目では気が付かなかったのだけど、近づいて見ると頭や背中、足にクマ型の穴が開いていて、「足元に落ちているクマたちは本体から溢れ出たのだろうか?」とストーリーを感じたりもする。そういうところがとてもとてもますださんのデザインだなぁ。
ナイキ。ベアブリックなのかと言われるとあれだけど、これ結構すきです。一目見た瞬間に「ニケだ」と思い惹かれたわけですが、デザインがナイキだと知り納得。台座に刻まれているダブルミーニングのNIKE。
サミュエルロスとレディメイド。このあたり見てて長尾くん興味ある展示なんじゃないかなと思った。たびたび私服でレディメイド着てるのです、彼。
サカイ×カウズ。実在してる洋服を着ており、かわいかった。
内装。
番外編。ジェネのおふたり。亜嵐くん、玲於くん。三代目JSBのエリーのもかわいくてすきだったのだけど、映り込みがあったので写真は割愛。
スカパラの谷中さん。
ドラえもん。ミッキー。キャラものはこの他にもチョッパー、アトム、ピカチュウなどあったけど、ミッキーが一番違和感ない。
同じ形をベースとしていても、ひとつひとつ全く別物でした。ベースが同じだからこそ、各人の個性やデザインへのこだわりが顕著に表れてたな。着せるひと、直接描くひと、構造からいじるひと、原型を留めない形にしているひと、既存のキャラを当て込むひと、アプローチも様々。
NEWSの衣装をデザインするますださんですが、それ以外のものを手がけたときにその個性に気がつくことができたような気がする。今回ベアブリックを見ていて思ったことは先述の通り、「ストーリーを感じること」。そして、対象物に対する愛。NEWSの衣装を見ていると半ば当たり前のように捉えていたことが、きっとますださんのデザインの味なんだと思う。そう感じられてよかった。