宝箱

すきの定義は「心を動かされる」こと

松倉海斗という小宇宙〜Summer Paradise 2020〜

うっかり宇宙旅行に行ってきました。

 

この夏Jr.により繰り広げられているSummer Paradise。先日セトリにPumpkinが入っているのを見てまんまとうみんちゅの公演を見たばかり。そう、ちょっとの興味と時間さえあればライブを見れてしまうのが配信ライブの利点であり、罠とも言える。その時点で「公演時間に家にいる8月8日(松倉回)と10日(宮近回)は気をつけなければ……」と思った矢先のことだった。

〜30分後〜

松倉さんの歌に出会ったのは去年の5月。ジャニーズ IsLAND Festivalで披露された雪白の月。以前からトラジャ担の友人からいろいろと話は聞いていたけれど、そもそもJr.に興味を持ち出したのが去年の頭、当時からダンスのイメージが強かったトラジャにこんな風に歌う人がいるんだと驚いた記憶。

というわけでわたしは軽い気持ちで踏み出した先で、その宇宙に引き摺り込まれることになる。

 

松倉さんは今回のソロコンについてこう話している。

8月8日担当させていただきます松倉です。僕は全編通してちょっと作品にしたいなと思っておりまして、ストーリー性とかメッセージ性のあるライブにしたいなと思っているので、まあライブですけど、ちょっと映画みたいに見てもらえたら嬉しいなって思います。

ラブストーリーとかじゃないです。深く言いますと、あ、深く言うとネタバレになっちゃったらダメだけど(こける仕草をする吉澤さん)、僕らの目指す夢っていうのが海外進出とかそういうのをでっかく掲げているので、その道中というか、そういうものをセリフじゃなくて、ちょっと表現で表したいなって思います。

ライブというより、たしかになんとなく映画やミュージカル舞台に近いものを感じた。ほぼ間違いなく、伝えたいことのために曲を選んでいるし、それがすごくわかりやすく歌詞から伝わる。彼の描いたストーリー‪とはなんだったのか、わたしにはこう見えたという話をする。

 

宣誓(現実)

LIFE〜目の前の向こうへ〜(関ジャ二∞)
自分のために(TOKIO)

OPから2曲はスタンドマイクの前に立ち一人で歌った。特出した演出はなく、歌のみで魅せる。このパートは起承転結の「起」であるし、「結」につながる部分があると思う。

 

一晩のショー(夢)

夢のHollywood(Travis Japan)
Secret Code(KinKi Kids)
Street blues(関ジャ二∞)
pure(松倉海斗)

モニターに映された文字とどこからか聞こえる「お前の夢はなんだ?」「なぜ(その夢なのか?)」という問いかけから始まる「いつか僕らは夢の舞台で輝くんだ」をスイッチにして始まるのが夢ハリ。夢の舞台であるハリウッドで歌い踊るワンシーン。

夢ハリからつながるSecret Code〜Street bluesで印象的だったのが、手の振付。「秒針」で時計の針、「今夜はこのまま腕の中」で色っぽく腕の中に収める、「時計を外した」で手首から何かをふわっと外す。なんとなく、振付ではなく本人のオリジナルでやってる部分もあるんだろうなぁと感じる。彼のダンスは音ハメが気持ちいいんだけど、今回のライブの中では普段いうところの音ハメ(ガシガシ踊るダンスで音と点を合わせる)とは少し違った。流れるようなダンスの中で音と動きがリンクする瞬間がたくさんあって、それが気持ちよかった。あれはきっと感覚的にやっている。

あとあれ、ベビーフェイスなのにパフォーマンス中の色気がすごい(途中でジャケットを脱いで腕まくりをし出したのには、素直に悲鳴を上げた……)

 

苦悩(現実)

Panic Disorder(堂本剛)

曲中も含めてダンスで表現される苦悩、挫折がヒシヒシと胸にくる。炎の中かと見間違える赤(〜オレンジ)の照明に照らされたステージでPanic Disorderを踊り狂い、曲の最後はステージ上に落ちるスパッとの下にぶっ倒れる演出、よかったな……。画面越しに伝わる気迫に沈黙。

 

夏の幻影(夢)

NEVERLAND(NEWS)【少年忍者】
パラダイス銀河(光GENJI)
ジェットコースター・ロマンス(KinKi Kids)
Ho! サマー(タッキー&翼)
Kis-My-Calling(Kis-My-Ft2)

さて、ここからをどう捉えたら……?

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わからない。さっきまでガチガチにストーリー仕立てのライブを展開していたとは思えない突然のトンチキ松倉ワールド。どういうこと……?(リアルタイムでもめちゃくちゃ困惑したw) サマパラのサマパラである部分を圧縮した夢の中なのではと思うことにした(暴論) NEVERLANDで夢の国に誘われ(少年忍者がバキバキに踊っててビックリ!!!!!)、「夏といえばローラー!」という概念に取り憑かれ、アロハシャツで夏をエンジョイし、MCでは通信障害芸(突然静止した後「うそぴょ〜〜〜ん」)→謎にステージの端から端まで側転、最終的にはトラジャ(お面の姿)も出てきた。意味が分からなくてお腹を抱えて笑っていたのに、いつのまにか超たのしくなってたので松倉さんはすごい。そして変な人。ツボ。

 

自分の話(現実)

秘密(二宮和也)
手と手(松倉海斗)
街(堂本剛)

秘密は自分が初めて歌ったニノのソロ曲(ニノに憧れたことがジャニーズ入所のキッカケ)、手と手は自粛期間中に作った曲、街は落ち込んだ時や自分を見失ったときの心の指針にしている剛くんのソロ曲。

『手と手』って言うんですけど、僕のお家時間で作らさせてもらった曲です。それは本編のストーリーとは全く違う番外編で。

先述のインタビューでこう話していたので、やはりこのパートは大筋とは若干違う位置にある。

街がすごくよかったんだけど、歌い慣れたようなその曲を聴きながら、街と共に越えた夜がいくつもあったんだろうなって考えてた。

 

決意表明(現実)‬

Time(KinKi Kids)

Finally Over(A.B.C-Z)
星をめざして(NEWS)

時計の映像が歪んで始まったのがTime。彼の声とこの曲のキー・雰囲気があってて、ゾクゾクした。さっきまでとはまるで違う場所にいるよう。切ないストリングスの音がクライマックスが近いことを気づかせる。続くFinally Over。またこれがめちゃくちゃカッコいい。バックJr.である少年忍者との掛け合いがすさまじかった。引き寄せたり突き放したり一身となったり対峙したり、まるで6人グループのように組み合いながら動いていて驚いた。そしてこの人さ〜、すごい目をしながら歌うね。何度も刺された。

ここで明かされるのが冒頭から語りかけていたストーリーテラーの正体。「彼らなら乗り越えることができる」と言い切れた理由、それは「私ストーリーテラーは未来の僕だから」「未来の僕だから」から松倉さんの地声が重なって、「僕ら7人は夢の舞台で輝いている」。自信たっぷりにそう語る未来の松倉さんのことばの力強さにゾクゾクした。

そして先程までの重厚な音の先に訪れたのは静寂。星をめざしてだった。衣装は白いタキシード。歌い出した瞬間、ここでわけもわからず泣いてしまった。単純にこの曲がすきだということもあるんだけど、なんだろうなぁ。様々な感情の先に行き着いたのがここだということにグッときてしまったというか。こんなに効果的にセトリに入れられたこの曲を見たことない。あの場所で新しく息をしていた。すごくよかった、ありがとうねぇ、松倉さん。揺れるペンライトの海がまるで夜空のようだった。

一見バラバラの3曲、歌詞が出ていなかったら共通点に気がつかなかったかもしれない。「臆病で閉ざされた心は、世界は、今解けていくよ」「ここから 始まりの時 動き出す Restart 舞うよ 歪んだ空を 変えてゆく この手で...」「目覚めたら 君がいて 光みちていた ぼくは生まれ変わった」止まっていた時間がまた動き出す、自分の手で動かし始める、そういった3曲なのだ。これはほんとに外野の憶測で申し訳ないんだけど、最後のMCで「(一年前の8.8を)塗り替えるっていうよりは、思い出を更新する」(意訳)と言っていて、きっとそういう意味なんだなと。ソロコンを任された2020年の夏から、また未来に向かって力強く駆けようとしているのが痛いほど伝わってきた。8月8日が彼の日だったことに強烈な運命を感じてしまう。いつのまにかそれほどに引き込まれていたわけで。

 

エンドロール(現実)

エナジーソング〜絶好調超!!!!〜(嵐)
SUMMER PARADISE(ジャニーズJr.)

最後のMC前2曲、この短編映画のエンドロールのようだった。映画の終わりが星をめざして、そこからパッと切り替わって明るい曲。エモさを終盤まで引きずらない作り方がすきだった……。たぶん松倉さんがそういう人なんだろうな。

映画を見終わった後、「あ〜、おもしろかったな」と思いながらぼーっとしながら現実に引き戻される瞬間と似ていて、松倉海斗という小宇宙の旅からジャニーズのアイドル・松倉海斗のライブに戻ってきたような感覚がした。

 

クライマックス(現実)

Together Now(Travis Japan)

エンドロールが終わって、最後に少し映像がある映画ってあるじゃない? Together Nowはその位置づけに見えた。サマパララで終わってもライブとしては成り立つんだけど、あるかないかで印象はガラッと変わる「いま幕が降りて 今日が終わる」という歌詞で始まる曲。終わってしまうんだなぁと名残惜しく見ていて、うちわが映るモニターをじっと見てから歩き出す姿や6人がステージに現れた景色があまりにきれいで胸がギュッとした。

 

メッセージとして伝わってきたのは「決意」と「確信」。ここからまたTravisJapanというグループとして走っていくんだなと。全編通して見てなんだかとんでもないものを見てしまったというか、公演後の疲労感が配信ライブとは思えないソレで、完全に現場後のテンション。居酒屋で「あそこはあぁだった」「あれはどういう解釈?」という話をしたくなる夜でした。

振りの付け方とかステージ構成とかもそうだけど、なにより表情の大きさ、魅せ方が舞台で育ってきた人なんだなぁと何度も感じた。また松倉さんの作るステージが見たい。

7月4日に添える、2468字インタビュー

ーこんばんは。7月4日、今日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

ーそれでは早速ですが、ジャニーズファンの間で言う「担当」について、お話を伺います。

はい。担当、担当かぁ。難しいですよね、担当の概念って。きっとそれぞれに担当に寄せる思いがあるとは思うんですけど、わたしにとってそれを冠することができるのは、4人組のグループの中でメンバーカラーが黄色とされている人です。

ーそうですよね、一言に担当と言っても、そこに含まれる意味というのはひとりひとり異なりますよね。その人のどこがすきなんでしょうか。

以前、はてなブログに綴ったことがあります。 

初めてジャニーズのライブに行ってからたったの1ヶ月後に書いたブログなので、目に余る部分もあるのはご愛嬌ということで。この記事を久しぶりに読んでビックリしたんですけど、当時とあまり気持ちが変わっていなくて(笑)笑っちゃうんですけど、それってその人が現状維持のために努力をし続けていたからだと思います。すきになってから初めて迎えた誕生日に書いたブログ、3年前の記事に共感できるというのは当たり前のことではなく、その人が進み続けた証。現状維持は前進からしか生まれないんです。

ただ、ベースとなる魅力は変わらずとも、それぞれのストロングポイントはもっともっと印象深くなり、どんどん眩しくなります。

例えば歌声一つとっても、彼の歌は化けた。ことにターニングポイントだったのは、U R not aloneだったと思います。あの歌は彼にとって特別だなぁと。初めてライブで聴いたときもセンセーショナルではあったけれど、グループ内で過ごす時間を重ねるたび、その声に乗る思いは強くなったように見えました。ストーリーテラーだと感じていた彼は、いつのまにか彼自信の歌を歌うようになって、こちらも受け止めるのにいっぱいいっぱいになります。その真骨頂が優しさと愛しさを詰め込んだ戀という曲。暗くて霧の深い夜、月を見上げながら聴いたその曲に、わたしはどうしようもなく励まされました。静かでいて確かに感触を感じるほどあたたかく、雷に感じていたような儚さなんていうのはもう感じなくなりましたね。歌から人の変化を感じるなんて、どれだけの思いがそこにこめられているんでしょう。

歌声だけに留まらず、アイドルとしてのすべて、ドラマでの演技の幅、見せてくれる表情、バラエティでの振る舞い、仕事への姿勢、an・anで見せてくれた…… はい。全てが底上げされた数年のように見えています。ひとつひとつ大切に積み重ねてきた結果がこんなに美しいというのは、やっぱり眩しくて、そして憧れます。もちろん結果が全てではないですけど、積み重ねてきた時間を見させてもらってきた身としては、彼がじっくり取り組んできた先がこうであるというのは、希望です。ひとつひとつの物事に対して誠実であることが未来の自分を作ることにつながるのだと教えてもらいました。

ブログの内容で語っている31個に加えるとすれば、変わらないことで変わる強さがすきなんだと思います。上手く言えないけれど。

強さ、から少し離れた部分で言うと、「愛情深い」とツイートされていましたが、

そう感じることは度々あったのでしょうか。

ありました。そして年々感じる機会は増えているように思います。これはわたしの感覚ですが。最たるものとしては、やっぱり衣装。そして紡がれることばの端々、でしょうか。

衣装。グループの衣装プロデュースは彼が行っています。コンサートのその一瞬のために用意する衣装。着る人が映えるように考え抜かれた、その人のためだけの衣装。ここ数年で1番度肝を抜かれたのは、やっぱりあの夏のメンバーカラーの衣装ですかね。

その瞬間のこと、今でも鮮明に思い出せます。服というものにあそこまで心を動かされたのは初めてでした。きっと見た目の美しさ以上に、そこにこめられた愛が伝わってきたからです。余白を語らない彼が作った衣装はあまりに雄弁。そのバランスがいいんでしょうね。

ーあとは、ことば、ですか。

ことば。ことばの使い手というと、語彙力だとか文章の構成力だとか、そういう能力に長けているイメージでした。できれば詳細に、しかしその人の瞳に映る景色の美しさを損なわない表現こそが最上だと。でも、難しい単語を使わないのに、魔法みたいなことばを振りまいてくれる人に出会いました。見透かしたような、それでいてこちらの心に土足で上がり込んだりしない。ふわっと、ただそこにある。人に上がり込まれることが気持ちいいこともあるし、自分だけで考え込みたいときもある。どちらもすきだけど、後者をくれる人は多くない。絶妙なラインにいてくれるのは、一重に彼の優しさだと思います。一歩引くことの方がずっと難しいから。

ーありがとうございました。それでは最後に、その人に今メッセージを送るとしたら、なにを伝えますか。

増田さん、34歳のお誕生日おめでとうございます。そしていつもキラキラのSUPER STARでいてくれてありがとう。まずこれからの1年、ありったけの幸せが降り注ぎますように。あなたがステージに立つ日、たのしみにしています。

 

後日談

もしもし。すみません、ひとつだけ言い間違えていたことがありまして。冒頭で申し上げたグループの人数。4人組ではなく3人組でした。はい、つい癖で。なかなかすぐには抜けないですね。

彼らが歌わない意味、わたしが歌う意味

SmileUpProjectの一環として行われている「Johnny’s World Happy LIVE with YOU」。NEWSの出演は今日、3日目。

昨晩、急にこわくなった。なにかが。ずっと整理しないまま放っておいた部分があったけど、それと対峙しなければいけない。欠けた歌にわたしはなにを思うんだろう。

迎えた当日、出演時間までしばらく心臓が痛かった。違う、ライブの前はいつもこうなんだって。具合悪くなるタイプだから。通常運転。

 

始まった。イントロが流れる。「希望~Yell~ 」だと思ってた。今思えば宣伝動画の刷り込みもあったのかもしれない。あの動画に映ってたのは間違いなく「君に幸あれ」の振付で、「あぁ、とんだミスリードをさせてくれたな」と。

 

3人が別々の場所に分かれて立ち、増田さんが歌い始めたのは「クローバー」だった。

 

「クローバー」は最新アルバム『STORY』でメンバーが作詞作曲を手掛けた楽曲。過去の曲のサンプリングの上に、メンバーそれぞれが書いた詞を乗せ、そのパートをソロで歌いながら繋いでいくという構成。ファンにとっても歌う姿を見るのは初めてのこと。

増田さんが形にしたその愛を聴いて、1曲目から声をあげて泣いた。なにかを思ったわけでもなく、反射で。堰を切ったように、ダムの決壊は止まらない。加藤さん、小山さん、そして彼へバトンが渡されることをわたしたちは知っていた。心臓の音がうるさい。このときはまだ「全部3人で歌うのかな」と思っていた。小山さんが自分のパートを歌い終わる。どうなるの。誰が、どう、歌うの。

本当は歌があったその場所には、なにもなかった。彼以外の歌声も、歌詞のテロップも。3人が流れ続ける音を背にスタンドから降りてくる。きっと、この曲を知らない人から見たら、間奏だった。でも、知ってる、ここを歌えるただ一人の人を。聴こえる、あの声が。

あの日 僕ら偶然出会い
まぶしい 毎日が始まり
ひとり 僕じゃ全然できない事ばかりだったけど

希望をくれた君へ
心を込めて
感謝の Yell を

いないはずなのに聴こえたその声を通り過ぎた。そのまま通り過ぎるのかと思ったら、3人は声を合わせた。

ずっと同じ景色見てきたね

君がいるから幸せ
幾千の悲しみや別れ乗り越えて
永遠に君に幸あれ

元々はファンに向けられた曲。でも、今日だけはファンだけに向けた歌詞じゃなかったと思っていい? 

 

呆然としている間に続くおなじみの「weeeek」も、感情がすり切れるような「エンドレス・サマー」も、去年のソロも、今年のソロも、全部、全部、NEWSで、よかった。「だいすきだ、諦めたくない」そうずっとずっと思いながら見てた。映画のエンドロールにはまだ早い。なにがあっても、NEWSは変わらずNEWSだ。弱っていたのは彼らじゃない、自分の心だと気付かされた。

 

永遠に続くような気がしても、終わりは来る。そのときになにを選ぶのか、わたしはずっと前から知っていた。絶対に「U R not alone」を歌う。確信めいた、でもなく、確信だった。その答えを教えてくれたのは、NEWSと自分が過ごした時間だったと思う。この楽曲を歌うNEWSは、世界一力強くて、世界一脆い。

「U R not aloneーーー!!!!!」そう叫ぶ増田さんの声で、横浜アリーナに呼びつけられた。感覚的な話すぎるんだけど、なぜかわたしはそこにいた。続いて映し出された小山さんも、加藤さんも、「会場」を見ていて、「声」を聞いていた。何回も見た、その姿。いつもと同じなのに、彼がいないことだけが違った。

あの日つまずいて
しゃがみこんでしまうほどの痛みさえ

マイクを通さずに歌うコヤシゲ、2人の間で口を閉じたまま笑いもしない増田さん。動揺した。苦しい。たとえそのパートが永遠に続いたとしても、増田さんは歌わないような気がした。増田さんにとって、唯一無二の、その声の、代わりなんてきっとやらない。

ああどうか 力を貸してくれないか
昨日までの僕よ 共に乗り越えてきたじゃないか
僕は誓うよ 一切引かないし 一切負けない
生まれた日から今日までの 僕が見てる
明日もそう
少しずつ前へ not alone

正直に言うと、今までのライブでさえここまで泣きながら歌ったことがないっていうくらい、嗚咽と下手くそな歌声は部屋に鳴った。一人暮らしをしているわたしの声は、誰にも届かないのに。なんのためでもなかった。ただ、歌いたかった。だから歌った。

 

彼の代わりをするようなことはしなかった。空いている場所は空いたままだった。それが3人の答えだと受けとらせてもらう。3人は祈ってた。わたしも祈ってる。

満員御礼! 〜「ペンライトの海が見たい」in Twitter Dome〜

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2日間のTwitterドーム公演、お越しいただきありがとうございました!

満員御礼どころかドームのキャパを広げないと収まらない数のペンライトが灯り、キラキラまぶしくてきれいだったなぁ……。会場で心を震わせたあの海、ここで見れました! 大満足!

準備の段階からペンライト引っ張り出して当時のことを振り返りながらワクワクしていたり、「明日がたのしみ」と言ってくれていたり、そういうのを見ている時点で胸がいっぱいだったのに(公演前日の晩からなぜか既に感極まっていて泣いてたのはここだけの秘密)、ツイートにはライブの思い出が添えてあって……‬(じわじわ広がっていく景色を見てずっと泣いてたのもここだけの秘密)、それもこれも全部NEWSがくれたものだなぁってジーンとした……。自分がすきになる前からのファンの方が並べたたくさんのペンライトを見て、昔から応援してる方がいるから今のNEWSがあるんだなと思ったりしました。


祈りの捧げ方は100人いれば100通りあっていいんじゃないかなと思ってます。それが自分にとって「ペンライトの海が見たい」という気持ちを形にすることでした。

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友人たちと「3(人)×5(本)で最低15枚は集まるねw」(残念ながら1本点灯しなかったことが後々判明したので、14枚の可能性もあったw)「55,000枚(の写真が)ほしいw」なんて笑いながら話してたのが、もうずっと昔のことのようだわ……。2人共、いっしょに考えてくれてありがとうございました。スペシャルサンクス!

 

‪個人的には数より思いが大事だったし、どこかへ届けるつもりはなかったけど、たくさんの熱い思いがスペシャルゲストを連れてくるという奇跡のようなことも起きました。しかも公演開始を謳った17時に。誰も持っていないはずのSTORYのペンライトを見て「ずるい〜!いいな〜!」と口々に言っているのがね、何気にグッときたりした。このペンライトの照らす道がNEWSの選択肢の1つになってくれたらうれしいなと思ってしまうほど暖かくて、強くて、大きなムーブメントになって、きっと自分が一番驚いてる。すごいね。

‪追加公演の予定はないので、次は本物の会場でペンライトを振れることを願いながら、結びとします。最後になりますが、リプ等お返しできておらずごめんなさい! そして画像を集めて1枚の景色にすることも考えたりはしたんだけど、勝手に再利用するのは忍びないのでやめました。いやぁ〜、たのしい週末だった!

長尾謙杜と「服」〜ISLAND TV企画「長尾くんにQ」〜

先日の「なにわにQ」というISLAND TVの企画の「長尾くんにQ」(長尾回)、衣装や好きなデザイナーなど服に関する話が出ていて興味深かったので書き残しておきます。

 

Q.次に作るならどんな衣装に挑戦したいですか?

A.う〜ん、次に作る衣装。やりたいことはたくさんあるんですけど、最近古着にハマってるのでたくさんの古着を解体してそれをまた一着に固めたりしたりしたらいい作品ができるのではないかなと思ってます。


Q.なにわ男子の衣装を作る際にメンバーごとに意識していること、それぞれの衣装の特徴などはありますか?隠れたポイントやこだわりがあったら知りたいです。

A.人それぞれ似合う似合わないは多少はあるんですけど、その子の身長やスタイルがあるので、その子に合うように選んだりしてますね。
隠れたポイントであったら、2Facedの衣装の靴に拘った部分があって。VANSのオールドスクールっていう靴なんですけど、コンサートに履いてくる靴と一緒にしたいなと思って。自分の好きな推し、丈くんであったりだとか大吾くんとか、担当の靴と同じ靴を履いてこれるのではないかなと思って、女性でも履きやすい靴にしてみました。躍りやすいですしね、あの靴は。

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お揃いにできるようにオールドスクールを選んだと……!?

なんてかわいいの…。めっちゃキュンとした。さすがに色まで記憶にはないので、雑誌と映像から各メンバーの色を予想してみた。
西畑:BLK/WHT CHECK
藤原:VIOLET INDIGO
大橋:NAVY
大西:RED or PICANTE
高橋:BEIGE
道枝:RED
長尾:BLACK

2Facedの照明の下だと余計に見えにくいのであまり自信がない。メンバーカラーではないのです。


Q.好きなデザイナーさんは誰ですか?

A.日本人であったら細川雄太さんっていうデイナーさんがいて。この前道端で!遭遇しちゃって!一緒に写真撮ってもらったんですけど。
海外であったらヴァージル・アブローさんがすごい好きですね。ヴァージル・アブローさんの元で働いてたサミュエル・ロスさんってい人がいるんですけど、クリエイティブコンサルタントだったかな?そんなんで働いてて、その人の世界観とかテーマ、すごい素敵だなと思いますし、ヴァージル・アブローさんはカニエ・ウェストっていうアーティストの元で働いてて、その人の元で働いてたヘロンプレストンさんもっていう人もかっこいいなって思います。

 

デザイナーやブランドの知識があまりないので、自分用にメモ。こうして見ると、長尾くんめちゃくちゃ趣味がわかりやすい!

 

細川雄太

https://instagram.com/readymade_official?igshid=12wq3e910a4ms

・「READY MADE」設立

カニエ・ウェスト周りで共鳴する感覚があるのかな? 話がすごい繋がる。


Virgil Abloh

https://instagram.com/virgilabloh?igshid=srvmb6mv9xa0
・元Kanye Westのコーディネーター

・「OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH」設立
・「Louis Vuitton」メンズ アーティスティック・ディレクター

NEVERLANDでフルスイング歌ってたときにてごちゃんが着てた白いTシャツがオフホワイト。小山さんもどっかで着てたかな?これは有名なブランドですね。ブランドに疎いわたしでも知ってる。


Samuel Ross

https://instagram.com/design.by.samuelross?igshid=wyvbk6cvkude
・元Virgil Ablohのクリエイティブ・アシスタント
・「A-COLD-WALL*」設立


Heron Preston

https://instagram.com/heronpreston?igshid=1azkzm8u32vm

・元Kanye Westコンサルタント

・Virgil Ablohの親友

・「HERON PRESTON」設立  

メンズ物だけどめっちゃかわいい!

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Q.スニーカーは何個ありますか?

A.30ちょいかな?


Q.お気に入りのスニーカーを見せてください。

A.最近買ったアイテムはエアージョーダン1レトロハイ、OG、コートパープル。

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NIKE AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG "COURT PURPLE WHITE/BLACK" (2020)

 

増田さんは衣装のヒミツとか自分の趣味はわりと秘める(自分からはあんまり話さない)タイプだけど、長尾くんは「すきなものをみんなに聞いてほしい!」という感じでめちゃくちゃ開示してくれるタイプですね。服だけでなくアニメや映画などすきと言えるものがたくさんあり、こういう豊かな子がこれからどんな衣装を作り出すのかとってもたのしみです。

「笑い」で綴るラブレター〜舞台『青木さん家の奥さん』〜

時は2020年も始まったばかりの1月、場所はやっと地図を見なくてもたどり着けるようになった東京グローブ座

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(丈くん、絶妙にマンションが反射してる)

圧巻の大きな看板で見てじーーーんとした。グローブ座はこれがいいよね〜。いまだに感動する。

「青木さん家の奥さん」はアドリブ劇。基本の軸となるストーリー的なものはあり、セクションごとにお題を変えながら大喜利をするようなイメージ。もちろんほぼ毎日内容は変わるし、一言一句同じ場面はないので日々ツイッターに流れるレポを読んでは笑う、とてもたのしい舞台期間だった〜〜〜!

無茶振りと臨機応変な対応力の応酬は見応えたっぷり!そしてわたしが知らない頃から培われていた4人の関係性がすごく生きているんだろうなぁと感じる助け合い方、間合いがあり、昔を少し覗かせてもらったような気持ちにもなった。もちろん前向きで、いい意味で。

大橋くんは、後先考えずに豪快にグイグイ進めていくわりにオチはあまり考えてないようで(笑)、周りがどうにか対応してまとめようとがんばっていたのが印象的だけど、それがまるっきり悪気なく見えたのは大橋くんの人柄だなぁと思う。ああいう強引に予想外の方向にぶっ飛ばす人がいるってのは、バランスとして大事なんだろうなぁ。起爆剤がいないときっと小さくまとまってしまう気がするので!一歩間違えれば大事故だけど!(笑) 個人的には、なんでもないタイミングでぼそっと小声でつぶやくマジレスツッコミがじわじわきてツボだった(笑)

丈くんは、細々と自分で設定を決めたり、事前にネタをちゃんと練ってきてるあたりがらしいなぁ〜〜と思った!(しかし大学生の飲み会あるあるはまだしも、ジャニオタあるあるとか、バイトあるあるとか、女子大生あるあるとか、どこで仕入れてるんだろう!?w) アドリブとか即興はあまり得意ではないんじゃないかとは思いつつ、過去から今まで自分が積み上げてきたものから引っ張り出してきたりするのが上手い。経験則からの笑いを生み出すタイプというか? 反面、自分では上手く組み立てているつもりでも、だんだん綻びが出てきて3人にツッコまれてるのがかわいくもある(笑)

すえぴ(末澤さん)は、頭の回転が速いし、ごちゃごちゃな場でも状況を把握できる聡明な人という印象! この舞台で一気にすきになってしまったのがすえぴです。賢さもさることながら、勢いはいいのに優しいツッコミなんですよ〜。本気で困ってるとか、場が凍りそうなときにはスッとフォローを出せる一言に胸を掴まれた……!

リチャ(リチャードさん)は、「この人がいなかったらこの舞台は大丈夫だったのか!?」と思うほどで(笑)、後から発表されたとは思えないキレ者。ボケもツッコミも上手い、的確。正統派の笑い。追い詰められても苦しげもなくポンポンことばが出てくるのには何度も「お〜!」と!

笑いの見せ場だけにとどまらず、ときには後ろを向いて必死に笑いを堪えたり、次自分にどんな振りが回ってくるのかヒヤヒヤしたり、前の人のボケに慄いたり、しゃべっていないところでもそれぞれの素の表情が見れたりと、見どころがたくさんでした!

 

あらすじ

角商店という酒屋に入ってきた新人のカズヤ(大橋和也)。学生時代は野球部で打点王だったが、今となってはジャガイモの芽を剥くアルバイトをしていることを憂いている。

そこに酒屋で働いているバイトリーダー・なにわのジョー(藤原丈一郎)、セイヤさん(末澤誠也)、草間くん(草間リチャード敬太)が次々と現れては「伝票がない!」と騒ぎ出す。

荷物の届け先である「青木さん家の奥さん」がどれだけステキか、どれだけ自分のことを気に入ってるか語りながら、どうしても会いたがる3人を見て、カズヤが「行きたい!」と言う。果たしてカズヤは「青木さん家の奥さん」の元へ行くことができるのかーーー。

 

登場シーン(一部アドリブセクション)

カズヤ

衣装:FGのロゴが胸に入った野球のユニフォーム/デニム

照明が明るくなると、すでにジャガイモの皮を剥いている大橋くんがァァァァァ! 下手前列に入ったとき、冒頭でこっちに歩いてくるからヒィヒィした……。アオハルツアーでも思ったけど、顔はきゅるんきゅるんなのに、近くで見ると体格が男なことに気づいてしまうのでウッてなる。

ビールケースをひっくり返した椅子に座りながら、大将に頼まれたジャガイモの皮剥きをしてる。

セイヤさん

衣装:白スーツ(中に白ベスト/赤シャツ)

次に現れるのがすえぴ!あの白スーツがナチュラルに似合ってしまう妙……。華がある。「セイヤ…… 末澤…… 誠也」とビニール袋をバサバサ上下させて(文字に起こすと謎すぎるな、コレw)、キメキメの自己紹介。

カズヤは「なぜジャガイモの皮を剥くのか?」という問いに「プレゼントや」と返される。

※このあたりのやり取りの意味合いがよくわからなかった勢なんだけど(笑)、実際このジャガイモは配達物なのでプレゼントではない。

突然慌てて「……伝票がない!アイツッ……!」とバタバタと出ていく。

[1/30]出ていく間際にポケットに刺さった薔薇をドア近くに落とす(後に拾うタイミング有)

草間くん

衣装:オレンジ民族衣装

「衣装!?!?!?」もうひたすら「衣装!?!? 寒そう」なんだけど、とても美脚なリチャが続いて登場。

「日本語が通じるかな?」と案じるカズヤ、民族衣装衣装を見て英語圏でもないと考え、謎の民族語(?)で話しかけると、同じ言語で反応が! 2人でピョンピョン跳ねながらウォウウォウ言った後、「お前さっきからなに言ってんの?」と普通に日本語で返す草間くん。

セイヤさん同様のやり取りを終えた後、上手側に置いてある異様に高いビールケースの横を時計などに足をかけながら登っていき、1番上に新しいビールケースを置く。いや、まさかあんなところ登ると思わなかったからめちゃくちゃビックリしたw 身軽w

草間くんも伝票がないことに気づき出ていく。

なにわのジョー

衣装:黄色半袖Tシャツ/膝空いてるデニム/角商店の前掛け

カズヤの「(ジャガイモ)一生剥かなあかんのかなぁ……」という嘆きを聞いて、階段の上から「一生は剥かんでええんちゃう?」と丈くん。

この!登場シーンが!マジで!アレなの…… アレ……(めろ……)

言い方が優しいのも相待ってめろ必須な瞬間なんだけど、グローブ座ではこう、「なにかを堪えるようなピンクのため息」で充満してたね……。「声を出してはいけない、いけない……」という奥ゆかしさを感じた……。(かくいう自分、眉間にシワを寄せて我慢してたよ)

「なにわのジョー」にかけて「〇〇のジョー」でハライチ漫才を仕掛ける鬼カズヤw

[1/25]博多のジョー(博多の塩のリズムで)/ハニワのジョー

[1/30] 釈迦で〜す/ベルギーのジョー(顔と手でベルギーワッフルを表現)/米屋のジョー(「ライスを届けるよ〜♪」途中で耐えられなくなって、ドアを開けながら「帰りたい〜♪」)

階段の上から降りてくるときに初めてそこが滑り台だったと判明し、客席もカズヤもビックリ(笑)(滑り降りた後、「ここで何人か骨折してる!」) ジョーがイモの皮剥きをするためにビールケースひっくり返した椅子に座るんだけど、穴の間デニムから膝がドーンと出てくるのでガン見してしまった(許してぇ〜)

同じチームの高田がオリックス、山中が大阪ガスで活躍してるなら、自分は阪神くらいいけたのにと嘆いていると、オリックスファンらしきジョーが「阪神は全員で年俸35億、オリックスは24億でめちゃめちゃコスパええやんけ!」とすごい勢いで捲し立ててくる(笑)レポを見る限り、ここは回を追うごとにちょこちょこセリフが増えていった模様。超しゃべる。

ジョーも伝票がないことに気づき出ていこうとすると、2人が登場。伝票の犯人探しで口論になり、警察に通報しようとすると「そこまでせんでええやろ」というセイヤさんに対してジョーは「あの人怪しい!」。薔薇で戦おうとする(?)セイヤさん([1/30]このタイミングでさりげなく落ちた薔薇を拾う!スマート!)、酒瓶をパリーン(効果音有)と割って応戦するジョー、槍を持ち出す草間くん。途中で巻き込まれたカズヤが槍に刺されたと思わせるシーンがある(実際には「避けられてました〜!」)

 

OP映像

劇中歌「あなたの家に行きたいな」とともに、OP映像が舞台にプロジェクションマッピング方式で映される。ピンクと黒と緑が基調だったかな(うろ覚え)? ポップでキュートな曲に合わせて、ミニサイズの4人がドタバタしてたり、「青木さん家の奥さん」を口パクしてたり、映像もかわいかった〜〜。あれはWSでも流れてないので断片的な記憶に頼るしかなく悲しい……!

 

「伝票を取ったのは誰!?」(アドリブセクション)

さてここから、「伝票を取ったのは誰だ!?」論争がスタート。それぞれ思い当たる人とその場面を証言していく。

ジョー→セイヤさん

[1/25]ジョー「昨日浅草に落語を観に行ったら、金髪で甲高い声のやつがウィル!ウィル!って叫んでてん。しかも、2秒の間に? 英語で? すきなところ3つ言ってた!(セイヤさんが「は!?」って顔でジョーを見るw) そいつがぶつかってきて、財布はある、携帯もあるときて、そう、伝票がなかった。……犯人はセイヤさん、お前やろ!」セイヤさん「たしかに? 俺は昨日浅草に落語を観に行ったよ。ウィルのすきなところも英語で3つ言った。eye、mouth、ミミー

「earじゃなくて……?」「え? 発音が良すぎて聞こえなかった?」

[1/30]ジョー「新宿で関ジャニ∞が路上ライブしててん。そしたら金髪で甲高い声のやつがヒナ〜!ヒナ〜!って叫んでてん。誰だかわからんかったけど」(カズヤ「村上くんですね」)「村上くんって言うの? すきなところを2秒で3つ言ってた!(以下略)」セイヤさん「たしかに俺は関ジャニ∞の路上ライブに行った。雛鳥〜!雛鳥〜!って」「雛鳥!?w」「そう、俺他の人と被りたくないタイプやねん。すきなところも英語で3つ言った。face、talk、money

「それ村上くんのすきなところじゃなくて、村上くんすきなものやんwwwwww」

セイヤさん→草間くん

[1/25]※ド忘れ※

[1/30] セイヤさん「天パのやつがジャンプして膝で着地しながら近づいてきてん。そいつがぶつかってきて、気がついたら伝票がなかった。犯人は草間くんやろ!」(えw 膝!?w) 草間くん「たしかに俺は、ジャンプして膝で着地したよ」と小さくジャンプ→膝着地→ジャンプ→膝着地をするw 膝のお皿が心配だよ……。

草間くん→ジョー

[1/25]草間くん「水を飲んだら俺、気絶してん。それでポケット見たら伝票がなかった。犯人はお前やろ、ジョー!」ジョー「たしかに俺はタランチュラ入れたよ。散歩中1匹水に入っちゃってん。でも気づかなかったん!?」草間くん「なんでこっちが悪いみたいになってんの!?w」散々タランチュラにツッコミを入れられた後のジョー「わかった、明日タランチュラ博物館持ってくから!!! バイバイするし!?」("タランチュラ博物館"と"バイバイ"というワードチョイスのかわいさ)

[1/30]草間くん「俺よりももっと高いジャンプをしながら膝で着地してくるやつがいてん。そいつがぶつかってきて、気がついたら伝票がなかった」丈くんめっちゃビビりながら膝なで繰り回しててかわいかったんだけど、草間くんのセリフの途中から小道具のキングファイルを2つ手に持って待機(……?) ジョー「たしかに俺は草間くんより高いジャンプをしながら膝で着地したよ」と言った後、「あ!」と天井を指差て、みんながそっちに気を取られてる隙にファイルに向かってジャンプw

結局みんな持っていないようで、大将からもらったはずの伝票は行方不明のまま。

 

「青木さんの奥さんってどんな人?」(アドリブセクション)

3人がやたらと会いたがってるのが、「青木さん家の奥さん」という注文主。新人のカズヤが「青木さん家の奥さんってどんな人なんですか?」と聞くと、「青木さん家の奥さんはなぁ……」

ジョー「ナイスバディやねん!」

セイヤさん「笑顔がかわいいねん!」

草間くん「顔がシュッとしてるねん!」

3つのヒントから導き出される人物を芸能人から選んでカズヤが回答。

[1/25]カズヤ「山口百恵がすきなんですよ〜」「アインシュタインの稲田さん!」

[1/30]※ド忘れ※

 

「奥さんは俺のことがすきだ!」(アドリブセクション)

それぞれが奥さんの家に配達しにいったときにどんなことがあったかを語り、「だから奥さんは俺のことが気に入ってる!」「すきだ!」「結婚したいと思ってる!」と主張を始める。ちょこちょこ迷宮に迷い込みそうな丈末にさりげない相槌を入れてフォローする大橋くんがすきだったーーー!(ときどきすっとぼけたことも言うw)

[1/25]

★奥さんからもらったもの(/家の匂い)→〇〇

〜1巡目〜

セイヤさん:苺のショートケーキ/甘い匂い→すきだというのを覚えててくれた

草間くん:ありとあらゆるベリーケーキ/甘辛い?匂い→甘いものが苦手というのを覚えててくれた

ジョー:ワンホールのピスタチオケーキ/甘いとか辛いとかいろいろ混ざってる匂い(「空気清浄機がコォォってしてた」)→見たことないケーキを出してくれるということは、いっしょにケーキ屋さんを開きたい、つまり結婚したい(丈くんだけ結婚までの発想が突破なのはかわいいところです)

ジョーがピスタチオケーキを「こーーーんなに大きい」と手広げて表現したから「そんなに大きいん!?」と方々からすかさずツッコミがw 「お皿!こんなに大きいお皿にケーキ(小さめのジェスチャー)」と切り返すと、セイヤさん「そんな大きいお皿やったら座ったままじゃ食べられへんやん」ジョー「中華みたいに回すねん(うまいこと言ったった顔)」セイヤさん「いや、ケーキとの距離変わらんやん」これがマジでお見事で惚れた……。会場もおぉ〜〜〜となって拍手喝采

〜2巡目〜

セイヤさん:マンホール(ワンホールからのw)

奥さんはマンホール集め(古くなったやつをもらっているから、窃盗ではない)が趣味で、部屋の壁にたくさん飾ってある。セイヤさんとフリスビー風にして遊んでいる。奥さんは腕の筋肉があるので軽々投げる。

草間くん:民族衣装が何着も入ったダンボー

ジョー:ダンボールに入ったハイボール(!?w)

ダンボールで作ったグラスにハイボールを入れて出されたという話、「ビチャビチャにならん!?」というツッコミに「業務用のダンボールは違うねん!」と焦り出したところで「加工してますもんね!」とカズヤのアシストがあり「そうそう!」と意気揚々にのっていくジョー(笑)

ジョー「1滴も飲めませんって言ったんやけど、ペパリーゼ5本も出てきてん。奥さん、俺を酔わせてどうするつもりなん!? まだ昼の13時やのに!!!」(俺を……? 酔わせて……?)

★奥さんとの旅行

セイヤさん:2泊3日で渋谷パルコ+舞浜のサイゼ

草間くん:5泊?日(「何日?」と聞かれ、「時差があるからわからん」と丁寧な回答をするリチャ)でイタリア

ジョー:?泊?日で高田馬場(増え鬼ならぬ笛鬼)

[1/30]

★奥さんの家にあったもの/出してくれたもの

セイヤさん:みかんの銅像/手作りのどら焼き

草間くん:いよかん銅像/うなぎの蒲焼

奥さんが精がつくようにって出してくれてん」という草間くんの発言に、肩震わせて笑ってた丈くんw

ジョー:ドラゴンフルーツパンチの銅像/丸焼き

セイヤさんからの流れで「みかんの銅像あったよ、いよかん銅像もあった、ドラゴンフルーツポンチの銅像もあった」フルーツポンチの銅像ってなにw

カズヤのアシストにより牛の丸焼き。「おっきいオーブンがあるんですね!」に笑った。

★奥さんとしたこと(自宅編)

セイヤさん:リビングの隣の道場(5畳/ドジョウがいる)で形の練習

「どんな形なん?」という鬼振りからのチョーーーと声をあげながらカンフーみたいなポーズでキメるすえぴw

草間くん:道場の隣の農場であけびと自然薯栽培

ジョー:屋上の牧場で牛と奥さんと手を繋ぐ(!?w)

カズヤが「(? 牛は手を地面につけてるのに?)」と納得いかない顔で自分の両手見ながら首傾げてるのを見て、じわじわきてしまったw  

★奥さんとしたこと(外編)

セイヤさん:結婚式場で爆笑

セイヤさん「タタタターン!アッヒャッヒャ!タタタターン!アッヒャッヒャ!

草間くん:吉祥寺でしめ縄のワークショップ開催

舞台上に置いてあったしめ縄らしき小道具を持ち出してきて笑ったw そんなんあったのw

ジョー:高円寺でマークジェイコブズの2号店(飲食店)出店

意気揚々と放ったジョーの「マークジェイコブ『ズ』!」にすかさず「マークジェイコブ『ス』、やで???」とセイヤさんw あーーーもうここめちゃくちゃおもろかったw 丈くんはほんとにペロい!ペロ大臣!

このくだりの締めくくり。

セイヤ「奥さんとミュージカルしてん。奥さんの結婚条件、ミュージカルが踊れる人やねん」

草間くん「俺もやで」

ジョー「俺も」 

 

ミュージカル(歌+ダンス)

ここで劇中歌「あなたの家に行きたいな」が流れて、4人で歌って! 踊る!曲もダンスもめーーーっちゃかわいいの!

[1/25]セイヤさん「なんでお前踊れるん?」カズヤ「僕勝手に体が動いちゃうタイプなんです〜!」

 

「カズヤはどれくらい配達に行きたいの!?」(カズヤソロアドリブセクション)

3人があまりに奥さんのことをたのしそうに話すので、「行きたいです!」と立候補。なかなかお許しは出ず、「行きたい〜〜 ヒックヒック……」としゃがんで腕で顔隠してこっちにつむじ見せながら泣きじゃくるカズヤがも〜〜〜〜〜かわいすぎてたまらん!!! 「行かせたってよぉ!」と心が叫んだ。「泣くなって〜」と3人になだめられ、やっと配達物を持たせてもらえることに。 奥から出てきたのは、ビールケース1つ…… 2つ!お米(コシヒカリに対抗した"ハラクライ"やあきたこまちに対抗した"あきたこまねち"という品種……)10キロ!一升瓶2本!ダンベル2つ!ぽんぽん乗せられていく。ホイホイ持ち上げるカズヤに「筋肉すごいな」と草間くん、「チームの打点王やったんで!」とカズヤ。途中でめげそうになると「だったら俺がいく!」と3人がすかさず配達物に集まってくる。「行きます!」というカズヤに、ぽんぽんお題が。大橋くん千本ノックコーナー!

[1/25]

ジョー「どれくらいいきたい?」カズヤ「ふじわら…… 丈くんが仕切りたいぐらい…… あの〜……」下向いて笑いを堪える3人w ジョー「……話まとめてから言え!(笑)」

ジョー「セイヤさんに直してもらいたいところは?」カズヤ「身長をもっと高くしてほしい」セイヤさん「今からはもうむりや」

ジョー「草間くんがCMに出演、なんのCM?」カズヤ「ミルクボーロ!……違うか」ジョー「違うってわかってんならええねん」(えっ)

[1/30]

ジョー「どれくらいいきたい?」※ド忘れ※

ジョー「セイヤさんに直してもらいたいところは?」カズヤ「顔はカッコいいんですけど〜、甲高い声」

ジョー「草間くんがCMに出演、なんのCM?」カズヤ「どん兵衛!」草間くん「お揚げさんやから?」カズヤ「キツネ!」(噛み合わない会話)

 

カズヤの配達練習(アドリブセクション)

「行きたい行きたい行きたい〜〜〜!!!」とキャスター付きの椅子の上に乗っかってぐるぐるしたり、びゅーんと上手まで飛んでったり(舞台から落ちないか心配したw)と大暴れのカズヤ(笑)あまりにも騒がしいので、「しゃあないな……」と配達練習をすることに。

ジョー「セイヤさんが奥さん役をやってくれます!」

奥さん役セイヤさん「はい!奥さんです!トントントン!」

ジョー「今日はなにを作ってくれるのかな?」

奥さん役セイヤさん「ホットドッグのホット抜き!

ジョー「う〜ん、イッツドッグ!

という丈末によるテンポの良さがクセになる小ネタコーナー(ここの内容も日替わり)もありつつ(笑)、奥さん役のセイヤさんを喜ばせるための特訓がスタート。

★ドアノックギャグ

奥さんを喜ばせることができたら家にあげてもらえる。奥さんの喜怒哀楽はインターホン役の草間くんを見ればわかる。まずはバイトリーダーのお手本、細かいモノマネ編。

[1/25]ジョー「一発ギャグします!"本日のデザートを聞かれたけどわからないバイトを助けるバイトリーダー"」

困ってるバイトの後ろを背中向けながら横歩きで素早く通り抜けている途中に「パンナコッタッ……」と小声でフォローw どこでこんなん仕入れてるのw

[1/30]ジョー「海で自撮りをする女子大生」

カメラをセットして後ろ向きに立って、足を外に曲げながら高くジャンプ!

続いてカズヤ、体で文字を表す編。

[1/25]カズヤ「しんにょう!」(両手を左側頭あたりの高さまであげて足を右側に伸ばす)(今考えたら逆だね、コレw)

[1/30]カズヤ「メ!」(as if TT兄弟)

「変な子が来たわね、どうぞ」と奥さんは家にあげてくれる。足元の猫を跨いだり、螺旋階段をぐるぐる登ったり(1/30)しながら、奥さんの元へ到着。「配達物です!」と元気よく渡すと、「ふぇ〜ん」と泣いてしまう。 

★お題と即興ソング

[1/25] 奥さん役のセイヤさん「歌が聞きたい。いつも歌ってくれるでしょ」

ジョー:お題「パンナコッタ」

冒頭から「パンナコッタは置いといて〜♪」とお題をガン無視するかと思いきや、最後に「パンナコッタ〜♪ なんてこった〜♪」と鮮やかな伏線回収w

カズヤ:お題「杏仁豆腐」

歌詞が思いつかなかったのか(笑)、ずっとフェイクみたいなの入れまくってたのがうまかったなぁという記憶!  歌声を堪能できるコーナーでもある!

[1/30]奥さん役のセイヤさん「歌が聞きたい。いつも歌ってくれるでしょ」ジョー「でもいつも奥さんが先に歌ってくれますよね!?w」(返り討ちにあい、焦りながら丈くんに膝蹴りしながら近づいてったすえぴがかわいかった)

セイヤさん:お題「タピオカ」

残酷な天使のテーゼ調なんだけど、タピオカは一切出てこず、ずっとダンゴムシの歌だった印象w にしても、歌がうまーーーい!

カズヤ:お題「カピバラ

もしもしかめよ調で「カピカピカピよ〜」と歌い始め、途中で「カピオカ」というカピバラとタピオカのハイブリッドが登場して笑いが起こるw

★漫才

今度は漫才が見たいという奥さんの無茶振りに、ジョーと草間くんが応える(ここで真剣に打合せする丈リチャが見れる) 「(打ち合わせ時間)10秒!」というもむなしく、セイヤさんとカズヤによって早々にスタートボタンが押されると、M-1の出囃子が流れるw

[1/25]  マネキン

明後日の方向向いてキリッと「ユニクロ」、親と子供で「イオン」、最後は2人でかばんを膝にかけて「サマンサタバサ」w オチがめちゃくちゃキマッてて、さすがの2人!

[1/30] リスニング

草間くんが出題、ジョーが回答者、途中までは英語だったのにフランス語になり「◯△□※ボ~ン」、正解は「アザブジュウバ~ン」w

2人の様子を見てたカズヤが「やりたーい!」と立候補。「でも1人じゃできないんですよねぇ……」と誰が選ばれるかヒヤヒヤタイム(笑)

[1/25]マネキン……?

「草間くん……と見せかけ、バイトリーダー!フル出場って言ってたから!」と配達練習セクションに出ずっぱりのバイトリーダー、その場で項垂れるw 勘弁して〜の土下座も虚しく、ジョーとカズヤで漫才。

もうこの日の記憶はここに掻っ攫われてるんだけど、「マクドナルドのマネキンと見せかけマクドナルドのマーク!」という奇想天外なフリに「(ごめんなさい)」と客席に手を合わせたあと、 

申し訳なさそうにM字開脚をする藤原丈一郎さん(!?)

突破もなさすぎたのと、動揺しすぎてもうw 隠してくれた前掛けに「角ごめん!」と謝るところまでま〜〜 かわいいわ〜〜 はぁ〜〜。カーテンコールでこの無茶振りに対して「やってくれたな!」とプンプンしてたわ。

[1/30]リスニング

お相手はセイヤさん。草間くん・ジョーがいる方向を向いてたのに、真後ろにいるセイヤさんを指名するカズヤの鬼畜さに笑ったw 

最初はカズヤが出題してたのに、途中から「問題出して!」と無茶振りして「はぁ?」とセイヤさんを困らせる(笑)なかなかお題が出てこないので「はやくぅ」「ぱーどぅん?」「あーりー」と煽りを入れまくる鬼w ここで沸いたのが、カズヤが出題途中でなぜか吐息だけ吐いたときなんですが、「今の大丈夫なん!?w」というすえぴのことばに恥ずかしそうにする大橋くんがまーーーアレでした……。アレ。

 

「配達はそんなに簡単じゃない」カズヤへの説法

散々の練習の末、結局配達に行かせてもらえないカズヤは「先輩ってだけで偉そうに!」と激怒。そんなカズヤに「チームの打点王がなんだって、そんなの関係ないねん!」とことばを返す。個人的にはこの場面はなんかせつなかったなー。うん。3人がカズヤにそこまで冷たくする理由がわからなかったからかもしれない。基本的にポップな舞台だけどここは少し空気が違ったな。

3人がなぜそこまで配達に行かせたがらないのか、それは「配達はそんなに簡単じゃない」という思いがあった。カズヤを取り囲むようにして椅子に座る3人、暗くなる会場、しゃべる人だけスポットライトが当てられる。

ジョー「加藤さん家の旦那さんはアル中でな、機嫌が悪いと1、2発殴られる。だから他の店は配達拒否や。でもうちは行く。プロやからな。お前にできるか?」

(こういうちょっと引っかかる表現があるのは、昔の作品のリメイクだからなんなのかと気になっちゃったな。ただ他にも、明らかに当て書きと思われる箇所でうーんと思う台詞も1つあり、表現としてモヤッとする部分もある舞台でした)

セイヤさん「丸山さん家はな、一発ギャグを見させられるねん。微妙なリアクションだったら、ねちねちねちねち説教される。まぁ、その分のバイト代くれるんやけどな、1500円。ちょっといいやろ。お前にできるか?」

草間くん「安田ジョコビッチアンドレアさん家はな、6畳一間でゴリラとオランウータンとチンパンジー飼ってんねん。(オランウータンの真似をしながらみんなの周りをぐるぐる周るw 笑ってはいけない青木さん家の奥さん開催) お前にできるか?」

セイヤさん「村上さん家はなんでもつっこんでくるし、大倉さん家は…… 貴族や」オチw

一言に配達先といってもいろいろあるという話。

 

「このボールが打てたら配達に行ってもええで!」

ラストのシーン。サイレンが鳴って、そこは球場。ピッチャーがセイヤさん、キャッチャーがジョー、ボールが草間くんが操る、そしてバッターがカズヤ。カズヤが打ったら配達が許可されるという最後の大チャンス。ここで伝票をホームベースに見立てて、ベースの土を払う動作をする丈くんの細かい芸がすきだった……。

セイヤさんがボール……ではなくジャガイモを投げる。「カーブがあるかもしれん」「シュートがあるかもしれん」「フォークがあるかもしれん」というナレーションに合わせて草間くんがアグレッシブな動きをするというのがどうしても文字で表現できないw 悔しいw 

カズヤの手元に届いたジャガイモは頭上を飛び越えミットの中へ。「ストラーーーイク!バッターアウト!ゲームセット!」ジョーの声とともにサイレンが鳴り、照明は明るくなる。同時にカズヤの挑戦も終わり。

こうして結局カズヤは配達に行けないまま舞台の幕は降りるのでした。

 

……長!!!!!!!!!!!!!!!!w

細かいところが書ききれないのでざっとですが、これにてお開きです。

ちなみにどこで発見されたのか忘れてしまったんだけど、しょっぱなから舞台上に置いてある大将が残した「イモの芽をとれ」というメモが伝票だったというのがオチ。

初めてSexyZoneのアルバムを買った~アルバム『POP×STEP!?』~

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タイトルの通り、初めてSexyZoneのアルバムを買った。というか、NEWS以外のジャニーズのCDを初めて買った。ことの発端はこのアルバムの制作陣。

tofubeats?……竹内サティフォ!?!?!?!?!?!?!?」

すきなひとが楽曲提供をしていた。とーふさんが手掛けるジャニーズも気になるし、サティフォさんは念願のジャニーズへの楽曲提供だ。彼は自分の弾き語りライブで嵐やSMAPを歌うし、自身のユニットONIGAWARAも最高のアイドルソングを歌う。

ほどなくして極東DANCEのMVが解禁し、視聴が始まり、わたしは決めた。

買います。

そして迎えたフラゲ日。CDを手にして家に帰り、剥けないフィルムがもどかしくハサミでじょきじょきにし、CDプレイヤーにセットした。サブスクは便利だし愛用しているけど、媒体を手にして再生ボタンに手をかけるこの瞬間はいつになってもたまらないな。

ぐるぐる回るCDを見ながら聴き終えた興奮を認めておこうと筆をとった(キーボードを叩いた)わけだけど、一見制作陣も曲の系統も聴こえる色もまるでバラバラに見えるこのアルバム、「ありのままの自分を愛せよ」という価値観が一貫しているので非常にまとまっている。ここまでガッチリ制作の意図を感じることができることにも驚いたし、なによりセクゾというグループの個性がここにあるんだなと強く感じた。このアルバムしか聴いたことがない素人ながらに。

曲の感想とともに、色彩豊かな楽曲から聴こえてきたイメージカラーを載っけながらつらつらといきます。

 

DISK.1

01.極東DANCE

作詞:多田慎也 作曲:A.K.Janeway / 多田慎也 編曲:GRP

イメージカラー: 真紅 

風林火山や物見遊山といった歌詞を用いながらも、サビでは「Tokyo music」と歌い、サウンドはさながらエレクトロポップの和洋折衷。わたしのようにこれを聴いてこのアルバムへの期待感を高めたひとは多かったと思うので、リード曲としても100点!

https://youtu.be/d0JmG1pouvY

MVは日本や欧米ではなく、アジア(台湾とか)のネオン街を思わせる。

https://youtu.be/HYo8YhrDNak

ソロティザーで刀を出してくるあたりが最高なんですが…? 佐藤勝利さんの作画が二次元。CLAMPだしBLEACHだし鬼滅の刃


02.恋のモード
作詞・作曲:浅利進吾 編曲:CHOKKAKU

イメージカラー: ピンク    水色    白 

打って変わってキラキラな音が運んでくるかわいい曲。歌詞もサウンドも従来の女の子アイドルが歌っていそうなのに、セクゾが歌っていても違和感がないのが"らしさ"だと思った。逆に今は女の子アイドルもキラキラでポップなかわいい恋の歌だけを歌っているわけではないし、そのイメージももう古いなぁ。

きっとラブリ― ポップ 

クール セクシーセクシーベイビー

見てわかる通り、とにかくキャッチ―なサビ。編曲のCHOKKAKUさんはジャニーズ界隈では有名な方で、夜空ノムコウ愛されるより 愛したい、VinusからNEWSのトンチキ曲(チャンカパーナポコポンペコーリャ、チュムチュムなど)、キミアトラクションやええじゃないか、さらにはREAL ME(伝説の藤北ユニット曲)までとにかく幅広い色の楽曲に携わっている。

 

03.禁断の果実
作詞:春和 文 作曲:KOUDAI IWATSUBO / Seiji Iwasaki 編曲:生田真心

イメージカラー: ショッキングピンク    パッションオレンジ 

3曲目にこんな曲持ってくるなんて…最高すぎて心臓に悪い…。夏を思わせるイントロのギターから始まり、温度の高い歌詞と曲調で転げ落ちていく、あまりに爆速な都会の夏ソング。今が冬なんて関係ない、ここは夏です。唯一セクゾのちょっと悪い男の顔がでてくる曲。

真っ赤な太陽 黒々
大都会のジャングルをウロウロ
イカした君にメロメロ
狙う獣たちの目がギョロギョロ
キケンな噂は色々
弄ばれた男はゴロゴロ
俺の出番だな そろそろ
何を隠そう俺はジ・ゴ・ロ

めちゃくちゃ韻を踏む。

Darling Darling Sorry Sorry
やばみ ウソ泣きなんて
Darling Darling ずりぃー ずりぃー
Love me
俺ら共犯者!

いっちゃいな! ね!?
ピー・ピー・ピー 禁断の熟した果実よ

よく見ると歌詞がジャニーズトンチキを極めている(褒めてる)。この曲を知らないひとかすきなひとの2択! いったん視聴でいいから聴いてくれ〜〜〜!!!!!(雑レビュー)


04.Honey Honey

作詞:Kanata Okajima 作曲:原 一博 編曲:CHOKKAKU

イメージカラー: 黄色    ベビーピンク 

この曲を聴きながら歩いてるとノリノリになってしまうので気を付けてる。たぶんブラスサウンドと跳ねるベースラインのせいだと思う。

さっき禁断の果実を「唯一セクゾのちょっと悪い男の顔がでてくる曲」と紹介したけど、ほんとにそう!基本的にめちゃくちゃ女の子のことがすきだし、「いつだって最優先さ」「スベテが愛しい」「素顔のキミも好きだから」「素敵なキミを 幸せにするのが たぶんね 僕の使命だと思うんだ」という愛されっぷり。


05.タイムトラベル
作詞:HIKARI 作曲:Victor Sagfors/HIKARI 編曲:CHOKKAKU

イメージカラー: ゴールド    オトナピンク    ネイビー 
ジャニーズのオシャレ曲がすきなひとはすきだと思う(ソースはわたし)

シャンパンの泡のように湧き上がる恋心を描く曲。高揚感や華やかさとほのかな夜の静けさを含んだサウンドをバックに裏声を使って大人セクシーに歌い上げていて、わたしがスタイリストだったらスーツで歌ってもらう~~~!!! なぜなら舞台が同窓会会場だから(推測)です。

「昔すきだったひとに再会したけど、あの頃も今も何もできない自分」目線で、「このままいっそ君を連れ出して」「なんてね」と"したいけどできない"気持ち。大人っぽい曲調なのに歌詞は等身大でかわいい。20代前半~中盤が歌う良さもあるし、30代になって歌われてたらそれもそれで良さがありそうなので、この曲のこと忘れないでね(忘れられていたSweet Martiniが掘り起こされて大歓喜だったNEWS担)


06.Blessed
作詞・作曲・編曲:Kai Takahashi (LUCKY TAPES)

イメージカラー: クリアピンク    夜の色    朝の色 

ゆらゆらしちゃう曲。春の夜に散歩しながら聴きたい。そのまま歩きっぱなしで朝日を浴びちゃいそう。パキッとした曲が多いアルバムの中、靄の間を歩いていくような曲。考えるより感じたい。

P.S.加藤シゲアキさんはすきだと思う!聴いて!(というかすでにこのアルバムを聴いているような気もするし、セクゾがシゲ部で流れてもおかしくないと思ってる)


07.BLUE MOMENT
作詞:前迫潤哉 作曲:前迫潤哉 / ツカダタカシゲ 編曲:石塚知生

イメージカラー: 空色    白    桜色 

このアルバムの中だと逆に浮いて聴こえるさわやかな曲。学生が枝分かれしていく時間を歌っていて、あの青い瞬間にしか感じられない期待感とせつなさがある。これからの卒業シーズンにぴったりなのではと思っている。この曲に関してはもうただ1点めちゃくちゃすきなところを語りたい! 落ちサビの風磨くんです。

思い出はしょっぱくて 甘く苦い 人生のスパイス 戸惑うけれど

初めてセクゾの楽曲をこんなにちゃん聴いているんだけど、このひとの泣きそうな歌声がツボ。ワンフレーズにこれだけせつなさを詰め込めるのかってくらいギュッと濃縮された"涙腺を刺激する成分"が配合されているボイス。感極まっちゃう。


08.○△□
作詞:ケリー 作曲:竹内サティフォ 編曲:生田真心

イメージカラー: パ  ス  テ  ル  カ  ラ  ー 

「まるさんかくしかく HAPPYになれるカタチ ひとつ見つけよう」幸せの形はひとそれぞれだよーとやわらかく歌い上げる曲。

1秒聴いただけで「作曲:竹内サティフォ」を感じてしまうサティフォ節がさく裂している! ほんとは「めっちゃサティフォさん!」という感想は言いたくなかったのだけれど、「めっちゃサティフォさん!」だったので許してほしい(ここまでで5サティフォ)曲調もだけど、キーと構成とサビ前の1小節のせいだと思う。

作曲者の話ばかりで恐縮だけど、このひとはジャニーズに楽曲提供することが夢と言っていたので、ファンとしてはとてもうれしい。こういう形にしたかったんだなーとすごく腑に落ちた。

このひとが竹内電気だった頃からJ-POPの天才だと思っているので、ぜひまた楽曲提供してほしい~~。

本当に そうかな どうかな もう一度

近づいて 離れて 目を凝らして

斜めから 後ろから 確かめてみよう

Bメロのゆったりしたメロディとぽわぽわした歌詞がかわいい!


09.ダヴィンチ
作詞 : MiNE 作曲:Susumu Kawaguchi / MiNE / Atsushi Shimada 編曲:Atsushi Shimada

イメージカラー: 絵の具が混ざりあって限りなく黒に近い色 

まさか!!!四つ打ちを!!!聴くことになるとは思わなかった!!!
ツーステを踏んだ記憶がある。ここは下北沢SHELTERか? 狭いライブハウスでこぶしを突き上げながら聴きたい曲、というか、その手の音楽を聴いてるひとが聴いたら勝手にからだが動き出してしまうはず(かく言う自分もペンライトを振れる自信がない。こぶしでいい?)ぼかすのではなく、直接的にSNSを皮肉り、「芸術はどこ?」と問い「せめて俺達だけは芸術をしよう」って、セクゾこんなに強いグループだったんです?麒麟の子もだけど、メッセージ性が強い歌詞を彼らが歌うことにすごく価値があると思うし、意味があると思ってる。

 

10.まっすぐのススメ!
作詞:金井政人(BIGMAMA) 作曲:Susumu Kawaguchi / MORISHIN 編曲:Susumu Kawaguchi ブラスアレンジ:兼松 衆

イメージカラー: 金    緑 

いかにもなロック調のギターリフと勢いのあるトランペットが景気いい。「腐れ縁で幼馴染」と「家族以上 恋人未満」「彼氏未遂 親友疑惑」、関係が壊れることがこわくて踏み出せない気持ちを歌ってるとは最初気付かなかった。悲観するのではなく明るい曲になっていておもしろい。ドラマにしたら絶対ラブコメ

「どうか神様 ねえ女神様」というパートでどうしても学園天国の「運命の女神様よ このぼくにほほえんで 一度だけでも」を思い出してしまう(同世代で吹奏楽やってたひとには伝わると思ってる)

作詞のBIGMAMAの金井さんは自身のバンドでも作詞作曲をしてる。大学時代、先輩がよくBIGMAMAのコピバンで秘密を歌ってた。


11.Tokyo Hipster
作詞:三浦徳子 作曲:本間昭光 編曲:トオミ ヨウ

イメージカラー: 赤    青    緑    白    セピア色 
モノクロの映像と色彩鮮やかな映像とが交互に脳内を走る、このアルバムの大穴。50年代のトーキョーを白黒テレビで覗いてる気分になる。視聴の段階でそこまで気になっていなかったこの曲、通して聴き終わったあと頭に残る残る…! 「渋谷は谷底」「銀座は海」というのは江戸時代以前の話で、明治時代以降は電車が開通したり今や老舗と呼ばれる店が進出し、どんどん栄えて今に至る。歌いだしから思いっきり過去へ引っ張られる。謡曲を思わせるメロディがどこか懐かしく、それでいて2020年の新しさも感じさせておもしろい。

僕らホモ・サピエンス そんなに生きてないさ
大切なのは 愛 KIMI

注目するのは歌詞。よくよく聴いてみるとめちゃくちゃトンチキ(ジャニーズ的誉め言葉)だけど、

5分、遅刻 謝る君 どうってことないよ
銀河系の はじっこで 出会った二人

銀河系のはじっこで出会えたという理由で5分遅刻をチャラにしてくれるので最高。

オリンピック・パラリンピック期間に東京のどこかの大画面で流してほしいな〜〜〜とぼんやり思ったり。

 

12.MELODY
作詞・作曲・編曲:tofubeats

イメージカラー: 太陽の光色    くすみピンク 

ここの流れが良い! 歌謡曲チックで昔を思わせるTokyo Hipsterから現代的なのに少し懐かしい気持ちになるMELODYの流れが天才すぎる。愛するtofubeats楽曲提供なんだけど、コーラスが本人なのもあり「めっちゃとーふびーつ」(○△□同様若干作り手の個性が強いと思うのは、わたしがすきだからなのかどうなのか…?)無論嫌いなはずもなく、心地よくてよく聴いてる。

冒頭で書いたけど、このアルバムを聴いていてよく感じたのは「ありのままの自分を愛せよ」という曲が多いこと。この曲もまさにそう。よくあるファイトソング(応援歌的な曲)がない代わりに存在しているこの価値観、ありそうで強調されてこなかったように思うのでとっても興味深い。

 

13.One Ability
作詞:MiNE 作曲:STEVEN LEE / MiNE / Atsushi Shimada 編曲:Atsushi Shimada ストリングスアレンジ : 田渕夏海

イメージカラー: 紫    シルバー 

おうおうおう、しょっぱなからいろんな音が聴こえる。すきだと思うでしょ? すきだよ!!!(大声)メロウなメロディに乗せて「Don't say goodbye」と歌う、何となく冬が似合う曲(冷たい音がするからだと思う)

作詞のMiNEさん、なんと「White Love Story」の作詞作曲をしていた(NEWS担への私信)し、「なにわLucky Boy!!」の作詞作曲もしてた(なにわ男子担への私信)Atsushi Shimadaさんと共にジャニーズにかなりの数の曲を提供している。知らなんだ。


14.それでいいよ
作詞:Ms.Mimosa / KOUDAI IWATSUBO 作曲:KOUDAI IWATSUBO / Soma Genda編曲:Soma Genda

イメージカラー: 淡いオレンジ 
最初はさらっと聴いてたのに、何回か聴くうちにじわじわと染みてきて感極まってしまう個人的スルメソング。ほ~~~~~~んとにいい曲。さんざん書いてきた「ありのままの自分を愛せよ」の集大成がこの曲で、「どんな君だって それでいいよ」なわけです。

傷つかぬ為のニセモノなら勇敢なホンモノが美しい

胸に刺さって離れないキーフレーズ。


15.麒麟の子

映画×日本テレビ 深夜ドラマ×Hulu「ブラック校則」主題歌

作詞:EARSY 作曲:KOUDAI IWATSUBO / Kuwagata Fukino 編曲:Kuwagata Fukino

イメージカラー: 金 

きた~~~~~~~~~!!!!!

このエッジの聴いた曲を終盤に置いてきた。シングルとして発売された当時からすきな曲。メロディもすごく頭に残るし、あの振り付けも印象的なんだけど、歌詞がすごく気になる。

Wonder Child!限りない草原を
知らないままの僕らは
こんなにも 汚れきった世の中を
有り難そうに生きてる
黄金の たてがみをなびかせた
勇気ある はみ出し者よ
こんなにも 虚しい時代でこそ
魂の限り叫べ We're Wonder Child!

正直こういうギラギラとしたイメージはないグループだったので、この曲は転機となる曲、もしくは転機があったから歌われた曲なのではないかと思う。

そもそも麒麟の子の「麒麟」について。今絶賛大河ドラマ麒麟がくる」を見てるんだけど(おもしろいよ)、

王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣、麒麟
応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか……
そして、麒麟はいつ、来るのか?

とHPに書いてあるのを見つけた。これを見て「麒麟の子」という曲(を歌うセクゾ)にめちゃくちゃピンと来ません? 仁を持ってエンタメで世界を幸せにしてきたジャニーさんが麒麟、その子がセクゾなのではないかとついつい深読みしちゃう。

 

16.HIKARI
作詞:タナカヒロキ(LEGO BIG MORL)作曲:Simon Janlov / 辻村有記 編曲:Simon Janlov

イメージカラー: 白 

イントロが流れてきた瞬間、「みんな~~~!!! 今日はありがとう~~~!!!」って叫びだしたくなったんだけど!? 自分だったらライブの最後に歌いたい曲。クセの強い曲が並ぶアルバムの最後として申し分ない。

サビに入る前の3セクションがそれぞれ違う雰囲気でクルクル表情を変えるのがおもしろいなーと思った。電子音とピアノが入り混じるサウンドは辻村さんっぽい。作詞のヒロキさんがギターを弾くLEGO BIG MORLもわたしはだいすきなので、ぜひ聴いてみて。

 

DISC.2
01. Show must go on [佐藤勝利]

作詞:佐藤勝利 作曲:Henri Vuortenvirta / 佐伯youthK 編曲:船山基紀 / HENZO

イメージカラー: ワインレッド 

ワインレッドとステージ、ピアノが走りトランペットの音を合図に幕が上がる。曲調と雰囲気といい、めちゃくちゃショー。ここは帝国劇場か?(行ったことないけど)(行ったことある友人に聞いたら合ってたっぽい)この曲は1幕、2幕、3幕と三部構成になっており、「踊り続けてた」と過去を俯瞰し、「踊り続けるの?」を自問し、「踊り続けよう」と意志が固まるまでを物語る。この曲を聴きたすぎて、まずDISK2から聴いた。Show must go onという曲名のソロ曲が収録されると聞いたとき、「佐藤勝利にだけ許されてる…」と目ん玉が落ちそうになったんだけど、たぶんこれを「使っていいかな…」などと迷うことなく選んでそうなところが最高。

このアルバムを聴く前から、最近の勝利くんは顔つきが変わったというか、なんとなく惹きつけれるなにかを感じていて。ずっとソワソワしてた。いうなれば、時限爆弾のリミットが近づいているような感覚。「これからずっと走り続けたい」と思えるまでどんな風だったのかなにも知らないのに、「夢を頂戴」が「夢をあげます」に変化したのを見て胸がいっぱいでたまらなかった。佐藤勝利が目を覚ましたように見えた理由がそこにはあって鳥肌。


02. SHE IS...LOVE [中島健人]
作詞・作曲:中島健人 編曲:GRP

イメージカラー: ギラギラピンク 

とにかく中毒性がすごくてずーーーーーっと聴いてる。ピコピコした音と「La La La La La LOVE」がループしまくってる。こんなにちゃんとケンティーの歌声を聴いたのは初めてかも知れない。曲名通り「SHE IS...LOVE 」といった感じ(急に雑)(説明不要の脳内麻薬なので許して…)ソロの世界観が一貫しているイメージなんだけどどうなんでしょう?(Because of 愛しか知らない)

 

03. HAPPY END [菊池風磨]
作詞:Rachel / Mamiko / Fuma 作曲:Mikeneko Homeless / Mamiko 編曲:Mikeneko Homeless

イメージカラー: 青   紫 

これが最後のまたね

タイトルだけ見て勝手に幸せな曲だと思ってたのに、歌詞の一行目から察するにそうではなかった。思い描くHAPPY ENDを裏切って、言い聞かせるように歌うHAPPY END。きっと狙ってやってるよね、これ。

風磨くんのソロはいつもそうなのかな、受け手によっていくらでも膨らませられる曲。「嫌いになる前に、」の点のあとはなにを言うんだろうとか、たった一度出てくる「私」は誰なのかとか、「引き返そう」がどこからなのかとか、HAPPY ENDはなんなのかとか。おもしろいなと思ったのは、静かに閉まるドアの音を聞いたひとはおかえりを言う側のひとだったところ。そっちなんだーって。

メロウな音に揺られながらうねるメロディライン、セクシーな風磨くんの声がぴったり。電子音×ピアノがすきなのでずっと聴いていたいくらい心地いい。サビで女性ボーカルのコーラスが入ってくるのがアクセントになっていて、ハッとする。

 

04. all this time [マリウス葉]
作詞:Marius Yo / Kanata Okajima 作曲:Andy Love / Andreas Oberg / Christoffer Semelius 編曲:Christoffer Semelius / Andreas Oberg

イメージカラー:ハワイの朝日色 

最後の最後にもってきたマリウスさんのこの曲がまーーーた良い。曲の雰囲気はさながら朝焼けに照らされた浜辺を裸足で歩いているようなオシャレな洋楽なのだけど、歌詞カードを覗いてみると世界が変わる。何も知らされないまま走ってきたこどもが、おとなになりいろいろなことに気づいてしまっても、過去を否定するのではなく、受け入れて今をたのしもうと言う、「だって僕ら、最高だから」。作詞が本人だと知り、こんなにスマートな頭を持ったひとなのかとちょっと震えた。ぜひ日本語訳を見てほしい。

 

9000字超えで笑ってる。もうそれくらいのパッションでこのアルバムが最高だと言いたかった!!!!!

他担ジャニオタもジャニオタじゃないひとも全世界に聴いてほしいし、頼むから配信して~~~!!!!!!!!!!! 機会損失~~~!!!!!!!!!!

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