タイトルの通り、初めてSexyZoneのアルバムを買った。というか、NEWS以外のジャニーズのCDを初めて買った。ことの発端はこのアルバムの制作陣。
「tofubeats?……竹内サティフォ!?!?!?!?!?!?!?」
すきなひとが楽曲提供をしていた。とーふさんが手掛けるジャニーズも気になるし、サティフォさんは念願のジャニーズへの楽曲提供だ。彼は自分の弾き語りライブで嵐やSMAPを歌うし、自身のユニットONIGAWARAも最高のアイドルソングを歌う。
ほどなくして極東DANCEのMVが解禁し、視聴が始まり、わたしは決めた。
買います。
そして迎えたフラゲ日。CDを手にして家に帰り、剥けないフィルムがもどかしくハサミでじょきじょきにし、CDプレイヤーにセットした。サブスクは便利だし愛用しているけど、媒体を手にして再生ボタンに手をかけるこの瞬間はいつになってもたまらないな。
ぐるぐる回るCDを見ながら聴き終えた興奮を認めておこうと筆をとった(キーボードを叩いた)わけだけど、一見制作陣も曲の系統も聴こえる色もまるでバラバラに見えるこのアルバム、「ありのままの自分を愛せよ」という価値観が一貫しているので非常にまとまっている。ここまでガッチリ制作の意図を感じることができることにも驚いたし、なによりセクゾというグループの個性がここにあるんだなと強く感じた。このアルバムしか聴いたことがない素人ながらに。
曲の感想とともに、色彩豊かな楽曲から聴こえてきたイメージカラーを載っけながらつらつらといきます。
DISK.1
01.極東DANCE
作詞:多田慎也 作曲:A.K.Janeway / 多田慎也 編曲:GRP
イメージカラー: 真紅
風林火山や物見遊山といった歌詞を用いながらも、サビでは「Tokyo music」と歌い、サウンドはさながらエレクトロポップの和洋折衷。わたしのようにこれを聴いてこのアルバムへの期待感を高めたひとは多かったと思うので、リード曲としても100点!
MVは日本や欧米ではなく、アジア(台湾とか)のネオン街を思わせる。
ソロティザーで刀を出してくるあたりが最高なんですが…? 佐藤勝利さんの作画が二次元。CLAMPだしBLEACHだし鬼滅の刃。
02.恋のモード
作詞・作曲:浅利進吾 編曲:CHOKKAKU
イメージカラー: ピンク 水色 白
打って変わってキラキラな音が運んでくるかわいい曲。歌詞もサウンドも従来の女の子アイドルが歌っていそうなのに、セクゾが歌っていても違和感がないのが"らしさ"だと思った。逆に今は女の子アイドルもキラキラでポップなかわいい恋の歌だけを歌っているわけではないし、そのイメージももう古いなぁ。
きっとラブリ― ポップ
クール セクシーセクシーベイビー
見てわかる通り、とにかくキャッチ―なサビ。編曲のCHOKKAKUさんはジャニーズ界隈では有名な方で、夜空ノムコウ、愛されるより 愛したい、VinusからNEWSのトンチキ曲(チャンカパーナ、ポコポンペコーリャ、チュムチュムなど)、キミアトラクションやええじゃないか、さらにはREAL ME(伝説の藤北ユニット曲)までとにかく幅広い色の楽曲に携わっている。
03.禁断の果実
作詞:春和 文 作曲:KOUDAI IWATSUBO / Seiji Iwasaki 編曲:生田真心
イメージカラー: ショッキングピンク パッションオレンジ
3曲目にこんな曲持ってくるなんて…最高すぎて心臓に悪い…。夏を思わせるイントロのギターから始まり、温度の高い歌詞と曲調で転げ落ちていく、あまりに爆速な都会の夏ソング。今が冬なんて関係ない、ここは夏です。唯一セクゾのちょっと悪い男の顔がでてくる曲。
真っ赤な太陽 黒々
大都会のジャングルをウロウロ
イカした君にメロメロ
狙う獣たちの目がギョロギョロ
キケンな噂は色々
弄ばれた男はゴロゴロ
俺の出番だな そろそろ
何を隠そう俺はジ・ゴ・ロ
めちゃくちゃ韻を踏む。
Darling Darling Sorry Sorry
やばみ ウソ泣きなんて
Darling Darling ずりぃー ずりぃー
Love me
俺ら共犯者!いっちゃいな! ね!?
ピー・ピー・ピー 禁断の熟した果実よ
よく見ると歌詞がジャニーズトンチキを極めている(褒めてる)。この曲を知らないひとかすきなひとの2択! いったん視聴でいいから聴いてくれ〜〜〜!!!!!(雑レビュー)
作詞:Kanata Okajima 作曲:原 一博 編曲:CHOKKAKU
イメージカラー: 黄色 ベビーピンク
この曲を聴きながら歩いてるとノリノリになってしまうので気を付けてる。たぶんブラスサウンドと跳ねるベースラインのせいだと思う。
さっき禁断の果実を「唯一セクゾのちょっと悪い男の顔がでてくる曲」と紹介したけど、ほんとにそう!基本的にめちゃくちゃ女の子のことがすきだし、「いつだって最優先さ」「スベテが愛しい」「素顔のキミも好きだから」「素敵なキミを 幸せにするのが たぶんね 僕の使命だと思うんだ」という愛されっぷり。
05.タイムトラベル
作詞:HIKARI 作曲:Victor Sagfors/HIKARI 編曲:CHOKKAKU
イメージカラー: ゴールド オトナピンク ネイビー
ジャニーズのオシャレ曲がすきなひとはすきだと思う(ソースはわたし)
シャンパンの泡のように湧き上がる恋心を描く曲。高揚感や華やかさとほのかな夜の静けさを含んだサウンドをバックに裏声を使って大人セクシーに歌い上げていて、わたしがスタイリストだったらスーツで歌ってもらう~~~!!! なぜなら舞台が同窓会会場だから(推測)です。
「昔すきだったひとに再会したけど、あの頃も今も何もできない自分」目線で、「このままいっそ君を連れ出して」「なんてね」と"したいけどできない"気持ち。大人っぽい曲調なのに歌詞は等身大でかわいい。20代前半~中盤が歌う良さもあるし、30代になって歌われてたらそれもそれで良さがありそうなので、この曲のこと忘れないでね(忘れられていたSweet Martiniが掘り起こされて大歓喜だったNEWS担)
06.Blessed
作詞・作曲・編曲:Kai Takahashi (LUCKY TAPES)
イメージカラー: クリアピンク 夜の色 朝の色
ゆらゆらしちゃう曲。春の夜に散歩しながら聴きたい。そのまま歩きっぱなしで朝日を浴びちゃいそう。パキッとした曲が多いアルバムの中、靄の間を歩いていくような曲。考えるより感じたい。
P.S.加藤シゲアキさんはすきだと思う!聴いて!(というかすでにこのアルバムを聴いているような気もするし、セクゾがシゲ部で流れてもおかしくないと思ってる)
07.BLUE MOMENT
作詞:前迫潤哉 作曲:前迫潤哉 / ツカダタカシゲ 編曲:石塚知生
イメージカラー: 空色 白 桜色
このアルバムの中だと逆に浮いて聴こえるさわやかな曲。学生が枝分かれしていく時間を歌っていて、あの青い瞬間にしか感じられない期待感とせつなさがある。これからの卒業シーズンにぴったりなのではと思っている。この曲に関してはもうただ1点めちゃくちゃすきなところを語りたい! 落ちサビの風磨くんです。
思い出はしょっぱくて 甘く苦い 人生のスパイス 戸惑うけれど
初めてセクゾの楽曲をこんなにちゃん聴いているんだけど、このひとの泣きそうな歌声がツボ。ワンフレーズにこれだけせつなさを詰め込めるのかってくらいギュッと濃縮された"涙腺を刺激する成分"が配合されているボイス。感極まっちゃう。
08.○△□
作詞:ケリー 作曲:竹内サティフォ 編曲:生田真心
イメージカラー: パ ス テ ル カ ラ ー
「まるさんかくしかく HAPPYになれるカタチ ひとつ見つけよう」幸せの形はひとそれぞれだよーとやわらかく歌い上げる曲。
1秒聴いただけで「作曲:竹内サティフォ」を感じてしまうサティフォ節がさく裂している! ほんとは「めっちゃサティフォさん!」という感想は言いたくなかったのだけれど、「めっちゃサティフォさん!」だったので許してほしい(ここまでで5サティフォ)曲調もだけど、キーと構成とサビ前の1小節のせいだと思う。
俺の念願の曲提供に一緒になって喜んでくれたみんなありがとね!来年も頑張るからね!
— サティフォ (@satifour) 2019年12月28日
作曲者の話ばかりで恐縮だけど、このひとはジャニーズに楽曲提供することが夢と言っていたので、ファンとしてはとてもうれしい。こういう形にしたかったんだなーとすごく腑に落ちた。
このひとが竹内電気だった頃からJ-POPの天才だと思っているので、ぜひまた楽曲提供してほしい~~。
本当に そうかな どうかな もう一度
近づいて 離れて 目を凝らして
斜めから 後ろから 確かめてみよう
Bメロのゆったりしたメロディとぽわぽわした歌詞がかわいい!
09.ダヴィンチ
作詞 : MiNE 作曲:Susumu Kawaguchi / MiNE / Atsushi Shimada 編曲:Atsushi Shimada
イメージカラー: 絵の具が混ざりあって限りなく黒に近い色
まさか!!!四つ打ちを!!!聴くことになるとは思わなかった!!!
ツーステを踏んだ記憶がある。ここは下北沢SHELTERか? 狭いライブハウスでこぶしを突き上げながら聴きたい曲、というか、その手の音楽を聴いてるひとが聴いたら勝手にからだが動き出してしまうはず(かく言う自分もペンライトを振れる自信がない。こぶしでいい?)ぼかすのではなく、直接的にSNSを皮肉り、「芸術はどこ?」と問い「せめて俺達だけは芸術をしよう」って、セクゾこんなに強いグループだったんです?麒麟の子もだけど、メッセージ性が強い歌詞を彼らが歌うことにすごく価値があると思うし、意味があると思ってる。
10.まっすぐのススメ!
作詞:金井政人(BIGMAMA) 作曲:Susumu Kawaguchi / MORISHIN 編曲:Susumu Kawaguchi ブラスアレンジ:兼松 衆
イメージカラー: 金 緑
いかにもなロック調のギターリフと勢いのあるトランペットが景気いい。「腐れ縁で幼馴染」と「家族以上 恋人未満」「彼氏未遂 親友疑惑」、関係が壊れることがこわくて踏み出せない気持ちを歌ってるとは最初気付かなかった。悲観するのではなく明るい曲になっていておもしろい。ドラマにしたら絶対ラブコメ。
「どうか神様 ねえ女神様」というパートでどうしても学園天国の「運命の女神様よ このぼくにほほえんで 一度だけでも」を思い出してしまう(同世代で吹奏楽やってたひとには伝わると思ってる)
作詞のBIGMAMAの金井さんは自身のバンドでも作詞作曲をしてる。大学時代、先輩がよくBIGMAMAのコピバンで秘密を歌ってた。
11.Tokyo Hipster
作詞:三浦徳子 作曲:本間昭光 編曲:トオミ ヨウ
イメージカラー: 赤 青 緑 白 セピア色
モノクロの映像と色彩鮮やかな映像とが交互に脳内を走る、このアルバムの大穴。50年代のトーキョーを白黒テレビで覗いてる気分になる。視聴の段階でそこまで気になっていなかったこの曲、通して聴き終わったあと頭に残る残る…! 「渋谷は谷底」「銀座は海」というのは江戸時代以前の話で、明治時代以降は電車が開通したり今や老舗と呼ばれる店が進出し、どんどん栄えて今に至る。歌いだしから思いっきり過去へ引っ張られる。歌謡曲を思わせるメロディがどこか懐かしく、それでいて2020年の新しさも感じさせておもしろい。
注目するのは歌詞。よくよく聴いてみるとめちゃくちゃトンチキ(ジャニーズ的誉め言葉)だけど、
5分、遅刻 謝る君 どうってことないよ
銀河系の はじっこで 出会った二人
銀河系のはじっこで出会えたという理由で5分遅刻をチャラにしてくれるので最高。
オリンピック・パラリンピック期間に東京のどこかの大画面で流してほしいな〜〜〜とぼんやり思ったり。
12.MELODY
作詞・作曲・編曲:tofubeats
イメージカラー: 太陽の光色 くすみピンク
ここの流れが良い! 歌謡曲チックで昔を思わせるTokyo Hipsterから現代的なのに少し懐かしい気持ちになるMELODYの流れが天才すぎる。愛するtofubeats楽曲提供なんだけど、コーラスが本人なのもあり「めっちゃとーふびーつ」(○△□同様若干作り手の個性が強いと思うのは、わたしがすきだからなのかどうなのか…?)無論嫌いなはずもなく、心地よくてよく聴いてる。
冒頭で書いたけど、このアルバムを聴いていてよく感じたのは「ありのままの自分を愛せよ」という曲が多いこと。この曲もまさにそう。よくあるファイトソング(応援歌的な曲)がない代わりに存在しているこの価値観、ありそうで強調されてこなかったように思うのでとっても興味深い。
13.One Ability
作詞:MiNE 作曲:STEVEN LEE / MiNE / Atsushi Shimada 編曲:Atsushi Shimada ストリングスアレンジ : 田渕夏海
イメージカラー: 紫 シルバー
おうおうおう、しょっぱなからいろんな音が聴こえる。すきだと思うでしょ? すきだよ!!!(大声)メロウなメロディに乗せて「Don't say goodbye」と歌う、何となく冬が似合う曲(冷たい音がするからだと思う)
作詞のMiNEさん、なんと「White Love Story」の作詞作曲をしていた(NEWS担への私信)し、「なにわLucky Boy!!」の作詞作曲もしてた(なにわ男子担への私信)Atsushi Shimadaさんと共にジャニーズにかなりの数の曲を提供している。知らなんだ。
14.それでいいよ
作詞:Ms.Mimosa / KOUDAI IWATSUBO 作曲:KOUDAI IWATSUBO / Soma Genda編曲:Soma Genda
イメージカラー: 淡いオレンジ
最初はさらっと聴いてたのに、何回か聴くうちにじわじわと染みてきて感極まってしまう個人的スルメソング。ほ~~~~~~んとにいい曲。さんざん書いてきた「ありのままの自分を愛せよ」の集大成がこの曲で、「どんな君だって それでいいよ」なわけです。
傷つかぬ為のニセモノなら勇敢なホンモノが美しい
胸に刺さって離れないキーフレーズ。
15.麒麟の子
映画×日本テレビ 深夜ドラマ×Hulu「ブラック校則」主題歌
作詞:EARSY 作曲:KOUDAI IWATSUBO / Kuwagata Fukino 編曲:Kuwagata Fukino
イメージカラー: 金
きた~~~~~~~~~!!!!!
このエッジの聴いた曲を終盤に置いてきた。シングルとして発売された当時からすきな曲。メロディもすごく頭に残るし、あの振り付けも印象的なんだけど、歌詞がすごく気になる。
Wonder Child!限りない草原を
知らないままの僕らは
こんなにも 汚れきった世の中を
有り難そうに生きてる
黄金の たてがみをなびかせた
勇気ある はみ出し者よ
こんなにも 虚しい時代でこそ
魂の限り叫べ We're Wonder Child!
正直こういうギラギラとしたイメージはないグループだったので、この曲は転機となる曲、もしくは転機があったから歌われた曲なのではないかと思う。
そもそも麒麟の子の「麒麟」について。今絶賛大河ドラマ「麒麟がくる」を見てるんだけど(おもしろいよ)、
王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣、麒麟。
応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか……
そして、麒麟はいつ、来るのか?
とHPに書いてあるのを見つけた。これを見て「麒麟の子」という曲(を歌うセクゾ)にめちゃくちゃピンと来ません? 仁を持ってエンタメで世界を幸せにしてきたジャニーさんが麒麟、その子がセクゾなのではないかとついつい深読みしちゃう。
16.HIKARI
作詞:タナカヒロキ(LEGO BIG MORL)作曲:Simon Janlov / 辻村有記 編曲:Simon Janlov
イメージカラー: 白
イントロが流れてきた瞬間、「みんな~~~!!! 今日はありがとう~~~!!!」って叫びだしたくなったんだけど!? 自分だったらライブの最後に歌いたい曲。クセの強い曲が並ぶアルバムの最後として申し分ない。
サビに入る前の3セクションがそれぞれ違う雰囲気でクルクル表情を変えるのがおもしろいなーと思った。電子音とピアノが入り混じるサウンドは辻村さんっぽい。作詞のヒロキさんがギターを弾くLEGO BIG MORLもわたしはだいすきなので、ぜひ聴いてみて。
DISC.2
01. Show must go on [佐藤勝利]
作詞:佐藤勝利 作曲:Henri Vuortenvirta / 佐伯youthK 編曲:船山基紀 / HENZO
イメージカラー: ワインレッド
ワインレッドとステージ、ピアノが走りトランペットの音を合図に幕が上がる。曲調と雰囲気といい、めちゃくちゃショー。ここは帝国劇場か?(行ったことないけど)(行ったことある友人に聞いたら合ってたっぽい)この曲は1幕、2幕、3幕と三部構成になっており、「踊り続けてた」と過去を俯瞰し、「踊り続けるの?」を自問し、「踊り続けよう」と意志が固まるまでを物語る。この曲を聴きたすぎて、まずDISK2から聴いた。Show must go onという曲名のソロ曲が収録されると聞いたとき、「佐藤勝利にだけ許されてる…」と目ん玉が落ちそうになったんだけど、たぶんこれを「使っていいかな…」などと迷うことなく選んでそうなところが最高。
このアルバムを聴く前から、最近の勝利くんは顔つきが変わったというか、なんとなく惹きつけれるなにかを感じていて。ずっとソワソワしてた。いうなれば、時限爆弾のリミットが近づいているような感覚。「これからずっと走り続けたい」と思えるまでどんな風だったのかなにも知らないのに、「夢を頂戴」が「夢をあげます」に変化したのを見て胸がいっぱいでたまらなかった。佐藤勝利が目を覚ましたように見えた理由がそこにはあって鳥肌。
02. SHE IS...LOVE [中島健人]
作詞・作曲:中島健人 編曲:GRP
イメージカラー: ギラギラピンク
とにかく中毒性がすごくてずーーーーーっと聴いてる。ピコピコした音と「La La La La La LOVE」がループしまくってる。こんなにちゃんとケンティーの歌声を聴いたのは初めてかも知れない。曲名通り「SHE IS...LOVE 」といった感じ(急に雑)(説明不要の脳内麻薬なので許して…)ソロの世界観が一貫しているイメージなんだけどどうなんでしょう?(Because of 愛しか知らない)
03. HAPPY END [菊池風磨]
作詞:Rachel / Mamiko / Fuma 作曲:Mikeneko Homeless / Mamiko 編曲:Mikeneko Homeless
イメージカラー: 青 紫
これが最後のまたね
タイトルだけ見て勝手に幸せな曲だと思ってたのに、歌詞の一行目から察するにそうではなかった。思い描くHAPPY ENDを裏切って、言い聞かせるように歌うHAPPY END。きっと狙ってやってるよね、これ。
風磨くんのソロはいつもそうなのかな、受け手によっていくらでも膨らませられる曲。「嫌いになる前に、」の点のあとはなにを言うんだろうとか、たった一度出てくる「私」は誰なのかとか、「引き返そう」がどこからなのかとか、HAPPY ENDはなんなのかとか。おもしろいなと思ったのは、静かに閉まるドアの音を聞いたひとはおかえりを言う側のひとだったところ。そっちなんだーって。
メロウな音に揺られながらうねるメロディライン、セクシーな風磨くんの声がぴったり。電子音×ピアノがすきなのでずっと聴いていたいくらい心地いい。サビで女性ボーカルのコーラスが入ってくるのがアクセントになっていて、ハッとする。
04. all this time [マリウス葉]
作詞:Marius Yo / Kanata Okajima 作曲:Andy Love / Andreas Oberg / Christoffer Semelius 編曲:Christoffer Semelius / Andreas Oberg
イメージカラー:ハワイの朝日色
最後の最後にもってきたマリウスさんのこの曲がまーーーた良い。曲の雰囲気はさながら朝焼けに照らされた浜辺を裸足で歩いているようなオシャレな洋楽なのだけど、歌詞カードを覗いてみると世界が変わる。何も知らされないまま走ってきたこどもが、おとなになりいろいろなことに気づいてしまっても、過去を否定するのではなく、受け入れて今をたのしもうと言う、「だって僕ら、最高だから」。作詞が本人だと知り、こんなにスマートな頭を持ったひとなのかとちょっと震えた。ぜひ日本語訳を見てほしい。
9000字超えで笑ってる。もうそれくらいのパッションでこのアルバムが最高だと言いたかった!!!!!
他担ジャニオタもジャニオタじゃないひとも全世界に聴いてほしいし、頼むから配信して~~~!!!!!!!!!!! 機会損失~~~!!!!!!!!!!
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